神の泉 森林の楽校２０１４秋

１０月４日（土）に埼玉県神川町で行われた
「神の泉　森林の楽校」の報告です。

３９名（内地元１２名）の参加がありました。


参加者の声


当日は、私の班は午前中は斜面の草刈りをしました。
作業前は蔓や雑草でうっそうとしていましたが、
手に鎌を持って一心不乱に皆で蔓と格闘する事2時間弱で
辺りはだいぶスッキリし地面も見えてきました。

午後はいよいよ檜の伐採。切断の作業はベテランの方が
行っていました。少しずつ切込みを入れてワイヤーで
引っ張って思う方向へ倒すという伐採方法は初めて見ました。
私たちは倒された木の枝を鋸で落しました。その後一定の
長さに切りそろえた後に高いところに張られたワイヤを使い、
切った木を1本ずつぶる下げて運びました。木を決まった場所に
運んで降ろした後に空になった台を引き戻す役を私が担当
しましたが「ロープを持って思い切り走って早く元の場所へ戻して」と
言われて全力で恐らく10回位走ったと思います。全力で走るの
なんてたぶん何十年ぶりだったと思います。作業が終了に近づいてくると
休憩に使っていた東屋から遠く眼下に景色が広がって見えて来ました。
その景色がとても美しく「なるほどここに東屋がある意味がやっと分かった」
と思いました。作業前はその場所からはすぐ前の蔓に覆われた林しか
見えなかったからです。

作業後には交流会が開かれ食事をしながら地元の皆様も交えて色々と
お話が出来ました。実は私は近々職探しを始めるに当たり林業を候補に
上げているのですがいったい林業とはどんなものか全く接した事が
なかったので取りあえず参加して何か話が聞ければというのが参加の
第一の目的でした。そして樹恩の方や紹介していただいた実際に林業に
従事している方に話を少し聞かせていただきとても参考になり、幾分か
実感を得る事も出来たと思います。私は山を見ているだけでも満足な口
ですが、実際の林業は楽しい事もあるけど自然相手の厳しい面もあると
感じました。
　
とても楽しい１日を過ごすことが出来、樹恩ネットの皆様には大変に
お世話になりありがとうございました。また神川町役場の方々が一生懸命
世話をして下さる姿を拝見し「日本にもまだまだ希望があるなあ」と
なんとく思いうれしい気持ちになりました。お世話いただき本当に
ありがとうございました。