世界遺産に登録された棚田がある雲南省の元陽県。(Chiu Ho-yang/CC)
食糧増産をめざす中国政府は近年、比較的標高の高い土地での米作、いわゆる「山での水稲耕作」を推奨してきた。
しかし、中国政府のそのやり方は農作物が本来もつ生育の規則性に反するものである上、生態環境や地質の強度を破壊し、地滑りや土壤流失を引き起こすとして、専門家から危険性が指摘されてきた。
今月14日、雲南省臨滄市を襲った度重なる豪雨は、そうした「山での水稲耕作」を直撃した。
水稲栽培のため山の斜面を削って増設した「水田」は完全に崩落した。さらに、雨で流された大量の土砂が土石流となって民家を押しつぶし、大きな被害をもたらしている。米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)などが報じた。
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