ガザ地区のムスリム家庭に生まれ、12歳でイスラエルに亡命したドール・シャカール氏が語る波乱に満ちた半生とは (Alex Gurevich/Epoch Magazine Israel)
「7歳のとき、ユダヤ人を殺すよう先生に教えられた」。ガザ地区のムスリム家庭に生まれ、12歳でイスラエルに亡命したドール・シャカール氏はエポックタイムズの独占インタビューに応じ、当事者の目線でパレスチナ問題の知られざる一面を語った。
***
——幼少期のことについて伺いたい。
私は幼少期をガザ地区の都市ハーンユーニスで過ごした。小学校に入ってすぐ、アラビア文字の読み書きを習い始めた。およそ1カ月後、先生たちはユダヤ人を殺すよう教え始めた。
「ユダヤ人はお前たちの土地を奪っているから、ユダヤ人を殺さなければならない。奪われた土地を取り戻すために、最後の一滴の血を使い果たすまで戦うのだ」
奪い返すべき土地は、ヤッファやテルアビブ、エルサレムなどだ、と先生たちは教えた。
しかし、私はずっと前から、市場に買い付けに来るユダヤ人を知っていた。当時、インティファーダ(パレスチナ人による投石等の抵抗運動)はなかった。本当に静かだった。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます