山形県酒田市の不動産業 クリエートプランのブログ

山形県酒田市で売買・賃貸の仲介業務等をしています。日々の出来事等を掲載して行きます。たまに空撮も(笑)

分筆線の記入ミスだろう

2009-09-15 20:32:55 | 業務関連
法務局にはいわゆる「公図」という土地の地番と地形を表示してる図面がある。

明治の頃に作成されたものなので・・測量の技術が未熟?だったため実際の土地の

形状・寸法とは違うものが多々あります。

で・・・土地の分筆を行なった際にはこの公図に分筆線を記入(法務局にて)

致します。線を記入すればそこが当然新たな境界の出来上がり?

今回測量を行なった現場・・・公図を見ると隣接も含め廻りが何箇所か分筆されて

いる。測量現場の土地の形状・・・公図上では隣の土地と段差がついてる・・・

しかし・・・現地では一直線

なんでじゃ?未分筆なのであろうか??

おまけにここ・・・該当地の一部が一丁目・二丁目に町名変更によって公図が

分断されているうえ地番も変更になっており・・ややこしい・・

公図と登記簿を照合しながら・・まるでパズルを解くような感覚。

問題の段差の箇所も分筆線入ってたので「地積測量図(測量の図面)」を見てみた

ら・・・あーーーなるほど・・・そういうことか・・と

測量図の寸法では1メートルなのに公図に記入されてる分筆線の寸法が2メートル

と全く違う。これでは当然隣接と段差が出来るはずだし現地と合わない。。。

原因は公図に分筆線を入れるときのミスですね。。。しかし隣接も同じように

分筆してるのだから図面合わせれば間違いがわかるハズなのに・・・

そん時。その箇所しか見なかったのでしょうね。。。

もし・・・古~い分筆で測量図も役所に無かったら「地図訂正」しなければならな

いだろう。。。単に線の記入ミスで・・

それを直すには測量やら隣接の承諾印やら色々と手間がかかります

昔の人が間違ったものを・・・今の所有者が費用負担して直さねばならぬとは

なんとも合点が行かないものであります。(注:あくまでも当初から間違ってた

場合であり、勝手に境界を変更した場合は地図訂正は出来ません)






E-mail・・・createplan@ic-net.or.jp

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