ジュニアが姿を見せなくなって数日。
さあ、今日こそは出かける用事もないし、イブちょをお散歩に出してあげよう!って決心して。
様子を見ながらさっと出して、短い時間からにしようとか、いろいろ考えながらドアを開けると。
……、逃げ後れたジュニアが目の前に固まっている……。
しばらく無言で対峙していました。
イブ散歩、延期決定。
ああもう~~~~、なんで~~~~!!!
そんな一日のスタート。
また新たな変化がありました。
網戸の前にいきなり。
この人。

この間、ジュニアともう一匹、ボス戦をしていた茶トラです。
もっとふさふさしていたような気がしましたが、遠かったのでそういう印象だったのだと思います。
低いめの静かなうなり声がおんなじなので、間違いありません。
イブちょの唸り方はジュニアに対するものとは違っていて、あまり低い声を出さず、敵意もむき出しにはせず、シッポが……、後ろ足の間にくるりんと入っていました。
ジュニアより怖かったのね、きっと。
確かにジュニアより大きくて野性的です。
年齢も少し上じゃないかな。



イブちょ、甘えた感じの声を出したり、近づいてくるとシャー!とふいたりしていました。
ジュニアにシャーはしません、猫パンチです。
ジュニアは現れるしもう一匹もあれよあれよと言う間に網戸の前に上がってくるし。
いったいどうなってるの、うちの庭。
一応動画を撮りましたので貼っておきます。
うなり声が入ってますので、苦手な方は見ないほうがいいかもしれません。
カメラで撮影しているので、ピントがしょっちゅうぼけてしまって、見にくくてすみません。
茶色い子がやってきました。
リンクはこちらです。
動画『茶色い子がやってきました』
二匹とも、うちに来るルートがそっくりなんです。
入ってくる垣根の隙間。
網戸の前にすっと上がって来て。
レンガ道のところでノビ~~とくつろいで座るのも。
のらじょと一緒!!
のらじょとおんなじような行動をしているんです、二匹とも!
だから思うんです。
のらじょが、猫の匂いの道を作ったんだなって。
そうでなければ、ごはんも一度もあげていないのに、2匹ともこんなにそっくりに行動するはずがありません。
大人の風格を醸し出している茶色い子を眺めながら、深~くため息をつきました。
茶色い子がいったん降りて、網戸のところが静かになると。
しろちゅがそおっと様子を見にやってきました。

でも私は知っていました。
彼がまだ去っていないことを。
暗闇の中で光る二つの目を見つけ、しろちゅは飛び退って逃げていきました。
しばらくすると、また茶色い子は登ってきます。

困ったなぁ……。

可愛いからまた、さらに困るんですよ……。

と、茶色い子がパッと降りて、門の方へ行きました。
じわり、じわりと歩いて、向こうを向いて唸りだします。
まさか……。
低~く静かにのびる、茶色い子の唸り声にかぶさるように、高くて可愛いうなり声。
ジュニアだ……。
鳴き声で聞き分けられるようになってしまいました。
イブちょ、心配そうに眺めています。

しばらく唸りあっていたので、一度私が外に出て、2匹とも退場願いました。
ゆっくり歩いていくと、ゆっくり逃げていきました。
イブちょ、しばらくの休憩時間。
旦那に遊ばれています。

数時間後。
うにゃああああ!!バーーーーン!!!
もう見なくても分かります、このバトルはジュニアだと。

イブちょの踏ん張ってる足にちょっと噴き出しました。
ジュニアにはあんた、遠慮がないよね。
相変わらず凛々しい、ジュニアの立ち姿。

すっかり逆戻りだねぇ、ジュニアくん。
茶色い子ほどはしつこく来ず、去っていきました。
はああああ、今日一日疲れました。
猫疲れ。
……あれ、これって実はすごくハッピーなんじゃ……。
イブちょが唸り合っている間、しろちゅもずっと緊張状態なんでしょう。
あとでぐったり、いつもとは違う場所で寝落ちしていました。

いつもならどこか高いところなど、安全を気にして眠るのです。
イブちょもぐったり、疲れて床でのびてしまいました。
2匹も来ては、そりゃあ疲れますよね。
私としろちゅを一生懸命守ってくれました。
やっぱ忠猫イブちょだな。
ねぇしろちゅ。

これからどうなっちゃうんだろうね。

-ほんとにもう、こまっちゃいまちゅ。
-イブちょが心配でちゅ。
そうだねぇ。
ぴゅっと逃げ出しては、遠巻きにイブちょを心配そうに見守るしろちゅなのでした。
オスが2匹もやってくるということは、しろちゅ目当てなのかなぁ。
ごはんの匂いなのかなぁ。
それとも。
のらじょが作った猫の道なのかなぁ。
せめて。
夜のラブラブ時間は邪魔しないでおくね。
おやすみ、イブちょ、しろちゅ。

それではまた次回~
さあ、今日こそは出かける用事もないし、イブちょをお散歩に出してあげよう!って決心して。
様子を見ながらさっと出して、短い時間からにしようとか、いろいろ考えながらドアを開けると。
……、逃げ後れたジュニアが目の前に固まっている……。
しばらく無言で対峙していました。
イブ散歩、延期決定。
ああもう~~~~、なんで~~~~!!!
そんな一日のスタート。
また新たな変化がありました。
網戸の前にいきなり。
この人。

この間、ジュニアともう一匹、ボス戦をしていた茶トラです。
もっとふさふさしていたような気がしましたが、遠かったのでそういう印象だったのだと思います。
低いめの静かなうなり声がおんなじなので、間違いありません。
イブちょの唸り方はジュニアに対するものとは違っていて、あまり低い声を出さず、敵意もむき出しにはせず、シッポが……、後ろ足の間にくるりんと入っていました。
ジュニアより怖かったのね、きっと。
確かにジュニアより大きくて野性的です。
年齢も少し上じゃないかな。



イブちょ、甘えた感じの声を出したり、近づいてくるとシャー!とふいたりしていました。
ジュニアにシャーはしません、猫パンチです。
ジュニアは現れるしもう一匹もあれよあれよと言う間に網戸の前に上がってくるし。
いったいどうなってるの、うちの庭。
一応動画を撮りましたので貼っておきます。
うなり声が入ってますので、苦手な方は見ないほうがいいかもしれません。
カメラで撮影しているので、ピントがしょっちゅうぼけてしまって、見にくくてすみません。
茶色い子がやってきました。
リンクはこちらです。
動画『茶色い子がやってきました』
二匹とも、うちに来るルートがそっくりなんです。
入ってくる垣根の隙間。
網戸の前にすっと上がって来て。
レンガ道のところでノビ~~とくつろいで座るのも。
のらじょと一緒!!
のらじょとおんなじような行動をしているんです、二匹とも!
だから思うんです。
のらじょが、猫の匂いの道を作ったんだなって。
そうでなければ、ごはんも一度もあげていないのに、2匹ともこんなにそっくりに行動するはずがありません。
大人の風格を醸し出している茶色い子を眺めながら、深~くため息をつきました。
茶色い子がいったん降りて、網戸のところが静かになると。
しろちゅがそおっと様子を見にやってきました。

でも私は知っていました。
彼がまだ去っていないことを。
暗闇の中で光る二つの目を見つけ、しろちゅは飛び退って逃げていきました。
しばらくすると、また茶色い子は登ってきます。

困ったなぁ……。

可愛いからまた、さらに困るんですよ……。

と、茶色い子がパッと降りて、門の方へ行きました。
じわり、じわりと歩いて、向こうを向いて唸りだします。
まさか……。
低~く静かにのびる、茶色い子の唸り声にかぶさるように、高くて可愛いうなり声。
ジュニアだ……。
鳴き声で聞き分けられるようになってしまいました。
イブちょ、心配そうに眺めています。

しばらく唸りあっていたので、一度私が外に出て、2匹とも退場願いました。
ゆっくり歩いていくと、ゆっくり逃げていきました。
イブちょ、しばらくの休憩時間。
旦那に遊ばれています。

数時間後。
うにゃああああ!!バーーーーン!!!
もう見なくても分かります、このバトルはジュニアだと。

イブちょの踏ん張ってる足にちょっと噴き出しました。
ジュニアにはあんた、遠慮がないよね。
相変わらず凛々しい、ジュニアの立ち姿。

すっかり逆戻りだねぇ、ジュニアくん。
茶色い子ほどはしつこく来ず、去っていきました。
はああああ、今日一日疲れました。
猫疲れ。
……あれ、これって実はすごくハッピーなんじゃ……。
イブちょが唸り合っている間、しろちゅもずっと緊張状態なんでしょう。
あとでぐったり、いつもとは違う場所で寝落ちしていました。

いつもならどこか高いところなど、安全を気にして眠るのです。
イブちょもぐったり、疲れて床でのびてしまいました。
2匹も来ては、そりゃあ疲れますよね。
私としろちゅを一生懸命守ってくれました。
やっぱ忠猫イブちょだな。
ねぇしろちゅ。

これからどうなっちゃうんだろうね。

-ほんとにもう、こまっちゃいまちゅ。
-イブちょが心配でちゅ。
そうだねぇ。
ぴゅっと逃げ出しては、遠巻きにイブちょを心配そうに見守るしろちゅなのでした。
オスが2匹もやってくるということは、しろちゅ目当てなのかなぁ。
ごはんの匂いなのかなぁ。
それとも。
のらじょが作った猫の道なのかなぁ。
せめて。
夜のラブラブ時間は邪魔しないでおくね。
おやすみ、イブちょ、しろちゅ。

それではまた次回~
