風の谷 森林の楽校２０１４夏

６月１４日（土）～１５日（日）に
岐阜県揖斐川町で行われた
「風の谷　森林の楽校」の報告です。


１９名（内地元４名）の参加がありました。


参加者の声


6月14、15日の1泊2日で風の谷　森林の楽校に参加しました。
このイベントに参加しようと思ったきっかけは2つあるんですが、
自然の中で体を動かすのが好きで体験できる場所を探していた
ときに森林の楽校を見つけたこと。もう1つは「WOOD JOB！」
という映画を見て森の仕事とはどのようなものなのかと関心を
持ったことがきっかけです。

1日目の体験では最初に木を伐ることの基本を教えてもらいました。
この説明を聞いているときに参加者の一人がヒルに噛まれて
流血するという事件が起きました。あれ、こんなシーン映画で
見たことあるぞ。と思って見てたんですけど、田んぼのヒルしか
見たことがなかった自分としてはあの流血は驚愕でした。

ここでの最初の教訓は「ヒルに噛まれても無理に引きはがしてはいけない」
でした。その後、森に入り遊歩道の整備を目的として枝打ちを体験しました。
木を伐ることは単純に見えて中々に複雑でした。木を倒す側に受け口を作って、
反対側の追い口から倒していくんですが、地面の状態や、木の重心が
どこにあるかを考えて鋸を入れていくのが難しかったし、いざ伐り始めても
中々倒れなくて大変でしたが、それでも木が倒れた時は達成感があって
うれしかったです。職人さんはこれを日に何十本も伐っているということで
ほんとにすごいと思いました。

夕食ではバーベキューをやりました。焼きそば、うどん、焼きおにぎりと
いろいろ食べましたが、やっぱり炭火で焼いた肉がほんとにおいしかったです。
それに他の参加者や指導者の方々のいろいろな話を聞けたりちょっとした
ゲームで盛り上がったりと、とても楽しい時間でした。夕食後のホタル見学では
川の一面にたくさんのホタルが飛んでいて、自然のホタルはこんなにもきれいな
のかと感動しました。

2日目の午前中は職人さん（林業を仕事にしている参加者）の伐倒を見学しました。少しアクシデントもあったんですが、
職人さんの裏ワザ的な方法も見れたのでよかったです。午後は遊歩道の階段整備を
行いました。杭を打ち、その上に木を添え、土を被せて固める。こういった
作業をグループで協力して行っていたので、完成した時の連帯感や達成感をこの体験で
一番強く感じました。最後にチェーンソーの講習と年輪の奥深さを聞きました。

あっという間に終わりましたが、この2日間で味わった達成感や感動はとても貴重な
経験でした。まさにウッジョブ！な体験ができたと思います。