私が、2004年4月の佐藤学長の復帰講演会での佐藤学長との出会いが、なぜ号泣するほど感動したのか、そのバックグランドにある私の過去について書いています。
私は、佐藤学長と出会う前に、心の病になり、何度も繰り返しました。
その時に、初めて真理との出会いがあり、心の病に対して、真理からのアプローチで対峙してきました。
私が、心の病に、どのように対峙して、回復への道をたどったのか、
その後の佐藤康行学長との初めての出会いに、なぜ感動したのか、魂動したのか、少しでもご参考になれば嬉しいです。
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前回から続きます。
ヨガの先生の指導を受けて、松葉杖が外れ、ぎこちないながらも歩けるようになり、生きる希望を取り戻した弟でした。
一番喜んでいたのは、両親でした。
マンションの7階から飛び降り、生命の危機に瀕し、そして、命は、とりとめたものの、顔は歪み、足の踵は潰れ、車椅子に座っているだけの植物人間。
話かけても何も答えない、話せない。
そんな弟が、何と満面のニコニコ笑顔で、松葉杖をどこかに置き忘れていることに気づかず、松葉杖をついてた事すら忘れ、二本足で立って歩いている。
医者も驚愕した、弟の元気な姿。
両親が喜ばないはずは、ありません。
弟は、どんどん元気になっていきました。街に1人で出かけるようになり、大学の公開講座に出たり、色々な事に積極的になってきました。
社会復帰できるかもしれない。そんな希望の光が見えたかなと、周りが思い始めた頃、新しい壁が弟の前に立ちはだかりました。
それは、弟と父母との関係性だったのです。
最も弟を愛してやまないはずの父母が、弟が回復していく上での壁となってしまったのです。
そこから起こる弟にまつわる出来事。
そして、その先の、私の佐藤学長との出会いに繋がっていくのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。