セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

しろちゅの歴史

2012-10-06 20:03:09 | 
今日の猫達はなんと夕方4時まで爆睡。

起きてきたころには蚊が出まくりの時間だったので、今日のイブ散歩はお休み。

今日は、しろちゅが野良猫だったころの写真を掘り出してきました。


今でこそすっかり家猫として落ち着いたしろちゅ。たまに脱走しても我が家に帰ってきます。





初めて我が家に来たのは2010年の2月。

霜が降りるほどの寒い寒い夜に、相棒のもう一匹と一緒にうちの庭にやってきました。
相棒の顔はイブちょそっくり。月齢的にも同じくらいで、きっと兄弟だと思う。






人でさえダウンジャケットを着ないと外へ出られない寒さの中、二匹寄り添って厳しい冬を乗り切ろうとしていました。
前年の12月にはイブちょを同じく野良から引き取って一緒に暮らしていただけに、人ごととは思えなかったのです。

玄関の横に、ちょうど雨風をしのげる茂みがあり、そこに暮らすようになったので、そこに、段ボールと毛布でおうちを作ってあげました。





この頃のしろちゅはほぼ真っ白。







シャム猫の血が入っているみたいで、徐々に色が変わってきたのです。


もう一匹が茶色かったので『ちゃいろちゅ』、しろちゅもそのまま白いから『しろちゅ』
旦那がなんとなく区別するためにつけた仮名でした。


寒さが和らぎ、春が来た頃。

急にちゃいろちゅがいなくなったのです。

縄張りを主張する他のオス猫になんども追いかけられたりしていましたから、自分のすみかを探しに行ったのか、人懐っこかったから誰かに飼ってもらったのか。

急の失踪で、しろちゅは一人になってしまいました。


メスであることはわかっていたし、いろんなオスが出入りしていたので、避妊手術をしなくてはまたどばっと増えていってしまいます。


4月、ついに決心してしろちゅを引き取ることに決めました。

触ることはできないので慎重に捕獲し、手術を済ませ、正式に我が家の一員になりました。


名前を決めようと、何度も考えたんです。

いつまでもしろちゅ(仮)ではかわいそうだと。

でも、どんな名前もなかなか似合いません。

そうこうしているあいだに時は過ぎ。


ご存知の通り、名前はしろちゅのまま。

体毛はすっかり黒くなり、白くないのにしろちゅ。

でも、いいの。他に似合う名前がないから。

愛をこめて呼びます。しろちゅ!




なんでもいいわよ、もう。
どっちにしたって自分の名前だとは思ってないし。


ごめんね。ずーっとずーっと一緒にいようね。