手話通訳者はマスクをしない、ということが少し話題になっているようだ。
どうしてマスクをしないのか。できないのである。これは手話言語の弱点といえるかも。
手話は、口の形を添えることで、単語のつながりや意味に豊かな表情を付け加えている。
例えば、「5」と「あ」の手話表現は同じである。「ご」「あ」という口形で区別する。
また、唇を引き結んだり、突き出したり、口で「ぱっ」という形を示したりする。
これが、手話単語の意味を補強したり、別の意味を付け加えたりする。
マスクをすると、口周囲の表現が表わせなかったり、逆に読み取れなくなってしまう。
通常であれば、その程度ですぐに感染するわけではないが、切迫した状況もありえる。
どんな手話通訳場面であるかによって、感染リスクを考慮すべき場合もあるだろう。
手話通訳事情について、理解が深まることを願う。
最近こんな場面を見ることが増えた。
「ぷちめい」さんの漫画~茨城県の人だそうです!?奥さんが関西出身?
「手の動きはあくまで口話を補助するためにある・・」というのは誤解を招く。
ろう者は、口の形で、ある程度意味をつかんでいることを知ってほしい。
こんな工夫があったんですね~知らなかった(-_-;)
今日の歩き