10月8日(土)~10日(月・祝)
「トキ色の島 森林の楽校」(新潟県佐渡市)の報告です。
参加者7名(内地元3名)でした。
JUON NETWORKでは、
2002年から新潟大学のトキ野生復帰プロジェクトに協力し、
放たれたトキの居場所となる里山づくりを行なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/25/61ab6fe29fee061c2b07057b0d4bc65f.jpg)
今回の佐渡の文化体験は、地元のガイドさんに
佐渡の町並みを教えて頂き、歩くというオプションでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1f/b91d7e93d02bd46acb945ead0b9086a6.jpg)
夜は、毎回恒例の本間先生による講義。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f1/cd54bdd395b82d74e2f81ff1f42fe473.jpg)
キセン城にて。
大木をどのように倒すのか検討している様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5f/379b1244941497e87d61d27fb0199fd2.jpg)
3日目は、放鳥されたトキを見るため
朝6:00に出発。
今回は、トキ交流会館から約40分ぐらい離れた
水津地区に見に行きました。
ここはかなりの確率でトキを見ることができるらしく、
たくさんのトキを見ることができました!!
佐渡島でトキの試験放鳥が始まって、9月で丸3年が経ちます。
つがいでの抱卵がニュースになるなど、野生復帰が着実に進んでいます。
※事務局日記の
「トキの島 森林の楽校 その1(10/8~10)」
「トキの島 森林の楽校 その2(10/8~10)」
にも写真・報告を掲載しています。
参加者の声![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0190.gif)
初めて「トキの島 森林の楽校」に参加させていただきました。
他の会を含めて3度目の佐渡でしたが、ようやく大学レベルの
レクチャーやトキのための里山作業など、
参加人数が少なく大変でしたが内容が濃く、充実した三日間でした。
本間先生の最初の一言「終わりのないトキへの手だすけ」
トキを野生に放つことは、それくらい大変なこと、
トキのくちばしの形状を見るにつけ、
人の手の入った自然、田浦、江、用水路、あぜ道、
ビオトープや里山がなければ、
また絶滅してしまうと考えていましたので、
先生と同じ考え方をしていたことに驚きました。
その次に、戦前にとられたトキの胃の内容物、
サンショウウオ、カエル、昆虫など、
よくテレビで放映されるどじょうは見られませんでした。
この貴重な写真をもとに、
新潟大学の先生方は、今現在見られる里のトキではなく、
奥里山の棚田が本来あるべき生活の場ではなかったのかと考え、
キセン城地区復活再生を考えられたと推測してみました。
そして、40年近く放置され、
森に戻ろうとした棚田300枚の復元をめざし、
最初に整備された一枚の棚田を定点調査地と決められ、
一冬を越した春から、ヤマアカガエルの卵塊数を調べてから
3年後の爆発的個体数の回復を確認してからの
先生方のしてやったり!!のガッツポーズが想像できます。
大学の卒業論文を書き上げている途中を見ているようです。
これからもいろいろな問題が発生し、
それらを研究テーマとする論文も続々続いていくように思え、
私も若ければ加わりたい衝動にかられ、
45年前の自分を思い出しております。
私がこのような会に参加して嬉しかったことは、
毎回いろいろな人に出会うことです。
普段は絶対に会うことのない方々に出会え、
新しい刺激を受けられることです。
前回は、早稲田大学のマンガ研究会卒の方で、
交流会館の食堂の図書棚に
その方が書かれたマンガイラスト入り
生物多様性に使う参考資料の動物・昆虫図鑑や
月刊誌「食農教育」の連載も書かれた作家さんで、
自分の雑誌や資料が目の前にあり驚かれていました。
ユニークな一例をあげれば、
猫じゃらしでポップコーンを作る
マンガとかおもしろい方でした。
同じようにもう一人、
早稲田大学政経学部のドクターをお持ちの才女、
若者に大変人気のある歌手ミーシャの社外秘書(?)
ミーシャは里山、里田に興味があり先進地の石川県へご一緒したり、
国連へも行かれたと言っていました。
これからも67歳の私としては、
年間の水泳距離合計25km以上を目標に体力を付け、
10年後トキのシャングリラキセン城を想像しつつ
お手伝いを続けられればと考えています。
「トキ色の島 森林の楽校」(新潟県佐渡市)の報告です。
参加者7名(内地元3名)でした。
JUON NETWORKでは、
2002年から新潟大学のトキ野生復帰プロジェクトに協力し、
放たれたトキの居場所となる里山づくりを行なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/25/61ab6fe29fee061c2b07057b0d4bc65f.jpg)
今回の佐渡の文化体験は、地元のガイドさんに
佐渡の町並みを教えて頂き、歩くというオプションでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1f/b91d7e93d02bd46acb945ead0b9086a6.jpg)
夜は、毎回恒例の本間先生による講義。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f1/cd54bdd395b82d74e2f81ff1f42fe473.jpg)
キセン城にて。
大木をどのように倒すのか検討している様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5f/379b1244941497e87d61d27fb0199fd2.jpg)
3日目は、放鳥されたトキを見るため
朝6:00に出発。
今回は、トキ交流会館から約40分ぐらい離れた
水津地区に見に行きました。
ここはかなりの確率でトキを見ることができるらしく、
たくさんのトキを見ることができました!!
佐渡島でトキの試験放鳥が始まって、9月で丸3年が経ちます。
つがいでの抱卵がニュースになるなど、野生復帰が着実に進んでいます。
※事務局日記の
「トキの島 森林の楽校 その1(10/8~10)」
「トキの島 森林の楽校 その2(10/8~10)」
にも写真・報告を掲載しています。
参加者の声
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0190.gif)
初めて「トキの島 森林の楽校」に参加させていただきました。
他の会を含めて3度目の佐渡でしたが、ようやく大学レベルの
レクチャーやトキのための里山作業など、
参加人数が少なく大変でしたが内容が濃く、充実した三日間でした。
本間先生の最初の一言「終わりのないトキへの手だすけ」
トキを野生に放つことは、それくらい大変なこと、
トキのくちばしの形状を見るにつけ、
人の手の入った自然、田浦、江、用水路、あぜ道、
ビオトープや里山がなければ、
また絶滅してしまうと考えていましたので、
先生と同じ考え方をしていたことに驚きました。
その次に、戦前にとられたトキの胃の内容物、
サンショウウオ、カエル、昆虫など、
よくテレビで放映されるどじょうは見られませんでした。
この貴重な写真をもとに、
新潟大学の先生方は、今現在見られる里のトキではなく、
奥里山の棚田が本来あるべき生活の場ではなかったのかと考え、
キセン城地区復活再生を考えられたと推測してみました。
そして、40年近く放置され、
森に戻ろうとした棚田300枚の復元をめざし、
最初に整備された一枚の棚田を定点調査地と決められ、
一冬を越した春から、ヤマアカガエルの卵塊数を調べてから
3年後の爆発的個体数の回復を確認してからの
先生方のしてやったり!!のガッツポーズが想像できます。
大学の卒業論文を書き上げている途中を見ているようです。
これからもいろいろな問題が発生し、
それらを研究テーマとする論文も続々続いていくように思え、
私も若ければ加わりたい衝動にかられ、
45年前の自分を思い出しております。
私がこのような会に参加して嬉しかったことは、
毎回いろいろな人に出会うことです。
普段は絶対に会うことのない方々に出会え、
新しい刺激を受けられることです。
前回は、早稲田大学のマンガ研究会卒の方で、
交流会館の食堂の図書棚に
その方が書かれたマンガイラスト入り
生物多様性に使う参考資料の動物・昆虫図鑑や
月刊誌「食農教育」の連載も書かれた作家さんで、
自分の雑誌や資料が目の前にあり驚かれていました。
ユニークな一例をあげれば、
猫じゃらしでポップコーンを作る
マンガとかおもしろい方でした。
同じようにもう一人、
早稲田大学政経学部のドクターをお持ちの才女、
若者に大変人気のある歌手ミーシャの社外秘書(?)
ミーシャは里山、里田に興味があり先進地の石川県へご一緒したり、
国連へも行かれたと言っていました。
これからも67歳の私としては、
年間の水泳距離合計25km以上を目標に体力を付け、
10年後トキのシャングリラキセン城を想像しつつ
お手伝いを続けられればと考えています。