神の泉 森林の楽校２０１５春

３月１４日（土）に埼玉県神川町で行われた
「神の泉　森林の楽校」の報告です。

４６名（内地元５名）の参加がありました。


参加者の声


　今回は桜が並ぶ木々の間に生える木々の除伐作業を行いました。担当する斜面はか
なり急斜面で、足元の確保だけでも慣れるまで大変でした。中嶋さんを班長にレク
チャーを受けます。まず、斜面の立ち方。斜面に向かって正面に立つのではなく、横
に立ちます。左足をしっかりと地面につけて軸にし、前足を動かしながら右から左へ
のこぎりで刈っていきます。
　初めは慣れない作業も徐々に慣れていき、鬱蒼としていた斜面もすっきりしていきま
した。また、除伐した木々をまとめると作業の成果もわかり、だんだんと楽しくなって
きました。あっという間に午前中の作業が過ぎ、桜の下でお昼休憩。山並みの景色も
素敵でした。
　午後は竹の除伐を行いました。竹を切るときは節と節の間に竹の太さの半分くらい
まで切り込みを入れ、今度は反対側の節のすぐ上部を切っていきます。切り込みを入
れると足で簡単に竹を倒すことができました。また節のすぐ上の部分を切ることで雨
などで竹に水がたまりにくく、ボウフラの発生も防げます。倒した竹の枝の部分は枝
を落とした竹で枝の根本を叩くと簡単に枝を落とすことができます。今回は竹の除伐
の作業についてとても勉強になりました。
　作業後は片付けも大切な仕事です。のこぎりを使い終えたら、洗剤でスプレーし、
ふきんで拭き取ります。拭き取った後は、油を塗ってケースにしまうことで道具を保
管します。これで作業は終了。
　夏の参加に引き続き今回も中嶋さんの班で体験させていただきましたが、最後まで
楽しいトークと共に学びある時間でした。作業の中でのいろいろな知恵も学びになり
ました。これからも実践の場を増やしていきたいです。