建物登記の業務にて現場調査に行ってきたのですが・・・
敷地の形状・長さ・隣接地との位置などが公図とだいぶ違ってる・・・
この現場の公図の作成時期は明治の時代と古い・・・
だが・・・古いと行っても普通はそんなに食い違わないのですが、まれにあるん
ですよね・・・「地図混乱地域」といわれる場所が
「地図混乱地域」というのは。。その通り。。現地と公図の位置関係やらが全く
違ってる地域ということです。例えば図面では自分の敷地の前がAさん所有なのに
Dさん所有地だったり(位置がズレテル)道路に接してるのに全く接してなかたっ
たり・・などなど・・
今回の地域はそのように極端な場所ではなかった・・のだが・・隣接との境界の
位置が図面とだいぶズレテました
こういった場合・・「昔~隣から土地を買ったのだが分筆しないでそのままに
しといたケース」が考えられる一番の要素なのですが、そこはなんせ微妙なん
ですね・・・なんせ明治時代の状況なんて誰も知らないし、代も変わってると
「そんなことは全く聞いてない・・・昔からずっとこの状況だったと・・」
所有者等が言うのが間違いないわけなので(信じて)100%公図が正しいから
境界はここになる!とは断定出来ないので・・・困る?
測量が絡めば「地図訂正」を行い正しい位置関係に公図の境界を直すのが常なので
すが。。単なる建物登記の為に・・わざわざ費用かけて訂正はしないですね
で困るのが建物図面を書くとき・・・結局現況どおりに配置するしかない・・
仕方ないのよね・・・
ただ~怖いのは・・・後で土地を測量したら・・やっぱり公図の境界が正しかった
とかいうことになるとき・・・建物が隣の敷地に越境してました
となるのが・・・怖い。。。
E-mail・・・createplan@ic-net.or.jp
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