JUON NETWORK イベント報告

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第9期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西 最終報告

2016-01-17 | 里山・森林ボランティア入門講座
11月7日から全4回で行われた
「第9期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西」の、
第4回(1月17日)の事を中心に最終報告をします。
受講生の提出レポートからの抜粋もあります。


事務局より


1月17日(日)に講座最終回となる第4回を、
大阪市で実施しました。安全についての座学、
今後の取り組みについてのグループディスカッション等をしました。
終了後は、関西ヤングジュオンの新年会を同じ会場で行い、
今期都合が付かなかったヤングジュオン(=修了生)も集まりました。

最後に提出して貰うレポートには、
自分が取り組もうと思っている事や、JUONへの提案など、
今後に関する具体的な想いも書かれていました。
この記事では、その抜粋を以下に載せます。



私たちの生活は自然によって生かされているということを、
森林という現場を目の当たりにして、考えさせられた。
普段の生活では全く気にしなかったことに関して、
見るという意識が芽生えたことが、自身が変化したことだ。
「自然に生かされている」という事実を知ってもらい、
自然を守りたい人を増やすために、
海外での活動も視野に、環境教育に携わっていきたい。
(社会人・男性)


観光地は、行ききれなかった場所や
やりきれなかったことがない限りすぐに行こうと考えないと思います。
それに対して、遠くても会いたい方がいる場合、
何度でも行きたいと思います。
この会いたいという気持ちを大切にしていくことが、
農山漁村と都市の橋渡しになると思います。
最終的には物品等の目に見える形で橋渡しを進めるにしても、
まずは土台として心の橋渡しができるよう、
農村漁村と都市の人の交流が大切だと思います。
(学生・男性)


一時期参加していた環境NGOの活動は、実践的な活動ではなく、
環境問題を伝えるシンポジウムを開催するなど
市民に対する啓発活動が主でした。
現場で活動していないため、
問題を実感として捉えられない障害がありました。
この講座に参加して、「都市に住み現場や専門知識を持っていなくても、
また小さな活動でも、地域活性化や自然保全に貢献できる」
というヒントを貰いました。
「交流の場を作る」ことの効果を実感することができ、
今後の貴重な財産になると思います。
(社会人・男性)


林業の実状や実態を知ることで、自然と人間が共生していくための
ヒントがあるのではないかと考え、この講座に申し込んだ。
自然が好きで山を歩き、森にはそこそこ触れてきたと思ってはいたが、
この講座に参加して
自分は森のしくみについて全く知らなかったことに改めて気が付いた。
私は以前から本当に環境問題の解決や自然との共生をしたいのなら、
ビジネス的に成り立つ仕組みにしないと継続的な共生は難しいと考えている。
まだ模索中だが、もう少しアンテナを広げできることはないか学んでいきたい。
(社会人・女性)



なお本事業は、
住宅エコポイント/復興支援・住宅エコポイント/省エネ住宅ポイント
取得者からの「環境寄附」と、
木材利用ポイントからの「森林づくり・木づかい寄附」を
活用させていただいております。誠にありがとうございます。


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