先日、変わっていく梅田のことを記事にしましたが。
天王寺もものすごい勢いで変わってきているんです!!
大阪近郊にお住まいの方は、よくご存知だと思うのですが。
知っていてもおったまげた!となった建物、それが『あべのハルカス』でした。
駅を出るとすぐ目の前に、でっか!!
なんと、地上60階・地下5階もある、『日本一高いビル」なのだそうです。
とりあえず6月13日に14階まで行けるようになったので、旦那と行ってきました。
本オープンは来年の春とのことで、展望台もお高いけれどあるんだって。
駅周辺はまだまだ工事ラッシュのようで。
こんな可愛いものが!
これはなんだか気分が良くなるいい案だと思います。
駅前の歩道橋も一新!!
でこぼことした、オブジェのような屋根が続きます。
歩道橋よりハルカスを見ると。
すっごいなぁ……。
よくこんなの、近鉄百貨店の上に作ったね。。。
近代的な建物たちの片隅に、懐かしいチンチン電車の駅がひっそりと残っていました。
ここだけ時が止まっているみたいです。
いずれここもピカピカになっちゃうのかなぁ……と、見納めの気持ちで撮影しました。
あっ、チンチン電車が来ましたよ!!
けっこうカラフルですね。
いろんな柄がありましたよ。
昔はこんな色だったっけ??
横を見ると天王寺駅はこんな感じ。
MIOという百貨店の柄がすごく目立っていますね。
MIOは、駅ビルの隣に建てられたデパートなのですが、知らない間に、懐かしの天王寺ステーションデパート(プラザ)まで吸収して、さらに大きくなっていました。
ああ、もうステーションデパートの大衆的なレストランで食事をすることもないのね……。
祖母と何度か食べに来た思い出があったのですよ……。
こちら側が正面なのかな?
こっちはまだ昔のまんまな感じです。
この歩道橋は、最近オープンしたショッピング街、Q'sモール(キューズモール)にも繋がっています。
駅からハルカス、そしてQ’sモールへ。
便利に移動できるようになりました。
チンチン電車の古い駅と、ハルカス。
すごい対比だなぁ。
ガラス張りなので、空が映ってすごく綺麗……。
てっぺんまで見ようとするとものすごく首をそらさないといけなくて、ちょっとスカイツリーを思い出すなぁと思っていたら。
後ろでおばちゃんの声が。
「もう~、上まで見よと思たら後ろにひっくり返ってまうわ~~~!」
大阪のおばちゃんらしい、あの独特の早口で再生してみて下さい。
吉本新喜劇みたいやなぁと、妙な感心をしてしまいました。
少し離れた場所からも撮ってみようということになり。
とりあえず向かいの天王寺公園の前へ来ました。
お城モドキが見えています。
ちゃんとシャチホコまでついてるんですよ!
公園前のバス停より。
そして、天王寺動物園へ向かう道すがら、振り返って撮影。
他の建物より、抜きん出て高いことがよく分かりますね。
天王寺動物園にはたくさんの鳥達がいるのですが、どうやらその一部が外へ出ているらしく。
変わった鳥さんが目の前に。
前の木がみんな、鳥の巣だらけになってました(笑)。
タダで見られてラッキー!
もちろんちゃんと中に入れば、ものすごくたくさんの鳥さんや動物たちに会うことが出来ますよ!!!
相変わらず枚数が多いので、次回も天王寺のことをアップします。
ここからは、文章が長いので、とばしてくださってOKです!!
私にとっての天王寺という場所のことを少し書こうと思います。
私、天王寺とは縁が深くて、ほんとうによく通ったものです。
当時、今から……、20年くらい前ですね……(うわぁ歳取った!!)
天王寺といえば私の当時のイメージは、(天王寺もしくはあべのを愛する方々には申し訳ないのですが)きたない、臭い、怖い。。。
地面は黒く、踏まれたガムの丸い柄がたくさん、空気には独特の苦いような臭気が常に混ざり。
一歩道を外れるとすごい数のホテル街、通う道には立ちんぼの年配のお姉さんたち、段ボールを体に巻いて眠る、髪の毛が固まってしまっている浮浪者の方々がたくさん。
化粧が濃いめの学校の先生が、夜にバスを待っているだけで、「姉ちゃんなんぼや」と酔っぱらいに声をかけられてしまう、そんな、街だったのです。
当時もう奈良県に住んで長かったですから、あまりに世界が違いすぎてなかなか慣れなかったです。
聖徳太子が作ったとされる四天王寺は、この駅から徒歩10~15分。
あるときその境内で話しかけてきた浮浪者のおじさんが言っていました。
「武術の対戦で、間違って相手を殺してしまった。
自分も死のうとしたけれどどうしても死ねなくて。
この場所が、天国に一番近いと聞いて、ここに来たんだ」と。
当時は毎年寒い冬が来ると、この場所で凍死者が出たとテレビのニュースで聞いていました。
悲しい思いをいっぱい抱えてる人たちがたくさん、いました。
もちろん陽気なおじさんたちもたくさんいて。
頑張って集めた段ボールや空き缶で得たお金をみんなお酒に変えて、境内で浮浪者仲間と飲めや歌えやの大宴会。
そんな横を、近くの名門校に通う少年少女たちが、制服姿ですたすたと歩いていく。
なんとも不思議な感じがしました。
私にとっての天王寺は、そういう場所だったのです。
どんどんと時は経ち、街は少しずつ変わっていきます。
浮浪者の方達がたくさん寝泊まりしていた四天王寺の境内は、大きな門ができて、夜に入れなくなりました。
最近は、天王寺の街を歩いていても、立ちんぼのお姉さんも浮浪者の方達も見かけません。
駅の内装がとても綺麗になって、明るく感じられるようになりました。
どんどんと再開発が進み、若い人たち好みのお店がたくさんある、素敵な街になりました。
それでもたまに思い出すのです。
…彼らはどこに、行ったんだろう。
…安らげる場所がちゃんとあればいいな…。
さて、お見送りは、お散歩中のイブちょさんです。
じーーーーーー。
-だれかこないかにゃぁ……。
退屈だから、あっちに行くの!!
わあ、そっちはダメだよ~、私が通れないもん!
-い~~く~~の~~~~!!
ぐぐぐぐぐ…。
-もう、ボクすねちゃったのにゃ。
お砂の上で、ゴロゴロしてやる~~~~!!
や~~~め~~~て~~~~!!
イブちょのお散歩、こんな感じです。
それでは、また次回!!
天王寺もものすごい勢いで変わってきているんです!!
大阪近郊にお住まいの方は、よくご存知だと思うのですが。
知っていてもおったまげた!となった建物、それが『あべのハルカス』でした。
駅を出るとすぐ目の前に、でっか!!
なんと、地上60階・地下5階もある、『日本一高いビル」なのだそうです。
とりあえず6月13日に14階まで行けるようになったので、旦那と行ってきました。
本オープンは来年の春とのことで、展望台もお高いけれどあるんだって。
駅周辺はまだまだ工事ラッシュのようで。
こんな可愛いものが!
これはなんだか気分が良くなるいい案だと思います。
駅前の歩道橋も一新!!
でこぼことした、オブジェのような屋根が続きます。
歩道橋よりハルカスを見ると。
すっごいなぁ……。
よくこんなの、近鉄百貨店の上に作ったね。。。
近代的な建物たちの片隅に、懐かしいチンチン電車の駅がひっそりと残っていました。
ここだけ時が止まっているみたいです。
いずれここもピカピカになっちゃうのかなぁ……と、見納めの気持ちで撮影しました。
あっ、チンチン電車が来ましたよ!!
けっこうカラフルですね。
いろんな柄がありましたよ。
昔はこんな色だったっけ??
横を見ると天王寺駅はこんな感じ。
MIOという百貨店の柄がすごく目立っていますね。
MIOは、駅ビルの隣に建てられたデパートなのですが、知らない間に、懐かしの天王寺ステーションデパート(プラザ)まで吸収して、さらに大きくなっていました。
ああ、もうステーションデパートの大衆的なレストランで食事をすることもないのね……。
祖母と何度か食べに来た思い出があったのですよ……。
こちら側が正面なのかな?
こっちはまだ昔のまんまな感じです。
この歩道橋は、最近オープンしたショッピング街、Q'sモール(キューズモール)にも繋がっています。
駅からハルカス、そしてQ’sモールへ。
便利に移動できるようになりました。
チンチン電車の古い駅と、ハルカス。
すごい対比だなぁ。
ガラス張りなので、空が映ってすごく綺麗……。
てっぺんまで見ようとするとものすごく首をそらさないといけなくて、ちょっとスカイツリーを思い出すなぁと思っていたら。
後ろでおばちゃんの声が。
「もう~、上まで見よと思たら後ろにひっくり返ってまうわ~~~!」
大阪のおばちゃんらしい、あの独特の早口で再生してみて下さい。
吉本新喜劇みたいやなぁと、妙な感心をしてしまいました。
少し離れた場所からも撮ってみようということになり。
とりあえず向かいの天王寺公園の前へ来ました。
お城モドキが見えています。
ちゃんとシャチホコまでついてるんですよ!
公園前のバス停より。
そして、天王寺動物園へ向かう道すがら、振り返って撮影。
他の建物より、抜きん出て高いことがよく分かりますね。
天王寺動物園にはたくさんの鳥達がいるのですが、どうやらその一部が外へ出ているらしく。
変わった鳥さんが目の前に。
前の木がみんな、鳥の巣だらけになってました(笑)。
タダで見られてラッキー!
もちろんちゃんと中に入れば、ものすごくたくさんの鳥さんや動物たちに会うことが出来ますよ!!!
相変わらず枚数が多いので、次回も天王寺のことをアップします。
ここからは、文章が長いので、とばしてくださってOKです!!
私にとっての天王寺という場所のことを少し書こうと思います。
私、天王寺とは縁が深くて、ほんとうによく通ったものです。
当時、今から……、20年くらい前ですね……(うわぁ歳取った!!)
天王寺といえば私の当時のイメージは、(天王寺もしくはあべのを愛する方々には申し訳ないのですが)きたない、臭い、怖い。。。
地面は黒く、踏まれたガムの丸い柄がたくさん、空気には独特の苦いような臭気が常に混ざり。
一歩道を外れるとすごい数のホテル街、通う道には立ちんぼの年配のお姉さんたち、段ボールを体に巻いて眠る、髪の毛が固まってしまっている浮浪者の方々がたくさん。
化粧が濃いめの学校の先生が、夜にバスを待っているだけで、「姉ちゃんなんぼや」と酔っぱらいに声をかけられてしまう、そんな、街だったのです。
当時もう奈良県に住んで長かったですから、あまりに世界が違いすぎてなかなか慣れなかったです。
聖徳太子が作ったとされる四天王寺は、この駅から徒歩10~15分。
あるときその境内で話しかけてきた浮浪者のおじさんが言っていました。
「武術の対戦で、間違って相手を殺してしまった。
自分も死のうとしたけれどどうしても死ねなくて。
この場所が、天国に一番近いと聞いて、ここに来たんだ」と。
当時は毎年寒い冬が来ると、この場所で凍死者が出たとテレビのニュースで聞いていました。
悲しい思いをいっぱい抱えてる人たちがたくさん、いました。
もちろん陽気なおじさんたちもたくさんいて。
頑張って集めた段ボールや空き缶で得たお金をみんなお酒に変えて、境内で浮浪者仲間と飲めや歌えやの大宴会。
そんな横を、近くの名門校に通う少年少女たちが、制服姿ですたすたと歩いていく。
なんとも不思議な感じがしました。
私にとっての天王寺は、そういう場所だったのです。
どんどんと時は経ち、街は少しずつ変わっていきます。
浮浪者の方達がたくさん寝泊まりしていた四天王寺の境内は、大きな門ができて、夜に入れなくなりました。
最近は、天王寺の街を歩いていても、立ちんぼのお姉さんも浮浪者の方達も見かけません。
駅の内装がとても綺麗になって、明るく感じられるようになりました。
どんどんと再開発が進み、若い人たち好みのお店がたくさんある、素敵な街になりました。
それでもたまに思い出すのです。
…彼らはどこに、行ったんだろう。
…安らげる場所がちゃんとあればいいな…。
さて、お見送りは、お散歩中のイブちょさんです。
じーーーーーー。
-だれかこないかにゃぁ……。
退屈だから、あっちに行くの!!
わあ、そっちはダメだよ~、私が通れないもん!
-い~~く~~の~~~~!!
ぐぐぐぐぐ…。
-もう、ボクすねちゃったのにゃ。
お砂の上で、ゴロゴロしてやる~~~~!!
や~~~め~~~て~~~~!!
イブちょのお散歩、こんな感じです。
それでは、また次回!!