新型コロナへの対応は、専門家でも状況を見ながらの試行錯誤を余儀なくされている。
加えて、「自粛」を無理強いするかのような状況となり、不穏な風潮にもなっている。
他県の車にいたずらをしたり、医療、福祉従事者の家族が過剰対応されたりしている。
一方で、医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、一方では感動場面の演出となる。
いずれも一過性のものだとは思うが、ぎくしゃくした社会情勢はしばらく続く。
登山にしても、関連4団体が登山の自粛を呼びかけている。
人があまりいないにもかかわらず、どうして山に行ってはいけないのか理由を聞いた。
「三密ではない登山を今なぜ自粛しなければならないか」
救助された人が、CT(肺炎?)でコロナの疑いが出たので、救助隊員が自宅待機を
余儀なくされた。
2日後のPCR検査で陰性と出たが、その間の自宅待機は重大なことと捉えろという。
一面ではごもっともであるが、無理がある。
この論は、けっきょく動かず家にいろと言うに等しいので、無理な論旨である。
必要な買い物で倒れ、救急車を読んだらコロナの疑い、それでも自宅待機となる。
可能な限りの感染予防をし、それでも陽性あるいは疑いとなったら、仕方がない。
三密を避け、手洗い、うがいをする。人に近づいたり部屋の中ではマスクをする。
それ以上のことを、一般人に求めたり、強制はできないと思う。