節電の影響のお陰というのもなんですが、社内はいつもに比べて冷房が控えめだからかなり過ごし易いし、街を歩いていても各テナントから漏れる大音量のBGMもなく静か。
節電の意識が高まってこの状態なら、普段からこの状態でいいじゃん、と思う。
夏なのに防寒対策が必要なくらい室内をキンキンに冷やさずともいいだろうし、話し声がかき消される位の大音量のBGMなんて必要ないし。
節電の影響を我慢するどころか、わたしにとってはこの状況のほうがかえって過ごしやすい。だから、節電をする必要がなくなっても無理に電気を使わず、今の状態でいいじゃん、今の状態を普通にすればいいじゃん、と思うのです。
こんなことを考えるようになったのもやっぱり、震災があったから。
震災があって、大変なことになってはじめて気づいたこと、考えさせられたことがたくさんあります。
たくさんある中で、とくに大きな問題が『原発』。
福島の『原発』が津波で大変なことになって、その所為もあって電力不足で節電を余儀なくされているのですが、こうなってはじめて『原発』が実にいかにいい加減な認識のもと、運営されてきたかが否が応でも知ることとなりました。
それにしても、原発推進のキャッチフレーズのいい加減なことといったら・・・。
原発は環境に優しいクリーンエネルギー
⇒土壌、大気、海、地球のありとあらゆる場所を放射能汚染させておいて何を言いますのそれも、汚染を浄化する方法は地球の浄化作用に100%依存。完全に浄化されるまでの年月はウン百年とも。
原発は安全
⇒って、大ウソ。原発のせいで家や故郷を失うことになった、たくさんの人たち。いつ戻れるのかも全くわからない・・・。
原発は安価
⇒今回の事故で地域の人の生活保障はもちろん、出荷制限などで損害をこうむった農家、漁業関係者への損害賠償など多額の賠償金が必要になります。結果的にはたぶんこの賠償金も我々の税金が投入されることでしょう。
こんないい加減なうたい文句にわたしたちは洗脳されてきたわけですが、ここにきて、イヤというほど実態を見せ付けられて、もはや自分自身をごまかせなくなりました。
やっぱり原発は危険だった、人の手に負えるものではなかった
のだと。
いままでの日常が原発の危険と隣りあわせで成り立つのなら、多少不便な日常を送ることになっても原発なんてないほうがいい。
原発だけではなく、いままでないがしろにしてきた家族や地域の絆の大切さ。
ごくごくありふれた普通の日常が、実は、当たり前で、永久に続くものではなく、あっという間に崩れ去ってしまうもろいものだったということ。
だからこそ、普通の生活を送れることが本当にありがたいことなのだということ。
今回の震災後、いままではあえて考えようとしなかったことに本気で向き合い、思う人が本当に増えたと思うのです。
そして、今年も前半を折り返して後半戦。
いままで得たたくさんの気づきを自分の中で消化して、今度は自分のものとして日々の生活に落とし込み、のこり半年を更にパワフルに過ごしたいものです。
今日はもう、すっかり夏ですな。
節電の影響で社内も冷房は禁止。事務所内の窓という窓は全開。
心地よい風が夏の匂いを運んできます。
いままではチョコット汗をかく位になると、即座に冷房のスイッチON。
で、設定温度はこれでもかの18度。
外から来る人はいいだろうけど、日がな一日中、室内にいるわたしは冷房が入るとひざ掛け、ウールのカーディガンを羽織り防寒。
こんなのおかしい何か間違っている
と、いつも思う最近の夏。
でも、今年は3月の震災の影響で会社にも節電のおたっしが
結果、冷房はまだ使われず。
でも、これが普通だと思うのですよ。
夏は暑くて汗をかくものだし。
窓を開ければ風が入って結構、涼しいし。
去年の夏みたいに、気絶するような暑さになってから冷房かければいいと思う。
なんだか久々に自然な、普通の夏を体感している今日、暦では夏至だそうで、今年も早くもほぼ半分が過ぎました。
思えば、3月の震災から3ヶ月がたち、わたしたちの生活も普段と変わらない日常が送れるようになりました。でも、このたった3ヶ月の間にわたしたちの日常や意識はもはや以前には戻れないくらい、根本的に大きく変わったように思うのです。
嫌な時こそありがとう、そんな話が以前、読んだ本にありました。
そんなの無理に決まってますわ(脳科学者 澤口先生風)。
一千万歩ゆずって、これ以上嫌なことが続かないようにの「えんがちょ」的なおまじないとしても難しいですわ。
と、つい、本当につい少し前まで思っていました。
それが、ある出来事でついについに開眼
それは、ある人に見当違いのことを言われたのがきっかけなのですが、その時は言われたこと自体に全く反応ができず、というか、何を言われているのかがわからなかったのです。自分でも本当にツクヅク鈍いと思うのですが、しばらくたってからなんとなく嫌な気分がフツフツと湧いてきて。湧いてきたらドンドン気分がブルー。あ、こう見えてすごく気にしてしまう性質なんです。だから、最初は自分が相手の気分を害するようなことを何かしたのだろうか?と考えてしまって。
でも、こういう嫌な時こそ強い味方、『セドナメソッド』があるじゃぁないですか
と、いうわけで、この嫌な気持ちを解放してみたのだけど、あまり気分が晴れない
ふと、気が付いたら、相手のことをイロイロ分析している自分がいたのです。
きっと、○○だからそういう風に受け取ってしまったのだろう。とか
自分が○○だから、わたしもそうだろうと決めつけたのだろう。
きっと、この人はかわいそうな人なんだ。
と。
でも、そこで最近ある方から聞いた話を思い出したのです。
状況を分析しない。あるがままを観察し、認める。
そこで、その状況を思い出して観察してみました。
そうしたら、わたしが嫌な気持ちになった具体的な感情が次から次へと湧いてきて・・・。
条件反射的に湧いてきた感情をフリーズ(凍らせる)しようとしている自分に気づいて、なだめて、只々、湧いてくる感情を眺めて味わっていました。
そう、わたしは幼少期の環境から、ネガティブな感情を感じることなくフリーズさせることを覚えました。
その時はそうすることで、自分の精神のバランスを取っていたのですが、結局、いくらその時感情をフリーズさせても、自分の中に溜まる一方でよくない、ということを大人になってだいぶ経ってから知って、そのために『セドナメソッド」という強い味方も手に入れはしました。
でも・・・。
あまりにも長く感情をフリーズする、ということを習慣的にしてきたために、自分では気が付かないうちに、反射的に感情を凍らせて、仕舞い込んでしまうようになっていたのです。
これではいくら、感情を解放するテクニック、『セドナメソッド』を使えても、意味がありません。
だって、解放すべき感情を自覚できていないのだから・・・。
そのことがずっーとネックだったのですが、今回のことで自分の感情と向き合う、ということができたのです
感情を眺めていた最後にこのことがでてきて。
そうしたら、自然とでてきた言葉が
ありがとう
でした。
嫌な気持ちにならなければ、決して自分の感情と向き合う、なんてことはなく、今回のことは本当にわたしにとっては得難い経験をさせてもらうことができ、だから
ありがとう。
心からこの言葉がでてきました。
嫌なこと時こそ、自分と向き合える貴重な機会なのかもしれません。
だから、嫌な時こそ
ありがとう。
あぁ、素晴らしきかな人生。
健康おたくの私ですが、流行すたりも激しくて、食品もグッズも殆どが1か月くらいしか続かないものばかり。
でも、そんな中でも、時折ヒット品があって長く愛用する物もある。
その一つがこのお茶。
トゥルーシーオーガニックティー。
トゥルーシーとはハーブで知られるバジルの原種で、インドでは古くから各家庭で植えられていてこの葉を毎日2,3枚食すれば病気知らずだといわれて大切にされてきたハーブ。
このお茶はそんなトゥルーシーを使って作られています。
ほかにもこのトゥルーシーにショウガをブレンドした「トゥルーシージンジャーティー」、緑茶をブレンドした「トゥルーシーグリーンティー」がある。
その中でもお気に入りは写真の「トゥルーシーゴツコーラティー」。
ゴツコーラもハーブなのですが、浄化作用が強く、アレルギーにも良いとか。
わたしもこの軽ーいアレルギー体質で、季節によって金属アレルギーなどがでるのですが、この「トゥルーシーゴツコーラティー」を飲むようになってからはチョット調子がいい感じ。
味はハーブティーの中でも飲みやすくておいしい。
飽きっぽいわたしですが、このトゥルーシーティーは毎日飲み続けて早、半年以上続いています。
今日のランチは近所にある『横浜橋商店街』の韓国料理店『南山亭』へ。
ここは韓国人の「オモニ(お母さん)」たちが料理を作ってくれる、本国、韓国の料理店と同じ方式の本場韓国家庭料理店。
何が韓国の料理店と同じ方式と同じかというと、料理でも飲み物(お酒類)でも一品頼む、ともれなくおかずが何品かついてくる。
今日のお惣菜は3品。
手前から「ほうれん草のナムル」「煮黒豆(甘くないよ)」そして奥が「自家製キムチ」。
そして左奥は今はやりの「生マッコリ」。
キムチは古漬けで店内で買うこともできる。
どれもおかわり自由で、おかわりのときは違うおかずがでてくる。
そして、今日のお昼ご飯としてオーダーしたのは「スンドゥブチゲ(豆腐鍋)」と「じゃがいもチヂミ」それと「卵チム(韓国風茶碗蒸し)」。
上はじゃがいもチヂミ(1000円)。ここのはじゃがいもが練ってお餅のようにモチモチして美味しい。
そして、卵チム(800円)。
チムとは蒸した料理という意味で、卵チムは日本でいうところの茶碗蒸し。青ネギが入って少し水分が多め。
ご飯にかけると親子丼のような感じになる。
スンドゥブチゲ(豆腐チゲ)はご飯付きで900円。
通常、卵が入っていることが多いのだけど、ここのは魚介ダシの旨味を効かせるために卵は入っていない。でも、コクのある辛みがとても美味しくてご飯がススム、ススム。
店内は韓国人のお客さんが8割。
外観もちょっと入りづらい雰囲気だけど、料理はとてもおいしく、オモニたちもとても親切。
参鶏湯も20分ほどかかるけど、予約なしで食べることができます。