12月10日～13日。

　
【12月10日（土）】
　
Ｎ塚長姉とRP祐子は、名古屋ドームでB'z。
B'zドームツアー、今年も非常識な巨大空母が出現したらしい。
　
　
『５分間で楽しむ数学』（著：エアハルト・ベーレンツ　訳：鈴木直　岩波書店）か『数学の秘密の本棚』（著：イアン・スチュアート　訳：水谷淳　ソフトバンククリエイティブ）のどっちかに載ってて、
こんな形状の野菜がこの世にあったことを初めて知ったロマネスコ・カリフラワーだが。
おそらく現物にお目にかかることは一生あるまいと思っていたロマネスコ・カリフラワーだが。
　

　
なんとっ、近所のCOOPの店頭で遭遇っ！
　
右のがロマネスコ・カリフラワー。
左のは一緒に買ってきたオレンジ・カリフラワー。
　
上記のどっちかの本によると、
　
1、1、2、3、5、8、13…………のフィボナッチ数列を図で表すと、
　

　
（こちら様のこちらから、無断でへちくってきました）
　
こういう正方形がぐるぐる螺旋に増えてく図になって、これとおんなじ螺旋なものとしてはアンモナイトのぐるぐるが有名ですが、
　
前の数とその前の数を足したフィボナッチ数列と違って、
1、1、1、2、2、3、4、5、7、9、12………という、前の前の数と前の前の前の数を足す数列はプラスチック数といい、
こちらを図にすると、
　

　
（これもこちら様のこちらから、無断でへちくってきました）
　
こんな風に正三角形がぐるぐる螺旋に増えてく図になるそうです。
で、ロマネスコ・カリフラワーのぐるぐるは、こっちの螺旋なのだそうです。
　
どっちも茹がいて火が通ったらお湯を捨ててさらに火にかけて水分飛ばしたとこにバタを放り込んで軽く焦げ目をつけて食べたけど、
美味しいのはオレンジカリフラワーのほうが美味しかった。
　
しかしCOOPの青果仕入れ担当者、このロマネスコ・カリフラワー、よく仕入れる気になったな。
100パーセント勇気～♪
　
　
この日の「地球ドラマチック」、「極寒(ごっかん)に生きる クズリ　～謎の生態に迫る～」を観て、
グズリの可愛さに身悶える。
　
この番組、渡辺徹のナレーションの、どこかとぼけた味わいも楽しい。
　
あ、NHK教育の番組ついでに。
　
「サイエンスZERO」で10月に放送された「身近な熱を電気に変えろ　実用化迫る！熱電発電」で、
ゼーベック効果という温度差が電圧に変換される現象を利用した発電方法のことを初めて知った。　
　
真夏のアスファルト舗装の駐車場、
表面は灼熱だけど、地下一メートルくらいのとこって、たぶんかなりひやっとしてるでしょ？
たとえば堺浜のシーサイドステージの駐車場、
あそこにゼーベック効果を発生させられる金属棒をいっぱい打ち込んだら、真夏ならどれくらい電気を作れるのかな？
　
　
【12月11日（日）】
　
あ、そうか。
この日のネタのせいで、真夏の堺浜の駐車場の灼熱地獄を思い出したのか。
　
あれ、いつの夏だったっけ？
MOVIX堺で午前10時上映開始のライダー＆戦隊の劇場版、舞台挨拶付き、観て、ご飯食べて、午後二時頃外に出たら、外の駐車場、地獄の暑さだったよね？＞映美ちゃん、智子さん、たがるちゃん
　

　
智子さんと映美ちゃんと三人で、梅田ブルク７で「仮面ライダー×仮面ライダー　フォーゼ＆オーズ　MOVIE大戦MEGAMAX」でした。
　
映画、ひさしぶりに映司、アンク、ひなちゃん、ちよこさん、伊達さん、後藤くん、里中さんに鴻上会長が見られて、
翔太郎とフィリップが見られて、
悪役が益岡徹で、
益岡徹の上役が小津さんとこのマジマザーで、
いやもう、お腹いっぱい。
　
舞台挨拶は上映後で、
フォーゼから、弦太朗と賢吾とゆうき。
　
フォーゼはもう第一話のしょっぱな、
賢吾が女の子をベタに振るとこからくじけかけて、
弦太朗の「全校生徒と友達になる」宣言で本格的にくじけたけど、
ゆうきちゃんのポジティブでお気楽で脳天気な明るさだけを頼りに観続けていた。
あ、それと賢吾。
なんかタケ（竹本慎平）に似てるのよ。
タケに似てるのに、とても賢いキャラなのよ。
そのなんともいえないギャップの楽しさもあり、見続けていた。
が、やっぱりくじけかけた頃、神保悟志が先生でゲスト登場、
もちなおしたものの、再度くじけかけていた先週、
仮面ライダーギャレンだった橘さん…じゃなくて天野浩成が校長先生で登場、キャーーーーーｖｖｖｖｖｖ

で、舞台挨拶。
　
ナマゆうきはやっぱり可愛かった。
賢吾はやっぱりタケに似ていた。
弦太朗は長かった。
思ったよりさらに長かった。
手首から先の手の部分の長さにもびっくり。
　
（「流星、弦太朗のコスして、タケとフォーゼごっこしてくんねーかな」
とか、このとき思ったのだが、
この翌月、セカンドライダーとして登場したのが流星という名の交換編入生…）
　
観終わったあと、いつものように梅三小路のレストランで飯を食い、喋り倒す。
　

　
「博多通りもん」は映美ちゃんに貰った。
なーなの遠征みやげ。
　
ところで土日のお昼、梅田に出る用事があるときは、
御堂筋沿いの某駐車場に車を停めておくのだが。
　

　
御堂筋の銀杏並木って、御堂筋がこんな風にずどんと通されてから植えられたと思ってたんだけど、
落語「まめだ」の舞台は道頓堀～三津寺筋だけど、銀杏が重要なマテリアルのひとつだった。
昔からこのあたり、銀杏が多かったのかな？
　
　
夜、近所のローソンのLoppiに、村上信五ひとり舞台「If or...Ⅳ」の当落確認に行く。
　
ひとつめ、うちの固定電話、ハズレ。
ふたつめ、わたしの携帯電話、ハズレ。
みっつめ、八百辰の固定電話、…アッタリーっっっ！！！
　
よっしゃー、二枚ゲーットっ！
　
で、あとのは消化試合のつもりでお気楽に確認したのだが。
　
よっつめ、映美ちゃん携帯、ハズレ。
いつつめ、みわこ携帯、ハズレ。
むっつめ、くらちゃん固定電話、ハズレ。
　
が。
　
ななつめ、RP祐子固定電話、アタリーっ！
やっつめ、RP祐子携帯電話、アタリーっ！
ここのつめ、葉子ちゃん固定電話、アタリーっ！
じゅっこめ、葉子ちゃん携帯電話、アタリーっ！
　
な、な、なんなんだ、これーっっっ！！！
　

　
このへんでびびってしまい、
Ｎ塚末弟携帯、みきちゃん携帯、末弟宅固定電話は、確認しないままスルー。
当った分も、八百辰固定のと、RP祐子固定と、RP祐子携帯の、計六枚だけ発券。
葉子ちゃんごめんなさい、葉子ちゃんのアタリ分、流してしまいましたー。
　
だって一個だけでも当れば御の字と思って、
これ全部、おんなじ日で申し込んでもらったんだもんーーー。
　
あとで調べたら、やっぱりみなさん、それなりにハズれていらっしゃった。
謎の大当たり…。
　
ちなみに発券したチケットは、Ｅ列Ｍ列Ｏ列各二枚ー。
　
　
【12月12日（月）】
　
年末関ジャニ∞京セラドームのチケットが届く。
　
今回、カウコン本宮分が四人合わせて十二枚当ってしまい、
そのうち六枚はお譲り先が決まっていた。
二枚はなつよちゃんとこにきた天空席にすぐ決まったが、
残り四枚はどれを回すか、帯に短し襷に長しー。
てか、こんだけ当って、アリーナ一枚もねえのよ、あははは。
　
そして、カウコン席番報告ついでに村上信五のひとり舞台の嫁ぎ先を探したところ、
かおりちゃんと夏代ちゃんとヨシムラちゃんがそれぞれ一枚、引き取ってくれることに。
　
夏代ちゃんとヨシムラちゃんは申し込んだ分が全滅してたのだが、
かおりちゃんは、申し込んだときのメモをどこにしまったのかわからない～♪　だから確認したくてもできないの～♪という、
当落以前の問題。
　
「それは横山裕か藤井流星並の残念っぷりやで、かおりちゃん…」
　
「え、流星くんって残念な子なんですか？
なんとなくしっかりした好青年だと思ってたんですが」
　
…………………………………
…………………………………
…………………………………
…………………………………
…………………………………
……………………。
　
　
【12月13日（火）】
　
日記覚書になんもなし。
写真もなんもなし。
　
なので、この頃までのお気に入ったまとめスレを。
　
【完っっ全にぶちギレたからポトフ作るわ！！！！！】
　
【じいちゃんにヘイストかけたら死んだ】
　
（この中に出てきて、ググってみてみつけて大好きなのが【婆ちゃんが遂に麦茶の量産体制に入った】。でも、さらに過去にあったらしい「婆麦」はみつけられず）
　
【レベル１くらいの呪い】

　

12月1日～９日。

　
【12月1日（木）】
　
日記覚書になんもなし。
写真もなんもなし。
　
　
【12月2日（金）】
　
松竹座チケット到着。
　
今回の松竹座、
13日＆14日、わたしが昼分を、あーちゃんが夜分を、
いつものようにそれぞれＷ賭けしたのだが、
わたしもあーちゃんも13日全ハズレし、14日分がダブり当選。
　
14日ダブり当たりしたのは、稲子名義と莉菜名義。
莉菜名義は三階三列目だったが、
稲子名義は一階五列目ゲットーーーーーっっっ！！！
　
夜、かっちょとこに莉菜名義のチケットを貰いに行き、
晩飯を呼ばれる。
　
　
【12月3日（土）】
　

　
朝日新聞のこの記事の見出しを「国外初公開なう」と読み間違えかけた原因の一端は、
たぶんこれ。↓

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「炊き上がりなう」　アンドロイド搭載炊飯器が登場はてなブックマーク - 「炊き上がりなう」　アンドロイド搭載炊飯器が登場

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【12月4日（日）】
　
ジョーシンのワゴンセールコーナーで、オムロンの体組成計付体重計が3,999円で売ってるのに遭遇、
つい衝動買い。
　

　
というわけで、DAIKIのワゴンセールで出くわして以来お世話になってた体脂肪計付体重計はお払い箱に。
　

　
　
この日の「海賊戦隊ゴーカイジャー」、
第41話「なくしたくないもの」。
アイム過去編。
しびれた。
　
が、ザンギャックはなぜアイムの星を滅ぼしたのだろう。
滅ぼしたら、征服しても税金とれないじゃん。
特殊な鉱石とか採掘できる星で、採掘するのにその星の居住者がかえって邪魔だったりしたのかな？
　
　
この日、山口県でゴージャスな事故。
ゴージャスな上に、死者も重傷者もなく、日本中を笑顔にしてくれた。
落ちのベンツがこれまたステキ。
　
=========================================================

４日午前10時15分ごろ、山口県下関市小月町の中国自動車道上り線で、多数の高級スポーツカーなどが絡む事故があり、打撲などで男女10人が病院に運ばれた。

多重事故で大破したフェラーリ(４日、山口県下関市小月町の中国自動車道上り線で)＝共同
山口県警高速隊によると、軽傷のほか治療を受けずに帰宅した人もいるという。

　事故に巻き込まれたのはフェラーリ８台、ランボルギーニ１台、ベンツ２台、国産車２台の計13台。愛好家らが九州から広島方面にドライブ中だったとみられる。

　最初に事故を起こした福岡県筑紫野市に住む男性（60）のフェラーリがスピードを出し過ぎた可能性もあるとみて、高速隊が原因を調べる。

　13台とは別に対向車線を走っていたベンツ１台が飛んできた部品に当たったと届けた。ほかに同様の被害を受けた車両が複数あるとみられる。

　高速隊によると、フェラーリが緩い上り坂の左カーブでスリップし、中央分離帯にぶつかって停止。後続車が接触したり追突したりし、現場には約400メートルにわたって部品などが散乱した。当時、路面は前日の雨でぬれていた。

　現場は小月インターチェンジ（ＩＣ）から約１キロ下関ジャンクション（ＪＣＴ）寄り。小月ＩＣ―下関ＪＣＴ間の上り線が約６時間にわたり通行止めになった。〔共同〕

（日経新聞web刊より無断転載）

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【12月5日（月）】
　
実は、松竹座のチケットに集中してて、照史出演の舞台「ビューティフル・サンデー」の申し込みするのをうっかり忘れてて、気づけば受付期間が終わってしまっていた。
　
で、某ちけ竜で、定価＋手数料くらいの適正価格で出てた席未定のを、ついポチっとな。
　
　

　
この夜、巳夜子に異変。
　
トイレ掃除が済んで三和土を掃きだした頃、ぽてぽてと優雅な足取りでやってきて用を足しだすのはいつものことだったが、
用を足し終えてもしぶとくトイレから動かず、
その後、ご飯を食べ終わると、再びトイレ籠り。
　
これは変だと、無理やり捕まえて股間をチェックしてみたら、尿道から血のようなものが。
　
慌ててマンマ動物病院院長センセに電話したところ、
膀胱炎だと思うから、今から行くから連れておいでと。
　
「もう診察時間終わって、おうちに帰られてるでしょ？　ほんとにいいですか？」
　
と一応尋ねてみたところ、
　
「抗生物質持ってる？　あ、持ってへん。
そしたら今夜に越したことないでしょ」
　
ありがたや。
ありがたや。
　
しかしセンセ、
一般家庭には普通、抗生物質はそのへんにごろごろしてないと思います。
　
で、連れて行き、診察していただき、抗生物質を処方していただく。
　
　
【12月6日（火）】
　
年明け恒例、村上信五ひとり舞台は、今回You＆Jでの申し込みはなく、
全席一般、電話申し込み→抽選。
　
「お願い、この番号に電話してー。
そんでゲットした受付番号、メール・シル・チュ・プレ」
　
と友人たちに泣きつきまくる。
　
　
【12月7日（水）】
　
FNS歌謡祭。
関ジャニ∞は出ていなかったが、ずるずる見てしまう。
　
これ、内容的には紅白より断然ゴージャスだよな。
　
平井堅と薬師丸ひろこの声の相性のよさときたら。
そんで小林旭、なんであんなにタキシードが似合うの？
　

　
てれびまがじんの特製ゴーカイジャーDVD申込書。
徹平四歳。
とりあえず嘘は書いていない。
　

　
膀胱炎の巳夜子のために湯たんぽを作ってやる。
湯たんぽの温みを分かち合う、巳夜子と徹平。
　
　
【12月8日（木）】
　
ケアプロスト、届く。
この晩から始める。
　
と日記覚書にあった。
　

　
　
【12月9日（金）】
　
センセが巳夜子に処方してくれた抗生物質は飲み薬だった。
それも、安いかわりにとっても苦い抗生物質だった。
　
一日一度飲ませないといけないのだが、
まあ、いまさらあらためて言うまでもないが、
わたしと巳夜子の折り合いは悪い。とても悪い。
　
ので、薬ひとつ飲ませるにも、茂吉や徹平や啓介のようなわけにはいかない。
　
確か、前にゴンベ連れてって抗生物質必要だったとき、
飲み薬よりかなりお高いけど、注射１本で二週間くらい効果が持続する抗生物質てのがあって、それを打ってもらったはず。
あれを打ってもらおう。
そうしよう。
　
巳夜子との緊張関係に疲れはて、
この日、マンマ動物病院に、再び巳夜子を連れて行った。
　

　
キャリーにみっしりと詰まる巳夜子。
　

　
病院につき、蓋を開けても、
キャリーにみっしり詰まったまま、現実逃避する巳夜子。
　

　
キャリーから引っ張り出され、診察台に乗せられても、
ひたすら自分の殻に閉じこもり続ける巳夜子。
　
　

　
いつもどおり、受付右端の定位置にいらっしゃったモモちゃん。
　

　
向けられるカメラに気づいて目線を決めるモモちゃん。
　
　

11月26日～30日。

　
【11月26日（土）】
　
八百辰で庭猫たちにご飯食べさせてたら、
気がつけば足元に見知らぬ黒い子猫がいたのは、
2008年1月26日、村上信五さんの26歳のお誕生日の日のことだった。
　
その後、その黒い子猫は血液検査で白血病ウィルス保持者と判明、
レトロキャリアの猫は短命、四歳を越えることは滅多にないと、
余命せいぜい四年の宣告を受けのであった。
　

　
満四歳、おめでとおおおおおおおおっ！！！＞徹平
　
センセに思い切ってやってもらったインターフェロン五日連続打ち、
小池さんとこの徹平ちゃんにあやかりますようにと付けた名前、
拾った日が村上さんの誕生日だったこと、
これらも相当効いたと思いますが、
拾ったときは推定生後二ヶ月、だったら生まれたのは11月26日くらい？　あらま、丸とおんなじ誕生日～♪と、
設定誕生日を丸山丸男とおんなじにしたのも、かなり相当効いたと思うのよ。　

そして、
丸は1983年11月26日生まれ。
うちの徹平は2007年11月26日生まれ。

ふと思いついて調べてみたところ、
1983年も2007年も、干支はどっちも亥《いのしし》だったのだ！
誕生日だけでなく、干支まで丸とおんなじだったのだ！
　
まあ、いつ体内のレトロ・ウィルスが牙を剥くかはわかりませんが、
とにかく四歳のデッドラインはクリアして、
明日からは一日一日が、生きてるだけで丸儲け♪
　
あ、丸も28歳のお誕生日、おめでとおおおおお～♪♪♪
　
（本日2012年6月6日現在、徹平なおも丸儲け中）
　
　
【11月27日（日）】　
　
冒険JAPAN来週の予告によると、来週は亮ちゃんと安がUSJ－－－っっっ！！！

え゛ーーーーっっっ！！！
そんなん、いったいいつ来てたんっ？！
　
と、あれこれググってみたところ、
ロケがあったのは15日（月）、
今月わたしらが行った二日後だったらしい…。
　

　
　
【11月28日（月）】
　

　
飯喰う四歳と二日。
　
　
【11月29日（火）】
　
日記覚書になんもなし。
撮った写真もなんもなし。
　
　
【11月30日（水）】
　
さすがに寒くなったから、そろそろアシナガバチたちも死に絶えているだろう。　
そう思って、ひさしぶりに巣を見てみたが。
　

　
まだまだわんさか生存中。
地球温暖化が憎い………。
　
　
しばらく前、おかんが啓介に新しい首輪を買ってきた。
ので、前の首輪と同じく、裏側にうちの屋号と電話番号を油性マジックで書き込もうとして、ふと考えた。
　
もしわたしが迷子の犬を保護したとして、
首輪の裏側なんかわざわざ見てみるだろうか？
いや、見ない。
きっと見ない。
　
というわけで。
　

　
屋号と電話番号、表側に書くことにした。
個人情報剥きだし。
が、これなら脱走して家からかなり離れたとこで車に轢かれて死んでも大丈夫～♪
　
この日莉菜が来て、この個人情報丸出しの首輪をみつけ。
　

　
さらに書き足し。
　
　

11月19日～25日。

　
Enter「この中でいらないキーがありまーすｗｗｗｗｗ」（vipperな俺より）
　
わたし、「Numlock」に一票、と思ったんですが、
「Esc」っっっ！！！
こいつ要らねーーーっっっ！！！！！
まじ要らねーーーーっっっ！！！

（三日分くらい書いたとこでうっかり押してしまい、書いた分が瞬時に吹っ飛んだ模様）


【11月19日（土）】
　
Ｎ塚長姉＋RP祐子＋Ｗ母上＝四名、
この日と次の日、ネズミの国一泊二日の旅に。
　
イズミ屋で着る毛布の特売に遭遇、ついふらふらと衝動買い。
が、この日はぬくくて、試すに至らず。
　

　
　
【11月20日（日）】
　
この日はけっこう冷えたので、着る毛布初出動。
　
ばりげっついぬっくーーーーーいっ！
　
値打ちあるわ、この1,332円～♪
　

　
（が、ついてたボタン、はめてもすぐはずれるので、上端の両側を首の後ろで結ぶことにした）
　
　
日曜日、ラジオ関西で放送されているjamjam、
パソコンとラジオをコードでつなぎ、ラジオをベランダに出して、ずっと聴きつつ録っていたが、
先月か先々月からradikoに参加していたことを、この日の番組内CMで初めて知る。
　

　
2012年6月6日本日現在、「放送大学」が増えて、うちでradikoで聴けるのは計10局。
　
　

　
この月二日撮影のゴンベと麦子。
　
　
【11月21日（月）】
　
関Jr.松竹座復活抽選があったことを、村松女史に教えてもらう。
　
今回、当った者だけ振り込めるシステムで、振込先が銀行振込だったもんねー。
ATMで現金振込して送金者名間違えたり、
未成年者でお母さんに送金頼んでお母さんが自分のキャッシュカードとかで振り込んで、当選した名義と違う名義で送金することになったり、
そういう不幸な人たちのせいで浮いた席が、復活抽選にまわされたのね…。
そのせいで、当選して、送金もしたはずなのに、チケットが届かなかった人、
復活抽選席数分、いたのよね。
　
おお、こわ。
　

　
　
【11月22日（火）】
　
(有)Ｙ村商店の会計期間は11月～10月である。
で、税理士のセンセに送る資料をせっせと作っていたのだが、
当座の明細、一枚だけコピーしわすれたのをコピーしてきたはずなのに、
それがない。
どこにもない。
コピー元もコピーと一緒にしといたので、とりなおしにも行けない。
　
一日中探したがなくて、
やさぐれて、郵便局に受け取りに行ってきた関ジャニ∞のニューアルバムを開封しようとしたら、
amazonからのそのゆうメールの下からみつかった。
　
そこも何度も探したはずなのよ。
狐につままれたみたいなキモチ。
　

【11月23日（水）】
　
日記覚書になんもなし。
この日撮った写真もなし。
　
　
【11月24日（木）】
　
「江戸を斬る　梓右近隠密帳」が再放送されるーーーっっっ！！！
BS-TBSで一月から再放送されるーーーっっっ！！！
　

　
　
この日、ストーブ解禁した模様。　
　

　

　
　
【11月25日（金）】
　
日記覚書によると「ニコニコ動画をだらだら見てたら、気がつけば四時」だったらしい。

なにをそんなにだらだら見続けてたんだろ、わたし…。
　
　

贋作・まめだ。

　
落語「まめだ」。
　
まめだ、とは仔狸の意。

京セラドームの会場内にコンサートのときなど店出ししてる「まめだ」というお稲荷屋さんのお稲荷さんは、
屋号のとおり、ちんまりとした可愛いお稲荷さんで、
わさび入りのがわたしは好きー。
　
【あらすじ】
　
大部屋役者の右三郎は、ある秋の日、道頓堀の芝居小屋からの帰り道、急な時雨に会い、
芝居茶屋で傘を借りる。
その傘をさして歩いていたところ、急に傘がずしっと重くなる。
すぼめてみるが、傘には特に異常はない。
再びさすと、また急にずしっと重くなる。
まめだ（仔狸）が悪さしてやがる、と気づいた右三郎は、
次に傘がずしっと重くなったとき、傘をすぼめず、そのままとんぼ返りしてみたら、
どこかに何かがたたきつけられたような音がして、「ギャンっ！」という声がしたかと思うと、黒い犬みたいなものがダーッと走って逃げて行った。
　
ところでこの右三郎、母親と二人暮らし。
母親は「元祖・びっくり膏」という打ち身によく効く軟膏を売っており、
その売り上げと、右三郎のお給金で、つつましく暮らしている。
　
まめだに悪さされた翌日、右三郎が家に帰ると、母親が膏薬と銭箱を前に考え込んでいる。
売り上げを勘定したら、一銭足りないという。
びっくり膏は貝殻に入れてあって、ひとつ一銭。
減った在庫の数×１銭が売上高で、間違えようもないのだが、何度数えても一銭足りず、銭箱に入れた覚えもない銀杏の葉が一枚入っているという。
次の日も、右三郎が芝居を終えて家に帰ると、膏薬の売り上げが一銭足りない。
一銭足りずに、銀杏の葉が一枚入っている。
そして、前の日もその日も、近所で見かけたことがない陰気な子供が膏薬を買いに来たという。

そういうことが何日か続いたあと、
右三郎が帰ると、やはり母親は考え込んでいる。
「もう、ええ加減にしいな、もおー。また思案してんのかいな」
「どう考えても不思議な」
「不思議なことあらへんがな。銭が一銭足らいで、銀杏の葉が一枚、入ってんのやろ」
「いや、今日はな、ゼゼがちゃんと合《お》うて、銀杏の葉ぁが入ってないねん」
「…、不思議ななあ」
　
あくる日、近所の寺で、仔狸の亡骸がみつかる。
仔狸の亡骸は、体のあちこちに、貝殻を貼り付けていた。
貝殻は、右三郎の母親が商うびっくり膏。
　
あの時雨の夜、右三郎の傘から転がり落とされて怪我したまめだ。
打ち身に効くびっくり膏を買いに行ったまではよかったが、
畜生の悲しさ、使い方がわからず、体のあちこちにそのまま貼り付けただけだったため、
治るものの治らず、弱って死んでしまったらしい。

哀れさに、右三郎はお寺のお住持《っ》さんに、お寺の境内のどこかに埋めてやってお経のひとつもあげてやってほしいと頼み込む。
　
右三郎と右三郎の母親とお寺の住職がまめだの亡骸に手をあわせていると、
境内を秋風が吹きぬけ、銀杏の落ち葉がまめだの亡骸に吹き寄せられる。
　
「おかん、見てみ。狸の仲間から、ぎょうさん香典が届いたがな」
　
　
【分岐点】
　
近所でみかけない陰気な子供が買いにきだしてから、
びっくり膏の売り上げが一銭足りず、かわりに銭箱に銀杏の葉が一枚入っているようになって、数日たった頃。
　
　
【贋作・まめだ】
　
その日は台風が来ており、雨風は激しくなる一方で、
右三郎は芝居小屋には行ったが、その日は興行はとりやめとなり、
小屋の補強などを手伝っただけで、昼前に右三郎は家に帰る。
　
家の近くで、こんな雨風の日だというのに、粗末な絣の着物を着た陰気な子供がとぼとぼ歩いている。
「おい、お前か？　毎日うちに膏薬買いに…」
と右三郎が話しかけた途端、飛び上がって逃げ去ろうとするのを、慌てて捕まえ、
こいつが犯人かとそのまま右腕に抱きかかえて家に帰り、

「おかんっ、毎日膏薬買いにきよる陰気なガキってこいつやろっ」
「…いや、買いにくるんは、まめだやのうて、人間の子供」
「そやからこいつ…、って、うっわーっ！　まめだやんけーっっっ！！！」
　
抱きかかえたときは間違いなく人間の子供だったのに、いわれて見てみれば腕の中にいるのはまめだ。
毛皮はぐっしょりと濡れそぼち、体のあちこちにびっくり膏の貝殻が貼りついていて、ぐったりしている。

これ、あの晩のまめだや。
おれのせいで怪我してもうて、それで毎日びっくり膏買いにきよって、
そやけど畜生の悲しさ、膏薬の使い方がわからんと、貝殻のまんまあちこち貼り付けてよったんや。

気づいた右三郎とその母親はまめだの体を拭いてやり、貼り付いた貝殻をはぎとって、
打ち身の部分の毛を剃って、びっくり膏を塗りつけ、温めてやりながら、寝ずの看病をする。

なんとかまめだの命は助かり、
そのまま右三郎の家で養生させてもらい、
やがて人間の子供の姿に化けて一緒に夕餉の膳を囲めるまで回復する。
　
「よかった、ちゃんと治ったなあ」
「……びゅ」
「お前にも、親も兄弟もおるんやろ？　心配してはるで。
そこまで治ったらもういけるやろ」
「…みゅびゅ」
　
何度も何度もお辞儀して、まめだは右三郎の家を出て行く。
が、再びふたりきりになった母子ふたりの夕餉、右三郎の母親はしきりに寂しがる。
　
が、次の日、右三郎が家に帰ると。
　
「おかん、ただいまー。腹減っ……」
「おかえりー。あ、まめちゃん、ご飯粒ついてるでー。そうそう、そこそこ」
「…ぶびゅ」
　
母親とまめだが仲良く晩ご飯を食べていた。


「まめだ、お前、なんでおるねんーっ！」
　

人の姿には化けられても、人の言葉はちゃんと喋れないまめだから、
根気よく根気よく戻ってきた理由を聞きだしてみると、
家族はまめだが元気な姿で戻ってきたのを大喜びしたけれど、
狸界の掟で、受けた恩は七倍返ししないといけないと、恩返しに戻されたという。
　
再び、右三郎の家で寝起きするようになったまめだ、
家でこまごまと母親の手伝いをしていたが、
ある日、右三郎がなんか忘れ物をして、母親に頼まれて芝居小屋にそれを届けにくる。
　
ところがその日、子役が急に麻疹にかかり、小屋では代役を探していた。
で、まめだが急遽代役を務めることになる。
　
子役だてらにとんぼを切ったりするような子役が出てくる芝居って、あるのかな？
ともかく、そのときかかっていたのはそーゆー芝居で、まめだは見事につとめおおせるのだ。
　
というわけで、子役の麻疹が治るまで、まめだが代役を勤めることになる。
人間に化けているとはいえ、本体は狸、身の軽さは尋常ではない。
まめだが舞台に出るというので、右三郎の芝居は滅多に見にくることがない母親も、いそいそと見物にきて、母親がきているのでまめだもさらに張り切って、ABC-Zの塚ちゃんばりのアクロバットを披露してしまったりなんかする。

　
元の子役の麻疹がそろそろ治って復帰するかな、くらいの頃。
まめだが出番前になんだかそわそわしている。
　
「どないした、まめ」
「…おや、みる、きゃく」
「え、家族が見に来てるんかっ？！」
「びゅ、びゅ、ん、ん」
「え、あのへんたれ、ぜんぶお前の親兄弟いとこにはとこにおじおばじじばば…。
えらいこっちゃ、木戸銭箱が銀杏の葉だらけ」
　
　
これ、誰か、聴かせてくんねーかなーーーー。　
右三郎の幼なじみの娘さんとかも出して、
右三郎の母親と一緒にまめだ可愛がったりしたら、もっと華やかな噺になると思うんだー。
　
あ、でも、元の噺、
右三郎は大部屋役者だけど、その同輩とかはぜんぜん出てこなくて、
市川右團次の弟子っていう設定も、まめだを怪我させることになるとんぼ返りの伏線にしか使われてないのよね。

わざわざ幼なじみの娘さんとか出さなくても、
まめだが代役決まってから、
仲のいい同輩にまめだの素性を尋ねられたり、
まめだの活躍に目をとめた右團次が登場したりしたら、
ぱあっと賑やかな噺になるよね、うん。