私が、2004年4月の佐藤学長の復帰講演会での佐藤学長との出会いが、なぜ号泣するほど感動したのか、そのバックグランドにある私の過去について書いています。
私は、佐藤学長と出会う前に、心の病になり、何度も繰り返しました。
私が、心の病に、どのように対峙して、回復への道をたどったのか、少しでもご参考になれば嬉しいです。
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前回から続きます。
会社を、ノイローゼで休職し、一ヶ月半後に職場に復帰した私でした。
不安恐怖の中での、再出発でしたが、職場では、全員が暖かく優しい笑顔で迎えてくれました。
今、当時の光景を思い出すと、胸に込み上げてくるものがあります。
リハビリしながらの仕事を会社に認めて頂き、プレッシャーに感じる環境は無くなっていました。
しかし、強い不安がつきまといました。
何で、こうなったのかがわからない。また再発するのではないかという不安。
そして、再発したらまた働けなくなってしまうという恐怖が襲うのです。
根本から、心を強くしたい。
私は、仕事帰りに、会社近くのヨガ教室の門を叩きました。
教室に入ると、ヨガのクラスの真っ最中でした。
指導員の方が、私に気付き、教室の中に迎え入れてくれました。
そして、私も見よう見真似ねで、ヨガのポーズを、一緒にやっていました。
しばらくすると突然、指導員の方が生徒さんたちに声をかけました。
『皆さん、今、先生がいらしています。めったに無い機会ですので、予定を変更し、講師を先生にバトンタッチします。それでは、先生よろしくお願いします。』
後ろを見ると、座禅を組んで、長髪を後ろで結わき、いかにも求道者風の男性が座っていました。
その方こそ、8年後に佐藤学長との出会うきっかけとなる真理との縁をつくってくれた、本物の求道ヨガの先生だったのです。
ヨガの先生は、生徒の前でゆっくりと話始めました。
話を聞いていた私は、びっくりしました。
私の知っているヨガの話とは全く違うのです。
いきなり真理と人間の生き方の話でした。
『私たちは、神である。
全ての出来事は神の愛である。
自然法則に沿って生きよ。
全ての出来事の原因は、自分の心にある。
全ての出来事を、自分の学びとせよ。
苦は愛です。苦しいことは喜びである。
全ての出来事を喜びとして、愛として受け取ったら、因果の法則は働かない。
この世の全てのことは、愛という一言で表現できます。
どんな出来事にも対応できるように、自己の適応能力を高めなさい。
生命が即ち神である、そして、心と体は一つである・・・・・・・。』
私が門を叩いたヨガ教室は、ただ体を動かすだけの一般の健康ヨガ教室ではありませんでした。
そこは、真理と本当の心と体の法則を発信している場所だったのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。