JUON NETWORK イベント報告

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風の谷 森林の楽校2011春

2011-04-06 | 風の谷 森林の楽校
3月5日(土)~6日(日)に行われた、
「風の谷 森林の楽校」(岐阜県揖斐川町)の報告です。

廃校になった小学校を活用した、
「ラーニングアーバー横蔵」を拠点に行われています。

23名(内地元4名)の方に参加していただきました。


1日目は、間伐のレクチャーと実際に除間伐を実施。



さらに、今回は登降機を参加者に体験していただきました。


とても上手に登れました!!


2日目は、シイタケの原木づくり、間伐などを行いました。

シイタケのホダ木を一カ所に集める作業まで、参加者と一緒に行います。


また、数名の班に分かれ、間伐作業を行いました。
伐倒した切り口を見て、参加者がいろいろ質問する姿は、とても印象的です。


さらに、今年からオプション参加ではありますが、
横蔵寺のすぐそばにある公園整備のお手伝いも行っています。



参加者の声

私は今回の森林の楽校に参加して本当に良かったと思っています。
そもそも私が参加しようと思ったきっかけは、大学の先輩でした。

私は大学で環境のサークルに入っています。
そのサークルで、「環境問題に興味を持つようになったきっかけは、
樹恩の森林の楽校だった」とおっしゃる先輩がいました。

私はそのお話をお伺いした際に初めて樹恩を知って、
私もなにかプログラムに参加したいと思い、申し込みをさせて頂きました。

森づくりの体験としては、主に間伐を行いました。
あとは少し枝打ちや、しいたけの植菌、木の苗の雪起こしなどもさせて頂きました。
間伐の際にはグループに分かれて、
各グループでどの木を伐るかなどを相談して決めてから伐っていきました。

私はこのような作業は初めてで、
最初は全く何をどうしていいかがわかりませんでした。
しかし、周りの方々が丁寧に教えてくださり、
また自分のペースで進めていけたので安心して楽しく作業をすることができました。

体験だけでなく、森林についてのレクチャーや、
共に過ごした皆さんからお伺いできたさまざまなお話によって
私はいろんなことを学び得ることができました。

特に私は日本の林業の現状をお伺いして本当に衝撃を受けました。
実際にその日本の森林問題に対して
真剣に向き合っている方々から直接お話を聞き、
さらに自分でも実際に現場に足を踏み入れてみたことで「人事ではない」と
強く実感することができました。

テレビで見たり本で読んだりするだけでは感じ取れないことがあり、
それを自分の目や耳、手足で体感することの大事さに、
そのとき改めて気づきました。


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