NHK第一ラジオに「著者に聞きたい本のツボ」というコーナーがある。
今朝は、小出遙子著『教えてお坊さん!「さとり」ってなんですか』
著者の「悟り」との格闘が語られ、「悟り」を得たと思いこんだところで、
思考は閉じてしまうと言っていた。
思考が閉じるということは、自分なりにはそこで完結してしまっている。
完結し、閉じてしまえば、他事、他者を否定する方向に移行しがちだ。
大事なのは、「悟り、気づき」を得た後の修行、「悟後の修行」だという。
「悟り」の状態は、修行で維持していかないと、雲散霧消してしまい、
また迷いの道を歩みだす。
ウォーキングの世界でも、「こうあるべき」論が、横行している。
自分なりに「こうあるべき」というところまでは、努めたほうが良いが、
それで完結してしまうと、独善に陥る。
自省したい
北川辺中学校脇の小公園にある「日時計」~電波時計で14:32
こんなに正確だとは思わなかった。