『美点発見100項目』
広島の小学生の女の子が、いじめてくる子に美点発見を書き続けたら、次の日には、いじめっ子が笑顔で抱きついてきた。
そして、いじめられる事は、無くなった。
この威力、私も今の職場になってから、何度も経験しました。
今の職場では、しょっちゅう価値観が、ぶつかります。
私は、多分どちらかと言うと真面目な人間?(笑)なので、
あからさまに、サボっていたり、
お客様を値踏みしたり、
お客様の悪口を言っている人が、大嫌いです。
そして、価値観のぶつかりが、感情のぶつかりとなって、お互い気まずい思いをすることも、しばしはありました。
そうなると、万が一、私が正しかったとしても、何か後ろめたい、足を引っ張られるような気持ちになり、
仕事に専念できなくなってしまいます。
次の日の朝も、会社で、その人に会うかと思うと、出勤の足取りも重くなります。
重い心のまま会社に出社してしまうと、
朝の挨拶も暗くなったり、朝の何気ない世間話を無視してしまったりして、
職場の人たちとのコミュニケーションが取れなくなってしまい、歯車が合わなくなり、どんどん人間関係がおかしくなってくるのです。
それが、どんどん雪だるま式に膨らんでくると、
仕事の中で協力者が得られなくなり、仕事上でもミスを重ね、信頼を失い、会社で居場所が無くなり、会社に出社できなくなり、うつになってしまう┅┅。
これが、会社生活の中で、何度も繰り返した、うつのサイクルでした。
しかし、今は、私は、会社生活の中で、職場の人間関係で、うつになることは無くなりました。
『美点発見』のおかげなのです。美点発見をすると、たちまち相手と仲良くなれるのです。
そして、最近やり始めた『美点発見100項目』。これ、効果てきめんでした。
具体的には、
朝の出社前の喫茶店で、前日、職場で、少し感情的なトラブルがあった人の美点を、とにかく発見して書きつづけていくのです。
100項目目指して、書き続けていくのです。
できるだけ考え込むことなく、思いつくまま、スピードをあげて箇条書きに書いていくのが、コツのような気がします。
前日、感情的にぶつかった人の良い点、素晴らしい点を発見していくのです。
そこだけに意識を向けるのです。
私の経験では、美点発見を書き続けている間に、私の心の中から、その人と対立するような心が消えていくような感覚が出てきます。
やはり、私も、その人と仲良くしたいのです。誰とでも仲良くなりたいのだと思います。
そして会社に出社します。
昨日感情的にぶつかった記憶が、私の中にありますから、
私の心の中では「よし、〇〇さんに会った瞬間に、ニコッと笑顔で挨拶するぞ。」とちょっと構えているところがあります。
しかし、その人にあった瞬間、その人から「おはようございます。」と明るい笑顔が返ってくるのです。
昨日会ったことは、何もなかったかのように。
これ、私は、今の職場で何度も経験しました。びっくりするくらいです。
この美点発見100項目は、その人と会えなくても、いつでも一人でできます。
感情的にぶつかったその人と、いつでも心の和解ができて仲良くなれる究極の秘法でした。
物の5分から10分ぐらいで、嫌いな人苦手な人と仲良くなれます。
それによって、さらに自分の心の器が大きくなり、さらに人心がダイナミックに入ってくるのを感じます。
美点発見100項目も、まさに黄金の谷の法則の実践なのです。
そう感じる今日この頃です。
ありがとうございました。