様々なガンダムゲームのプレイ結果が創作のガンダム史に反映される。二次創作なのです。其の壱です。
この二次創作は、ジオンの架空の対艦戦闘のエース、【ド・ゲドウ】が活躍する二次創作です。
ただし、ド・ゲドウが挙げる戦果は、様々なガンダムゲームを爺(弩外道の中の人)が一発勝負でプレイした結果を反映し、筆者の意図しない方向に話が向かうのも面白いかなと思っております。
では、ド・ゲドウの設定からご説明しますね。
彼はサイド3の中産階級の家庭に生まれ、妹が1人います。
彼は、非常に優秀でしたが、あまり裕福ではない両親を助けるため、学費のいらない士官学校に進み3席の優秀な成績で卒業しました。
ちなみに、主席は後の赤い彗星【シャア・アズナブル】であり、次席はジオン公国の公王の末子【ガルマ・ザビ】だったため学業でも運動でも2人のはるか後塵を拝して、とても目立たない3席でした。
卒業後、彼は幸運にも兵器開発部門のテストパイロットとして配属され、そこそこ充実した日々を送っていたのでしたが、この特殊な立ち位置と戦争が始まったことにより、英雄に祭り挙げられ、赤い彗星の【シャア】と並び称賛される事になる予定です。
では、今回のゲームプレイに登場する兵器のご紹介をしますね。
今話の戦闘は宇宙空間とコロニーがステージになりますので、一年戦争初期の宇宙兵器が中心になります。
まずは、やられ役の連邦軍から~
マゼラン級宇宙戦艦
連邦郡の主力宇宙戦艦でジオン軍のムサイ級より火力・装甲共に優れていたが、ジオン軍の新型兵器MS(モビルスーツ)に対抗するすべがなく多くの同型艦が撃沈された。
サラミス級宇宙巡洋艦
マゼラン級の補助艦として多数が建造され、戦場に投入されたが、ジオンのMSに手も足も出ず、大敗北を喫した。
コロンブス級宇宙空母
セイバーフィッシュ航宙戦闘機を多数搭載して、連邦軍初期の航宙戦力の中核をになうはずだったが肝心のセイバーフィッシュがジオン軍のMSザクⅠ、ザクⅡに全く歯が立たなかったため、ジオン軍の戦果を増やすだけの存在と化した。
戦争後期、連邦軍もMSを実戦配備した時には、連邦軍の宇宙戦艦はMSを搭載運用可能に改修されており、一線を退いたが輸送艦として活躍した。
セイバーフィッシュ
連邦の主力航宙戦闘機だが、ジオンのMSとの圧倒的性能差のために鉄の棺桶と化して全滅に近い損害を出しながら、ほとんど戦果は挙げられなかった。
ここからジオン軍
そして、今話で【ド・ゲドウ】が搭乗するMS【ザクⅡ】
ジオンが新規開発した革新的兵器。
人形であるため、様々な兵装に容易く換装可能で、また白兵戦時には斧の刃を超高温にして、一振りで戦艦の装甲さえ切り裂くヒートホークを使用し、戦場に革命をもたらした。
同じく、MA【モビルアーマー】の実験機、劣化版ビグロの画像は、ロールアウトした半年後に完成したビグロの画像を載せておきます。
次は、宇宙MAPを載せておきます。
もちろん、3次元の宇宙空間を2次元MAPで表現できるはずもありませんが、ガンダムゲームを使う制約上単純化する必要があったので、ギレンの野望の宇宙MAPで便宜上ジオン、連邦両軍の戦略を展開させて頂きます。
ジオン軍新米パイロットのド・ゲドウ少尉は緊張の面持ちでビグロ試作機のコクピットに乗り込んでいた。
明日、ジオン公国は独立を宣言し、地球連邦政府に独立戦争に挑むことになっているのだが、宣戦布告と同時に攻め込むサイド1に連邦の空母部隊の増援が派遣されたのだ。
彼の任務は、宣戦布告前にジオン軍と悟られる事なく、増援のコロンブス級宇宙空母全てを撃沈することだった。
ジオン軍である事を秘匿するため、任務には彼の愛機のMSザクⅡの使用はゆるされず、試作中のMAビグロの実験機で其の任務に当たる事となった。
ビグロは完成すれば素晴らしい戦闘力を発揮する予定だそうだが、なにしろ試作中の実験機なので性能はとても十分とは言えない。
果たして、ミッションをコンプリートして生還できるのかかなり怪しいと彼は考えていたが、ジオン軍の誰よりも先陣を切れる事で、不安と高揚感が同居する複雑な気分で母艦のムサイが予定宙域に到着するのを今や遅しと待っていた。
想定宙域に出ると即座に出撃命令が出て、ド・ゲドウは慌ただしくカタパルトに機体を装着して、『ド・ゲドウ少尉、出ます!』とオペレーターに簡潔に告げ出撃した。
ムサイを発艦して5分程、目的の艦隊を発見した。
サラミス級巡洋艦2隻、ターゲットのコロンブス級空母は4隻で、幸い艦載機のセイバーフィッシュは1機も直掩していない。
ビグロ試作機の能力では、護衛のサラミス級を相手取るには厳しいと判断し、かれは4隻のコロンブス級空母だけ撃沈する事に決めて、地球光を背にして視覚を無効化できる上方2時の方角から奇襲したのでした。
この戦闘に使ったゲームは、【めぐりあい宇宙】(プラットホーム:PS2)ミッションモード★1-01です。
ド・ゲドウは目標のコロンボス級空母を盾にして、サラミス級巡洋艦の死角から、次々とコロンブス級空母全4隻をあっと言う間に撃沈すると、バーニア全開で母艦へ逃げるように帰還したのでした。
ムサイに戻ると、この作戦の指揮官であり艦長でもあるスーン大佐からお褒めの言葉を賜り、戦時特例により作戦終了直後に中尉に昇進した。
戦闘を性能の劣る試作MAで実行し、完全に遂行できたことと、特例昇進がうれしかったので、ド・ゲドウは明らかに上機嫌だったのだが、オペレーターのノエル・アンダーソン伍長に声を掛けられた。
『ド・ゲドウ中尉殿、おめでとうございます。ご機嫌ですね。』
『あれっ?顔に出てた。』
『はい。』
『あは。』と短く笑ってごまかすド・ゲドウ
『明日からも、本艦は連戦です。中尉殿なら大丈夫だと思いますけど、気をつけて下さいね。』
『ありがとう、次も戦果を挙げられるように頑張るよ。』
ノエル伍長は、それを聞くとニコッと微笑んで敬礼した。
明日は、いよいよ地球連邦に宣戦布告だ、我々を含めた小規模艦隊は、宣戦布告と同時にサイド1に侵攻する。
艦船数では、サイド1駐留の連邦艦隊より我々ははるかに少ないけれどムサイ1隻にザクⅡ3機が積み込まれているのだ、おそらくまともな戦闘にはならずジオン軍の一方的な虐殺になるだろう。
連邦艦隊殲滅の後には、サイド1の各バンチ(コロニー)には、GGガスが充填され住民は皆殺しにされる事になっている。
それを思うと、ちょっと気が重いが今日の功績を買われて、ド・ゲドウは連邦艦隊殲滅に参加する事が決まり、GGガスで大量殺人をする担当から外れて少しほっとしていた。
翌日、いよいよサイド1侵攻作戦だ。
ド・ゲドウは愛機のザクⅡに乗って、落ち着いて作戦を反芻していた。
与えられた任務は、単機での威力偵察任務、勝てると思えば自由に交戦してもよいと命令されていた。
カタパルトから射出されて10分程過ぎた頃にマゼラン級戦艦2隻、サラミス級巡洋艦4隻、合計6隻の分遣艦隊を発見した。
これくらいなら、ポンコツ機で空母4隻始末するより簡単だと思わずほくそ笑んだ、だってザクⅡの性能は連邦艦隊に対して圧倒的なのだから。
今日も、地球を背にして敵艦隊に奇襲を掛けた。
ミノフスキー粒子が散布された中では、レーダーは役にたたず敵を発見するには大昔の戦闘のように目視で発見するしかないのだから。
敵艦隊の進行方向に逆らいながら敵艦隊の先頭艦から順次後続艦を撃沈していった。
弾切れにならないよう、ランドセルの後ろにいかつい弾倉BOXを背負っているから、後2艦隊くらいと戦闘しても安心余裕。
この戦闘に使ったゲームは、【機動戦士ガンダム 連邦vsジオンDX】(プラットホーム:PS2)エクストラミッション02【敵艦隊を撃沈せよ】です。
艦隊に襲いかかるザクⅡに搭乗するド・ゲドウ中尉。
そしてレザルト
マゼラン級戦艦2隻撃沈
サラミス級巡洋艦4隻撃沈
その後、敵主力に接敵したときは、アリがたかるように味方のザクⅡとザクⅠが戦っていたので、後方から援護くらいしかできなかった。
任務終了して、母艦に帰ると艦長が機嫌よく迎えてくれた。
なんでも単機で戦艦を撃沈した士官はいなかったそうだ、そりゃあんなにいっぱい競争相手がいたら無理。
ムサイの収容力もザク3機で1個小隊で行動するから単機で戦果を挙げるのは困難だ。
そして、ド・ゲドウは乗る船に恵まれた。この艦は特殊任務を帯びた特務艦、ザクⅡはド・ゲドウの1機しか積んでいない。
だから、単独で敵艦隊にも当たれたのだ。
しかし、事情はどうあれ戦果は戦果なのでド・ゲドウは2日連続で昇進、大尉になった(^_^;)
次の侵攻目標は、サイド4。
翌々日、当然と言うべきか、ド・ゲドウはまたも単機で威力偵察任務に就いた。
ツイてる時なんてこんなものだろか、2連続で6隻の分遣艦隊に遭遇した。
もっとも、両艦隊の編成はやや異なっていたが、まず1つめの分遣艦隊との戦闘。
この戦闘に使ったゲームは、【機動戦士ガンダム 連邦vsジオンDX】(プラットホーム:PS2)エクストラミッション02【敵艦隊を撃沈せよ】です。
艦隊に襲いかかるザクⅡに搭乗するド・ゲドウ大尉。
そしてレザルト
マゼラン級戦艦3隻撃沈
サラミス級巡洋艦3隻撃沈
2艦隊めの戦闘は
そしてレザルト
マゼラン級戦艦2隻撃沈
サラミス級巡洋艦4隻撃沈
母艦に帰ると、出迎えたのは艦長だけでなく、多くのメディア関係者も一緒だった。
どうやら国威高揚のためにド・ゲドウを英雄に祭り上げるつもりらしい。
上からの指示だろうか?
そのことを聞きつけた、この攻略艦隊の艦隊司令が少佐の辞令を持って来て、カメラ砲列の前でド・ゲドウと並んで取材されていた。
艦隊司令はあることないこと話してド・ゲドウを持ち上げた。
こうして、ド・ゲドウは作られた英雄になり階級を少佐に上げた。
こうして、当座の作戦行動を終えて約1週間ぶりに艦隊はサイド3に帰ったのだった。
驚いた事に、宇宙港で公王の長女キシリア様が乗艦で待っていると知らされた、その上、ド・ゲドウはキシリア様のグラナダ艦隊旗艦へ夕食に招かれた!
ド・ゲドウの通算戦果
マゼラン級宇宙戦艦:7隻撃沈
サラミス級宇宙巡洋艦:11隻撃沈
コロンブス級宇宙空母:4隻撃沈
以下次号。お楽しみに!?
『あなたの未来が輝かしいものでありますように~♪』
この二次創作は、ジオンの架空の対艦戦闘のエース、【ド・ゲドウ】が活躍する二次創作です。
ただし、ド・ゲドウが挙げる戦果は、様々なガンダムゲームを爺(弩外道の中の人)が一発勝負でプレイした結果を反映し、筆者の意図しない方向に話が向かうのも面白いかなと思っております。
では、ド・ゲドウの設定からご説明しますね。
彼はサイド3の中産階級の家庭に生まれ、妹が1人います。
彼は、非常に優秀でしたが、あまり裕福ではない両親を助けるため、学費のいらない士官学校に進み3席の優秀な成績で卒業しました。
ちなみに、主席は後の赤い彗星【シャア・アズナブル】であり、次席はジオン公国の公王の末子【ガルマ・ザビ】だったため学業でも運動でも2人のはるか後塵を拝して、とても目立たない3席でした。
卒業後、彼は幸運にも兵器開発部門のテストパイロットとして配属され、そこそこ充実した日々を送っていたのでしたが、この特殊な立ち位置と戦争が始まったことにより、英雄に祭り挙げられ、赤い彗星の【シャア】と並び称賛される事になる予定です。
では、今回のゲームプレイに登場する兵器のご紹介をしますね。
今話の戦闘は宇宙空間とコロニーがステージになりますので、一年戦争初期の宇宙兵器が中心になります。
まずは、やられ役の連邦軍から~
マゼラン級宇宙戦艦
連邦郡の主力宇宙戦艦でジオン軍のムサイ級より火力・装甲共に優れていたが、ジオン軍の新型兵器MS(モビルスーツ)に対抗するすべがなく多くの同型艦が撃沈された。
サラミス級宇宙巡洋艦
マゼラン級の補助艦として多数が建造され、戦場に投入されたが、ジオンのMSに手も足も出ず、大敗北を喫した。
コロンブス級宇宙空母
セイバーフィッシュ航宙戦闘機を多数搭載して、連邦軍初期の航宙戦力の中核をになうはずだったが肝心のセイバーフィッシュがジオン軍のMSザクⅠ、ザクⅡに全く歯が立たなかったため、ジオン軍の戦果を増やすだけの存在と化した。
戦争後期、連邦軍もMSを実戦配備した時には、連邦軍の宇宙戦艦はMSを搭載運用可能に改修されており、一線を退いたが輸送艦として活躍した。
セイバーフィッシュ
連邦の主力航宙戦闘機だが、ジオンのMSとの圧倒的性能差のために鉄の棺桶と化して全滅に近い損害を出しながら、ほとんど戦果は挙げられなかった。
ここからジオン軍
そして、今話で【ド・ゲドウ】が搭乗するMS【ザクⅡ】
ジオンが新規開発した革新的兵器。
人形であるため、様々な兵装に容易く換装可能で、また白兵戦時には斧の刃を超高温にして、一振りで戦艦の装甲さえ切り裂くヒートホークを使用し、戦場に革命をもたらした。
同じく、MA【モビルアーマー】の実験機、劣化版ビグロの画像は、ロールアウトした半年後に完成したビグロの画像を載せておきます。
次は、宇宙MAPを載せておきます。
もちろん、3次元の宇宙空間を2次元MAPで表現できるはずもありませんが、ガンダムゲームを使う制約上単純化する必要があったので、ギレンの野望の宇宙MAPで便宜上ジオン、連邦両軍の戦略を展開させて頂きます。
ジオン軍新米パイロットのド・ゲドウ少尉は緊張の面持ちでビグロ試作機のコクピットに乗り込んでいた。
明日、ジオン公国は独立を宣言し、地球連邦政府に独立戦争に挑むことになっているのだが、宣戦布告と同時に攻め込むサイド1に連邦の空母部隊の増援が派遣されたのだ。
彼の任務は、宣戦布告前にジオン軍と悟られる事なく、増援のコロンブス級宇宙空母全てを撃沈することだった。
ジオン軍である事を秘匿するため、任務には彼の愛機のMSザクⅡの使用はゆるされず、試作中のMAビグロの実験機で其の任務に当たる事となった。
ビグロは完成すれば素晴らしい戦闘力を発揮する予定だそうだが、なにしろ試作中の実験機なので性能はとても十分とは言えない。
果たして、ミッションをコンプリートして生還できるのかかなり怪しいと彼は考えていたが、ジオン軍の誰よりも先陣を切れる事で、不安と高揚感が同居する複雑な気分で母艦のムサイが予定宙域に到着するのを今や遅しと待っていた。
想定宙域に出ると即座に出撃命令が出て、ド・ゲドウは慌ただしくカタパルトに機体を装着して、『ド・ゲドウ少尉、出ます!』とオペレーターに簡潔に告げ出撃した。
ムサイを発艦して5分程、目的の艦隊を発見した。
サラミス級巡洋艦2隻、ターゲットのコロンブス級空母は4隻で、幸い艦載機のセイバーフィッシュは1機も直掩していない。
ビグロ試作機の能力では、護衛のサラミス級を相手取るには厳しいと判断し、かれは4隻のコロンブス級空母だけ撃沈する事に決めて、地球光を背にして視覚を無効化できる上方2時の方角から奇襲したのでした。
この戦闘に使ったゲームは、【めぐりあい宇宙】(プラットホーム:PS2)ミッションモード★1-01です。
ド・ゲドウは目標のコロンボス級空母を盾にして、サラミス級巡洋艦の死角から、次々とコロンブス級空母全4隻をあっと言う間に撃沈すると、バーニア全開で母艦へ逃げるように帰還したのでした。
ムサイに戻ると、この作戦の指揮官であり艦長でもあるスーン大佐からお褒めの言葉を賜り、戦時特例により作戦終了直後に中尉に昇進した。
戦闘を性能の劣る試作MAで実行し、完全に遂行できたことと、特例昇進がうれしかったので、ド・ゲドウは明らかに上機嫌だったのだが、オペレーターのノエル・アンダーソン伍長に声を掛けられた。
『ド・ゲドウ中尉殿、おめでとうございます。ご機嫌ですね。』
『あれっ?顔に出てた。』
『はい。』
『あは。』と短く笑ってごまかすド・ゲドウ
『明日からも、本艦は連戦です。中尉殿なら大丈夫だと思いますけど、気をつけて下さいね。』
『ありがとう、次も戦果を挙げられるように頑張るよ。』
ノエル伍長は、それを聞くとニコッと微笑んで敬礼した。
明日は、いよいよ地球連邦に宣戦布告だ、我々を含めた小規模艦隊は、宣戦布告と同時にサイド1に侵攻する。
艦船数では、サイド1駐留の連邦艦隊より我々ははるかに少ないけれどムサイ1隻にザクⅡ3機が積み込まれているのだ、おそらくまともな戦闘にはならずジオン軍の一方的な虐殺になるだろう。
連邦艦隊殲滅の後には、サイド1の各バンチ(コロニー)には、GGガスが充填され住民は皆殺しにされる事になっている。
それを思うと、ちょっと気が重いが今日の功績を買われて、ド・ゲドウは連邦艦隊殲滅に参加する事が決まり、GGガスで大量殺人をする担当から外れて少しほっとしていた。
翌日、いよいよサイド1侵攻作戦だ。
ド・ゲドウは愛機のザクⅡに乗って、落ち着いて作戦を反芻していた。
与えられた任務は、単機での威力偵察任務、勝てると思えば自由に交戦してもよいと命令されていた。
カタパルトから射出されて10分程過ぎた頃にマゼラン級戦艦2隻、サラミス級巡洋艦4隻、合計6隻の分遣艦隊を発見した。
これくらいなら、ポンコツ機で空母4隻始末するより簡単だと思わずほくそ笑んだ、だってザクⅡの性能は連邦艦隊に対して圧倒的なのだから。
今日も、地球を背にして敵艦隊に奇襲を掛けた。
ミノフスキー粒子が散布された中では、レーダーは役にたたず敵を発見するには大昔の戦闘のように目視で発見するしかないのだから。
敵艦隊の進行方向に逆らいながら敵艦隊の先頭艦から順次後続艦を撃沈していった。
弾切れにならないよう、ランドセルの後ろにいかつい弾倉BOXを背負っているから、後2艦隊くらいと戦闘しても安心余裕。
この戦闘に使ったゲームは、【機動戦士ガンダム 連邦vsジオンDX】(プラットホーム:PS2)エクストラミッション02【敵艦隊を撃沈せよ】です。
艦隊に襲いかかるザクⅡに搭乗するド・ゲドウ中尉。
そしてレザルト
マゼラン級戦艦2隻撃沈
サラミス級巡洋艦4隻撃沈
その後、敵主力に接敵したときは、アリがたかるように味方のザクⅡとザクⅠが戦っていたので、後方から援護くらいしかできなかった。
任務終了して、母艦に帰ると艦長が機嫌よく迎えてくれた。
なんでも単機で戦艦を撃沈した士官はいなかったそうだ、そりゃあんなにいっぱい競争相手がいたら無理。
ムサイの収容力もザク3機で1個小隊で行動するから単機で戦果を挙げるのは困難だ。
そして、ド・ゲドウは乗る船に恵まれた。この艦は特殊任務を帯びた特務艦、ザクⅡはド・ゲドウの1機しか積んでいない。
だから、単独で敵艦隊にも当たれたのだ。
しかし、事情はどうあれ戦果は戦果なのでド・ゲドウは2日連続で昇進、大尉になった(^_^;)
次の侵攻目標は、サイド4。
翌々日、当然と言うべきか、ド・ゲドウはまたも単機で威力偵察任務に就いた。
ツイてる時なんてこんなものだろか、2連続で6隻の分遣艦隊に遭遇した。
もっとも、両艦隊の編成はやや異なっていたが、まず1つめの分遣艦隊との戦闘。
この戦闘に使ったゲームは、【機動戦士ガンダム 連邦vsジオンDX】(プラットホーム:PS2)エクストラミッション02【敵艦隊を撃沈せよ】です。
艦隊に襲いかかるザクⅡに搭乗するド・ゲドウ大尉。
そしてレザルト
マゼラン級戦艦3隻撃沈
サラミス級巡洋艦3隻撃沈
2艦隊めの戦闘は
そしてレザルト
マゼラン級戦艦2隻撃沈
サラミス級巡洋艦4隻撃沈
母艦に帰ると、出迎えたのは艦長だけでなく、多くのメディア関係者も一緒だった。
どうやら国威高揚のためにド・ゲドウを英雄に祭り上げるつもりらしい。
上からの指示だろうか?
そのことを聞きつけた、この攻略艦隊の艦隊司令が少佐の辞令を持って来て、カメラ砲列の前でド・ゲドウと並んで取材されていた。
艦隊司令はあることないこと話してド・ゲドウを持ち上げた。
こうして、ド・ゲドウは作られた英雄になり階級を少佐に上げた。
こうして、当座の作戦行動を終えて約1週間ぶりに艦隊はサイド3に帰ったのだった。
驚いた事に、宇宙港で公王の長女キシリア様が乗艦で待っていると知らされた、その上、ド・ゲドウはキシリア様のグラナダ艦隊旗艦へ夕食に招かれた!
ド・ゲドウの通算戦果
マゼラン級宇宙戦艦:7隻撃沈
サラミス級宇宙巡洋艦:11隻撃沈
コロンブス級宇宙空母:4隻撃沈
以下次号。お楽しみに!?
『あなたの未来が輝かしいものでありますように~♪』