双方の土地・・・いずれも今年。。相続登記をしていた。
そして・・双方とも空家
依頼者の相続人は県外であり。。しかも当地には幼い頃に少しだけ居住しただけであり。。
当然ながら・・・境界の事については全く知らないと言う。。
お隣さんとの敷地の間には高いブロック塀が築造されていた。
公図地域ゆえ・・・図面の寸法などは・・現地とは・・合うはずもなく。。
まあ・・ブロック塀もあることだし。。ここが境界なんだろな。。と
後日・・お隣さん(現地には住んでおらず市内の別の場所)に境界の立会お願いに訪問
「〇〇の土地の境界を確認したいので宜しくお願いします」
「うん、あそこね・・私の実家でね今は空家なんですよ~」
「そーみたいでしたね。ところで境界なんですが・・お隣さんとの間のブロック塀ですかね?」
「あーーーーーーそこね・・・以前父親から聞いてたんですが。。あのブロック塀は境界から
離して建ててると」
「はっ!そうなんですか?」
「ええ・・あの塀の脇に我が家で以前使用してた排水溝があるはずです。。そこが境界線だと父が言って
ました。」
現地には・・見たところ・・何もなかったが。。
「なんでまた、塀を建てたんんですか?間際らしくなるのに。。」
「なんでもお隣さんから塀を建ててくれ!と言われて止む無く建てたと父が言ってました・・」
そして・・立会当日。。
検証すべく・・塀の脇を掘って見ましたら・・
おおおおーーーービンゴ
排水溝が出てきました。ってことは・・依頼者宅で高低差があるから埋めてしまったのか??
ただ・・これだけで・・お隣さんの言うことが100%正しいとは断定出来ないんだよな
と。。悩みながら・・更に道路側に掘って行きましたら。。
ありました・・境界の石(杭ではなく)が・・赤くペンキも塗られていた。
これは・・もう・・疑う訳には行かんだろな
いや~良かった。
お隣さんは・・・親が境界線のことを子供にしっかりと伝えていたんですね。
何も伝えないで・・あの世に行ってしまう方もおれば・・・
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