心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第203回】うつ病と真理の出会い~なぜ、私は佐藤学長の復帰講演会に魂動したのか~②

2018-07-18 07:29:47 | 日記

2004年4月の佐藤学長の復帰講演会で、なぜ号泣するほど感動したのか、そのバックグランドにある私の過去について書いています。

私は、佐藤学長と出会う前に、心の病になり、何度も繰り返しました。

私が、心の病に、どのように対峙して、回復への道をたどったのか、少しでもご参考になれば嬉しいです。

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前回に続きます。

医者から出された「ノイローゼ(神経症)。」という診断。

私は、訳が分かりませんでした。そんな病気は、甘えだと思っていました。だから信じられませんでした。

そして、医者から「2週間の休養を要する。」という診断書が出ました。

医者からは、精神安定剤を服用するようにという指示が出ましたが、私は拒みました。

なぜか「薬では、自分の心の病は治らない。」という確信だけはあったのです。

しかし、会社に休職願いを出した時に、「せめて医師の処方通りには従ってほしい。」と会社から言われて、

やむを得ず、それに従うことにしました。

私の母の実家がお寺でもあり、そこに身を移して生活してみましたが、全く心の病は回復しませんでした。

ほどなく四国の自宅に戻り、自宅での療養生活に切り替えました。

薬を飲んでも、何か心が変わっているという実感が、全く湧きません。

また体自体は、驚くほど健康です。熱があるわけでもなく体調は普通です。

しかし、会社に行ける気がしない。

私は、どんどん自己嫌悪になってきました。

何か、仕事をサボっているのではないかという罪悪感にも苛まれて、ますます苦しくなってきます。

そんな中、二冊の本が私の立ち治るきっかけをくれました。

一冊は、父から送られたヨガの本でした。

もう一冊は、書店でみつけたうつ病の回復本でした。

どちらも薬を使わず、体からアプローチして生命力を取り戻す方法が書かれていました。

私は、その書籍を読み込み、参考にしながら、ノイローゼと対峙しました。

具体的には、朝、早起きしました。朝5時に起きることにしました。

そして朝起きたら、朝日を浴びながら30分散歩しました。

そして家に帰ってきたら、ヨガの基本ポーズを10種類やりました。

ヨガの基本ポーズをやりながら、合間合間に「シャバアサナ」というリラックスするポーズがあるのですが、

その時に、体がリラックスし、呼吸が深くなり、心がリラックスする感覚を味わうことができました。

そして、気晴らしに、四国の色々なところに旅行に行き、緑にふれたり、温泉に入ったりして、心をひたすら休ませました。

少しずつ外の世界になれてきました。

始めは、旅館に泊まったりしても、そこで働いている方と話すらできなかったのですが、気軽に会話もできるようになってきました。

そして一か月半後、会社に復職しました。

復職日当日は、また恐怖が襲ってきましたが、何とか会社に出社しました。

会社に出社すると、職場の方々が暖かく迎えてくれました。

皆喜んでくれました。

その中には、休職前に色々なことで対立していた人もいましたが、全員が私のことを暖かく迎えてくれたのです。

私は、自分の思い込みで、周りの人たちを、味方と敵に分けていたことに、今は気づけます。

でも、そうではなかった。みんなとても優しい人たちばかりだったのです。

会社の配慮で、仕事のポジションを変えてもらいました。

会社に馴れながら、仕事になれながら、そして精神科に通いながら、それを会社に報告しながら、リハビリしながら働くという環境を、会社で作ってくれました。

私は、とにかく元気になりたい一心で、私の回復のきっかけになった「ヨガ」の教室を、会社近くで探し始めました。

体からのアプローチで心が本当に楽になったのです。

本を見ながらの自己流だったけど、心は楽になった。

だから、ヨガを学ぼう。

そう思ったのです。

そして会社のすぐ近くに小さなヨガ教室を見つけました。

私は、そこに見学に行ったのです。

そして、その場所が、恐らく日本には二つとない、ただ一つの「真理」を体現していたヨガ教室だったのです。

次回に続きます。

ありがとうございました。