うわごと日記

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トランスフォーマー リベンジ。

2009-06-25 02:00:00 | 映画

20日(土)、例によってRP祐子と行きました。
 
前作「トランスフォーマー」もRP祐子と行った。
ふたりして、満腹して帰りましたが。


「リベンジ」も満腹~♪♪♪
 
わたし、映画館で観るのもレンタルしてきて家で観るのもテレビ放映を家で観るのも一緒じゃんー、という人間なんですが、

ビデオレンタル黎明期、借りれるようになった途端、あちこちで勃発した「映画館で観る映画が本当の映画だっ」の主張を、鼻で笑ってた女です

「そうよね~。これまでこまめに映画館で映画さえ観てりゃ映画通でございとえらそうな顔ができてたのが、みんなが観るようになったら、できなくなるもんね~」、などとひそかにせせら笑ってたド根性悪ですとも、ええ

 
これは映画館だっ!
断然、映画館だっ!

スクリーンはでかけりゃでかいほどいいっ!!!
 
前作でもそうだったが、トランスフォームシーンの、理屈抜きの気持ちよさ。
目がね、目が楽しいっていうの。
目がね、ひたすら楽しくて楽しくて楽しいの。

少なくとも、うちの25型ブラウン管だけど地デジ対応テレビでは、
レンタルしてきた前作は、トランスフォームシーン、ぜんぜん物足りませんでした。

人間部分も、
主人公の男の子がいい子で、
前作最初に登場したときはイケイケだと思ったヒロインは実はいい子で、今作でもすごいいい子で、
前作でもすげー楽しかった主人公の両親が、今作ではさらにすげー楽しくて、
前作で砂漠を逃げてた軍人さんは、今作ではオプティマス・プライムたちと一緒にNESTでディセプコン残党狩りしてて。

残念だったのは、
ジョン・ジョリパパ・ボイトの国防長官が今作いなくて、
前作でいい味だしてたコンピューターオタクたちも出番なかったこと。

そんで、観に行く前日、前作あちこち早送りで観て復習してから行ったんです。
復習してよかった。
セクター7のシモンズのことなんか、復習するまで忘れてたわー。

新参入では、主人公のルームメイトがいい味だしてたー。
 
ま、ストーリー的に「ありり?」なとこもあったんですが、
ノープロブレムだよ、こんだけ楽しませてもらったら。

あそこもよかったな。
最初の戦闘のあと、戦死者の棺がいくつも並んでたとこ。
この戦いであんなにも死んだということを、きちんと描いてくれたとこ。

オートポッド連中は、
バンブルビー、今回も可愛かったなー。
最初のほうで、「ハウス!」命じられてふてくされてカマロに戻らずに車庫に入ってくとこなんか、もうたまんなかった。
ヒロインに捕まって寝返るちっちゃいディセプコンも大好き♪
老兵ジェットファイアもステキだったわ。

オプティマス・プライムの遺体がNESTの基地に戻され、
そこにオートポッドたちが集まるシーンでは泣きました。

復活したオプティマス・プライムがジェットファイアから古い部品を譲り渡され新生オプティマス・プライムが誕生するシーンは、
戦隊とか仮面ライダーで中盤くらいに、新しいフォームにチェンジ・アップするときみたいでした。

そんで、わたしずーっと、ナイトライダーが欲しかったんです。
ちゃんとキッドの声で喋ってくれるキッド搭載のナイトライダーが。

バンブルビーのほうがいいかも~。
ガソリン代、かかんないし~。

 
 


映画が始まる前、例によって本屋で立ち読みしていたら、
またもやRP祐子が「えみちゃん、手ぇだして」と言い、
出した手の上にぽんと載せてくれた、UFOキャッチャーで捕ってきたチビシンケンジャーパック。
 


Rookies。

2009-06-25 01:00:00 | 映画
16日(火)、母ちゃんと観に行きました。
ええ、やっと母ちゃんの予定が空いて。

試写会に母ちゃんと二人で行ったことはあるが、
映画館に映画を見に行くのは初めてだ。
そんで初めて気づいたのですが。

うちの母ちゃん、CMが嫌いなんです。
家でテレビ観てても、CMになった途端、チャンネルばちばち替えるんです。
毎週楽しみにしている番組でも、CMになった途端、チャンネル替えて、
替えた先でちょっと面白そうなのやってるとそのまま見てしまい、
そこがCMになるとまたバチバチ替えて、もともと観ていた番組と再びめぐり合うんです。

しかし、この日まで気づかなかったよ…。
上映前の予告編、あれってCMだったのね…。

予告編始まってしばらくした頃、隣からごそごそ音がしたのよ。
母ちゃん、座席の下に突っ込んであった鞄、膝に戻して、中かきまわしてんのよ。
一通りかきまわして、座席の下に戻したと思ったら、また引っ張り出して膝に戻し、またかき回してから、空いてた反対隣の席に置いた挙句…。

「なー、宣伝、まだまだあるんか?」

そうだよね、映画館だとチャンネル替えられないもんねー。

どんな育て方をすれば、こんな堪え性のない女に…。>堺のばあちゃん

※堺のばあちゃん 母ちゃんの母。故人。
母ちゃんの実家は、堺市は堺市でも、市庁舎のすぐそば、戦国時代の堺の町外れ、土居川@今は埋め立てられて阪神高速、越えれば大小路。
うちは明治時代は南河内郡大草村大字S茶屋。堺市になったのもほんの数十年前。
で、母ちゃんの実家のことを「堺」、母方のじじばばを「堺のじいちゃん」「堺のばあちゃん」と呼んでいた




なんでもほかす母ちゃんがこれもほかそうとしてたのを、間一髪救出した、ひいじじの頃の土地の譲渡書。
 
面白かったよおおおおっっっ!!!

一番好きなシーンは、みんながグレてる間もひとり真面目で、野球がやりたくてやりたくて、川藤のことも最初から受け入れて、
映画でも新入部員で即戦力なのに籍だけおいて練習しない赤星を部活に引き入れて、でもそのせいで骨折して地区予選に出られなくなった御子柴くんが、
決勝戦、キャッチャーの若菜が指を骨折したとこで。

御子柴 「先生、俺が出る」

常にチーム全体のこと考えてて、でしゃばらず我を張らない御子柴くんが、いろんな逡巡はあっただろうが、それでも試合に出たくて、やれると思って、迷う川藤にこう言ったとこで、もう涙があふれてあふれて。

決勝戦最初、こだわりから振り逃げしなかった安仁屋の、
「先生、俺を殴ってくれ」もしみたわー。

安仁屋役の市原隼人、実は基本的にはちょっと苦手なタイプの顔なんですが、
「うたばん」にRookiesチームが出て、それぞれ大好きな曲について語るコーナーで、イッチーはB'zの「ギリギリChop!」をあげて、しかも詞の解釈が素晴らしくて、それから大好きになりました。
「駐在さんと僕たちの700日戦争」もよかったわー。

しかし、このときのうたばんで何がびっくりしたといって、中居くんが「ギリギリchop!」という曲名を知らなかったこと

ところでドラマには出てなくて映画に出ている中に、変身する人がふたりいました。
「仮面ライダー甲」でサソードだった山本裕典と、
「仮面ライダーキバ」で紅音也だった武田航平です。
山本裕典は前述の、即戦力の新入部員赤星で、
武田航平は、決勝戦の相手チームのエースです。

山本裕典にはすぐ気づいたけど、武田航平は…。

エンドロールで名前みつけて、えっ、出てたのっ、どこにっ?!とびっくりし、
パンフレットでやっと誰だったか知って、えっ、あのすげー端正な男前でこれ誰だと思った相手チームのピッチャー?!とまたびっくりしたという…。

山本裕典の赤星もかっこよかった。
初めて山本裕典をかっこいいと思った。

仮面ライダーカブトは10話くらいで飽きて、録画はずっとしてR焼きもしたが、この子が出るくらいにはもう、ろくすっぽちゃんと観てなかったのよ。サソードというライダー名も、いま調べて初めて知ったのよ

だから、渋谷隕石がいったいなんだったのかも、いまだに知らないの…

「パズル」でけっこう好きになったが、わたしの中ではこれまで「ぱちもんの淳太」という地位を維持していた

そういえば、「変身する人が4人出てましたね」というのを観終わったあとでどこかで読み、
「佐藤健と山本裕典と武田航平と…、あと誰?」
と思ったら、湯船役の五十嵐隼士だったんですね。ウルトラマンメビウスだったんですね。これ観てないから、何度読んでもすぐ忘れんのよー。

決勝戦、ニコガクが先攻で、満塁ホームランで終わらなかったのも渋かったわー。
安仁屋が投げきって終わるのもしびれたわー。

なんですが。

最後、卒業する部員がひとりひとり川藤に感謝の意を述べるとこ、あそこ、わたしにはくどかったー。
泣く気まんちくりんだったのに、涙が引っ込みました。
が、母ちゃんはここんとこでハンカチを手に啜りあげてたので、これはたぶん少数意見であろう。

そんで、それは絶対ウソと思ったのは。

決勝進出を決めたニコガクが引き上げようとするとこで、決勝戦相手のエースばかりが取材受けてたとこ。

こんなわけのわからんチームが地区予選決勝まで勝ち進んだら、マスコミがほっとくわけあるかいっ!
 








天使と悪魔

2009-05-18 02:36:00 | 映画
 
土曜日の夜、RP祐子とアリオ鳳レイトショーを観に行きました。

例によって、
RP祐子は原作読んでなくて、
わたしはすでに読んでいた。

「ダ・ヴィンチ・コード」が公開される二年前くらいに、『ダ・ヴィンチ・コード』、朝日新聞の読書欄で紹介されてて、で、『ダ・ヴィンチ・コード』も『天国と地獄』も『デセプション・ポイント』も数珠繋ぎに読んでしまったのだった
 

 
前作「ダ・ヴィンチ・コード」は、枝葉末節という名の薀蓄部分、梅の枝を落とすがごとくにばっさばっさと大胆に斬り捨てて、あらすじ全力疾走わき目も振らずにまっしぐら、
これがどんぴしゃ大正解、楽しい娯楽作品に仕上がってたんですが。

「天国と地獄」では間違いだったわ、この手法…。
骨格部分だけだとこれ、こんなに貧相なB級サスペンスだったのか、あはははは…。

うちの近所、いまカモガヤが花盛りらしく、わたくし、気管支喘息全開フルスロットル中で、特に土曜日は辛かったから、
資料保管庫での窒息寸前シーンと、4人目の枢機卿が水に沈められるシーンが、見てて余計に辛かったせいもあるかもしれませんが。
 
冒頭の反物質生成シーンで萎えかけたっちゅうのもあるかなー。
あれはあかんやろー。うそすぎるやろー。
原子1個づつ1個づつ、そのたびに莫大な電力消費して、へっちらほっちらちみちみちみちみ作ってはる方々、あそこを見たら憤死しはるわー。
字幕で見たんですが、ラングトンと一緒に反物質追う学者が「これがあるから質量が存在する」みたいな説明するんだけど、反物質と正物質は相殺して消滅するけど、この世界に質量があるのんと反物質は関係ないんちゃうん?

あと、これは原作でも不快なシーンでしたが、
バチカンの資料保管庫でガリレオの冊子から学者がページ千切りとるとこ、
映画で見てもやっぱり不快でした。

神父さんが左右の襟をつなぐみたいにしてつけてるカラーについては、あんなに短いもんだと思ってなかったからびっくりでした。
詰襟の学ランのカラーあるじゃん。
あれを前後逆につけてるもんだとばかり思ってた。

カラーといえば、「スティグマータ 聖痕」という映画にあったシーンですが、
ローマの街角で娼婦さんたちの一団が主人公にコナかけるんですが、
かけられたガブリエル・バーン扮する神父さん、にこっと笑って彼女らに喉元のカラーを軽く引っ張って見せるのね。
すると娼婦さんたちは、「あっら~、坊主だったの~、それじゃわたしらに用があっちゃいけないわね」みたいな感じで笑いさざめくのね。
で、カソリック圏では、あんな風にカラーつけてたら、日本で坊主が袈裟着てるくらいわかりやすく坊主なのね、と思ったのだった。

 
 
ところで普通の原子が原子核(+)&電子(-)でできてるのに対し、
反物質の原子は原子核(-)&電子(+)です。
電子(+)、いわゆる陽電子ポジトロンについては、1932年に実験で観測されており、今では医療用に使われてたりします。

でもさー、電子のプラスマイナスについては、プラスマイナスじゃなしに別の呼び方にしてくれたら、化学のイオン式とか、もうちょいわかりやすかったと思うのよ。
「マイナスイオン」が、通常より電子が多い状態の分子を指すのか、それとも逆に少ない状態の分子を指すのかすら、おかげでわたし、いまだにどっちがどっちやらなのよー。
 
 


仮面ライダー超電王&ディケイド。

2009-05-08 12:30:00 | 映画


5月1日から公開の「仮面ライダー超電王&ディケイド」、
GW終わってからゆっくり観に行くつもりが、3日放映のディケイド第15話「超モモタロス、誕生!」、

「恥ずかしながら、モモちゃん、帰って参りましたーっ!!」

観たら辛抱たまらんようになり、
でもTOHO鳳では最終放映時間は夕方5時半で、レイトショー1200円は×、
TOHOシネマカードのタダ見ポイントは1回分溜まっていたが、これは今月末公開の「ROOKIES」をおかんと観に行くのに要るので×、

おかんは夜8時過ぎたら眠くなる原始人なのでレイトショーは不可能、週日はゲートで忙しく、土日のお昼に観るしかないのである

ということは、火曜日の会員1300円で観るか、
はたまた水曜日、よくぞ女に生まれけり、レディースデイ1000円で観るか、

と迷った末に、ええ、火曜日、会員1300円で夕方5時半からのを。



入場者限定おまけ、大きなお友達には渡してくれない映画館も多いのですが、
TOHOシネマ鳳は、差別せず配布してくれました。
ごねる気まんちくりんだったので、ちょい拍子抜けでしたが。
わたしが貰ったのはモモちゃんでした。

そんで映画は。

むっちゃげろくそ死ぬほど面白かったああああっっっ!!!!!

以下、超ネタバレ感想は「続きを読む」から。


時間切れでござる。
一泊二日シンケンジャーの旅から帰ってから~。

そんで、金土日分も帰ってから~。
ぶじ録れてますように~。>らぢおの神さま


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書いている今は11日(月)の夜です。
夕べぶじ帰りました。
らぢおも無事に録れていました。

そんで「劇場版・仮面ライダー超電王&ディケイド」です。

電王の劇場版はこれが第四作目だが、
これまでの三作、まるはずれはなかったものの、なんで大阪夏の陣やねんとか、なんでキバがこんな強いねんとか、「ソラが泣いている」乱発に笑ったりとか、なにかしら不満が残ったんですが。

ない。
なかったのよ。
最初から最後までまるごとぜんぶ面白かったのよーーーっっっ!!

昭和初期に行ったときのハナちゃんのハイカラさん姿、可愛かったわ~♪
キバの次狼・リキ・ラモンがそこにいて、それぞれウラちゃんキンちゃんリュウちゃんに憑依されてるのも爆笑したわ~♪
小さくなった良太郎を幸太郎が「じいちゃん」と呼ぶのも微笑ましかったなあ。

篠井英介と柳沢慎吾のクチヒコ&ミミヒコ兄弟も、単純明快でストレートでわかりやすいわるもんぶりが、ケレン味たっぷりの扮装もあいまって、実に痛快であった。

「&ディケイド」なので、ディケイド組も参加、
デンライナーの食堂車の隣の車両にいきなり光写真館が現れて、しかもジーク付きで現れて、すったもんだしたり、
そうだ、そうだ、戦闘シーンにいきなり現れた青縦縞ライダー…って、いま調べました、ディエンドってのか、あの青い縦縞。
あいつがG3(アギト)と王蛇(龍騎)とコーカサス(カブト)の3ライダー召喚するんだけど、王蛇にリュウちゃんが憑依して、憑依して、首まわす(※)のよーっ!!
もう、ここだけでどんだけ笑ったか~。

※「首まわす」仮面ライダー王蛇のトレードマークなしぐさ。ので、変身前の浅倉も首まわしてるとばっか思ってたら、映美ちゃんが行ったトークイベントで浅倉役の萩野崇が「浅倉が首をまわしたことは一度もありません」

映美ちゃんからこれ聞いて、どんだけびっくりしたか

今回の目玉ゲスト南明奈は、
デンライナーがモモタロス回収のために向かった1502年、
オニたちに抵抗する村人のリーダー格で、弓の名手の女戦士。

わたし、南明奈出てるドラマは「シバトラ」しか見たことなくて、
でもあのドラマ、あれこれいろいろ間違えてたけど、婦警さんたちに「シバトラくん、かっこいい~♪」と騒がせたのも大間違い、そこは「童顔のクソチビ」とコケにさせなきゃー、彼女たちは藤木直人にキャーキャーいわなきゃー、それが正しい虚構だろうがーで、
他に、夜中にやってたシチュエイションカフェみたいなのでは南明奈、かなりいい感じだったので、「シバトラ」ではもったいない使い方されてんだろうなーと思ってたんですが。

やっぱりもったいない使い方されてたんだな。
女戦士トキはすごくよかったもん。
難をいえば、衣装、シックでかっこいいのにしてほしかったけど。


そんでユウくんです。
今回のキーパーソンのユウくんです。

まったく気づきませんでした。
伊坂幸太郎並みの鮮やかな手口でした。
見事に騙してもらいました。

おかげで映画終わったあと、わたし、どんだけ幸せだったか~。
あのとき、幸せ度で世界で上位0.1パーセント以内に入ってた自信、むっちゃあるわ~。

そんで次回作ですが。
もちろん作ってくれると思うんですが。
ええ、ハナちゃんが二十歳になるくらいまで、毎年一作か二作。

よくよく思い出してみれば、



侑斗とハナちゃんって父と娘っしょ。

ちなみにハナちゃんと幸太郎は「ちんばいとこ」

この親子の情愛物語(もちろんどたばた、笑って泣かせて笑って笑わせるスラップスティックコメディで)なんかはどうでしょう?
そうなると、タイトルはやはり「仮面ライダー超ゼロノス」か?

書いてたら「超電王」、もっぺん観たくなっちゃった。
水曜日、もっぺん観に行こうかしら。




レッドクリフPart2

2009-04-18 02:39:00 | 映画
のことを書く前に。

あれは2月1日、
あ、今日は1日で映画が1000円で観られるんだっけー、
とか思い出し、
レンタル開始まで我慢するつもりだった「ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」を、ついふらふらひとりで観に行ってしまったときだった。

本編前に「HACHI 約束の犬」が。
ハリウッドリメイク忠犬ハチ公の予告編が。

ハリウッドが忠犬ハチ公の話を映画化するというのは聞いていた。
でも元が悲しい辛いいたたまれない話なので、絶対観ないと思っていたのに。

こんなところで出くわしてしまい…。

ほんの10秒ほどの予告編で、
ほっぺたはずるずるの涙まみれ、鼻もぐずぐずのびしょびしょ。

ぶっちぎりの最短記録。

ハチ公の飼い主役はリチャード・ギア。
最近枯れてきてちょっといい感じだ。
それよりも監督が、監督が、名匠ハルストレムーーーっっっ!!
「ギルバート・グレイブ」で「やかまし村の子どもたち」&「やかまし村の春夏秋冬」で「サイダーハウス・ルール」で「ショコラ」で「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」で「シッピング・ニュース」の、
オレはいまんとここいつでハズレ引いたこたねえぜっ!の常勝監督ラッセ・ハルストレムーーーーっっっ!!!
いや、びっくりした。

きっと観ると思います、「HACHI 約束の犬」。
しかし、ほんの10秒の予告編でこのていたらく、映画館で観る度胸はまったくありません、「HACHI 約束の犬」。

それよりなにより、元の話が秋田犬だから秋田犬が出てくるのは当然だが、秋田犬って卑怯だよなー。
たまらんよな、秋田犬。
鉄板だよな、間違いないよな、秋田犬。


そんで「レッドクリフPart2」である。

「レッドクリフ」の前編は映画館で観た。
RP祐子がどっかでただ券貰ってきて、2枚あったので誘ってくれたのだ。

「三国志」はいいが、監督がジョン・ウーか…。
あたし、ジョン・ウーとは折り合い悪いんだよなー。
「男たちの挽歌」が一番あたりだったと思うけど、いまじゃそれほど印象に残ってないし、
「フェイス/オフ」はいまいちで、
「ミッション・インポッシブル2」もいまいちで、
「ペイチェック」もいまいちだったんだよなー。
でも、ま、金城武が諸葛孔明で、周瑜がトニー・レオンってのは、わくわくするし、
つまんなくっても、タダだしなー。

ところでわたしは吉川英治版で「三国志」はだいたいの筋知ってたが、
RP祐子は諸葛孔明の名前は知ってたが、「『ぎごしょく』? それなに?」くらい、これまで三国志とは無縁であった。

てか、「レッドクリフ」大ヒットまでわたしの周囲であんまり流通してなかった言葉です…。四川大地震のとき「あれって魏・呉・蜀やったら蜀のへんたれやんなあ」と言って、どれだけ通じなかったことか…

ありがとう、ジョン・ウー。これを大ヒットさせて、話をしやすくしてくれて…

しかしできれば四川大地震前に、これを大ヒットさせておいて欲しかったわ、ジョン・ウー
 
で、観てわかるかどうかの不安を抱えてはいたが、
ま、いーか、タダだしー。

と、どちらも舐めた根性で観に行ったPart1でしたが。

面白かったのよーっっっ!!!
筋知ってるわたしも、筋知らないRP祐子も、どっちもむっちゃ面白かったのよーーっっっ!!!

しょっぱなっから、
趙雲子龍、阿斗を抱いて走る、の名シーンだよー。
劉備陣営が形を成す前のうだうだぐだぐだブッチして、いきなりあの名シーンだよー。
劉備も関羽も張飛も、むっちゃ劉備で関羽で張飛だよー。
金城武の諸葛孔明、とぼけて可愛い諸葛孔明でナーイスっ!!
トニー・レオンの周瑜もステキーっ!
小喬、綺麗~♪♪♪
孫権、彫ったみたいなくっきりぱっきりした顔立ちで、あっちゃんとこのケンタに似てる~♪
尚香、ちょっと菅野美穂っぽいけど、これもオッケイ~♪

ヴィッキー・チャオは「少林サッカー」で初めて見て、なんて綺麗で可愛らしい嬢ちゃんだろうと思い、「ヘブン・アンド・アース」でも綺麗で可愛らしくて、「クローサー」でもむっちゃチャーミングで、大大大好きなのに、尚香がヴィッキー・チャオだとぜんぜん気づかなかったわし…

ところで「ヘブン・アンド・アース」、中井貴一がむっちゃ渋くてかっこいいのよ~

クライマックスの戦闘シーンがちょい冗長だったものの、
わたしもRP祐子も満腹したのであった。

で、この「PART2」もすっごい楽しみで、
公開日11日(土)にいそいそと出かけたのだった。

「ごはん、どうするー?」
「食べよ、食べに行こ♪ 今週から土曜日『聞くジャニ』なくなったから、出る前に『もぎたて関ジュース』さえ仕掛けてくだけでええねんもん~♪」

で、21時始まりのレイトショー押さえて、7時頃拾いに行くって言ってたのに、
うちの母ちゃん、この日、自転車でこけてドブ落ちして頭ざっくり切って救急車で病院に搬送されやがってさー。
この「どこにも言うていくとこのない自爆事故」のせいで、病院行ったり八百辰帰ったり病院行ったりのバタバタで、外ご飯はドタキャン、映画館に着いたのも開演時間まぎわだよっ。

今は退院してますー。搬送されて、レントゲン撮って縫ったあと、そのまま家に帰りたがるのを家族みんなで「なにぬかしとんねんーっ」と引き止めて、三泊四日させましたー

ギザギザの傷なので抜糸まで2週間くらいかかるそうです。で、いま、髪を洗えず、ぐちゅぐちゅ文句たれてますー

で、「レッドクリフPart2」です。
「Part1」のとき、ジョン・ウーとやっとわかりあえた気がしたものの、まさか前編後編とは思わず、
「うっそーっ!! これ前編っ?! 聴いてねえよっ! 後編たって、あとは火ぃかけるだけやんけーっっっ!!!」などと暴れましたが。

いや、面白かったーーー。
むっちゃ、面白かったーーー。
Part1より締まりもよく、たるいとこが全然なかった。
レンタル始まったら、もっぺん観るーーーー。

それにしても趙雲子龍、よくぞあれだけ趙雲子龍らしい、誠実そのものの顔の俳優、みつけたな。

 


あいかわらず職務に励んでいる炊事監視隊。