私が、2004年4月の佐藤学長の復帰講演会での佐藤学長との出会いが、なぜ号泣するほど感動したのか、そのバックグランドにある私の過去について書いています。
私は、佐藤学長と出会う前に、心の病になり、何度も繰り返しました。
その時に、初めて真理との出会いがあり、心の病に対して、真理からのアプローチで対峙してきました。
私が、心の病に、どのように対峙して、回復への道をたどったのか、
そして、なぜ佐藤康行学長との出会いに感動したのか、魂動したのか、少しでもご参考になれば嬉しいです。
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前回に続きます。
心の病を乗り越えるために通い始めたヨガ教室。
そこは、単にポーズをするだけのヨガ教室ではなかった。
本物の真理、そして心と体の法則を発信する場所でした。
私自身も、もちろん心の病からの回復の道を進みましたが、それと同時に、目の前で起こる奇跡の数々。
病院や医者に見放された難病の人が、目の前で次々と健康を回復していく。
そこは、宇宙法則 因果律、西洋医学、東洋医学、中国の陰陽理論、整体、整骨、ヨガ、指圧、ツボ、食養、マクロビオティック、呼吸法、武道の根本原理を全て含み、はるかに越えていました。
真理と心と体の法則を明確に具体的に発信している場所でした。
そして、私の弟も奇跡を体験します。
私の弟は、うつ病が原因で、自宅マンションから飛び降り自殺を図りました。奇跡的に命はとりとめたものの、
外傷は深く、顔は歪み原型を留めていませんでした。全く別人のゆがんだ顔になってしまいました。
そして足を強打したため、骨を損傷し、かかとの骨の大部分が削れて無くなってしまいました。
1年近く、車椅子で植物人間のような状況が続きましたが、奇跡的に意識を取り戻しました。
しかし、記憶喪失があるのか、言葉もたどたどしく、少しボケが入っているような状況でした。
そこから、何とか、体の面でも回復し、松葉杖をついて歩けるようになりました。
しかし、社会に復帰する状況には程遠く、会社を長期休職し、自宅療養を送る日々でした。
ある日、私は、弟のことをヨガの先生に相談しました。
すると、ヨガの先生は「わかった。一度会って、弟さんの心と体の状態を見てみよう。そしてできることはやらせて頂くよ。」と言ってくださいました。
私は、弟を、四国に呼び寄せました。
私は、実は、弟のことですごく後悔していました。せめてもの罪滅ぼしをしたいという気持ちで一杯でした。
以前弟が、うつ病になり苦しんでいた頃に、当時大阪で働いていた私の元を訪ねてくれたことがありました。
ちょうど阪神淡路大震災があったばかりの頃です。
弟は私にこう言いました。「兄ちゃん、僕ね、うつ病になったけど何とか克服できそうだ。今〇〇しかじかこういう状況なんだよ。」と嬉しそうに私に喋りまくる弟。
私は当時、仕事が余りにも忙しく、かつ仕事がうまく行かず、凄くイライラしていました。
そして弟にこう言い放ってしまったのです。
「心の病なんてあるわけないだろ。甘えるな!!。」
そして、翌日、自宅を出ていく弟を、見送りもせず、送り出した私でした。
その4か月後に、弟は飛び降り自殺を図ったのです。
あの時、もっと弟の話を聞いていれば、こんな事にはならなかったのに・・・。
その取り返しのつかない後悔の、せめて罪滅ぼしになってくれれば・・・。
そういう思いで、私は、弟を、四国に呼んだのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。