悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

悟りとウォーク

2016-12-25 20:25:16 | 雑記

NHK第一ラジオに「著者に聞きたい本のツボ」というコーナーがある。
今朝は、小出遙子著『教えてお坊さん!「さとり」ってなんですか』

著者の「悟り」との格闘が語られ、「悟り」を得たと思いこんだところで、
思考は閉じてしまうと言っていた。

思考が閉じるということは、自分なりにはそこで完結してしまっている。
完結し、閉じてしまえば、他事、他者を否定する方向に移行しがちだ。

大事なのは、「悟り、気づき」を得た後の修行、「悟後の修行」だという。
「悟り」の状態は、修行で維持していかないと、雲散霧消してしまい、
また迷いの道を歩みだす。

ウォーキングの世界でも、「こうあるべき」論が、横行している。
自分なりに「こうあるべき」というところまでは、努めたほうが良いが、
それで完結してしまうと、独善に陥る。

自省したい

北川辺中学校脇の小公園にある「日時計」~電波時計で14:32
こんなに正確だとは思わなかった。