昨日はとってもあたたかくて。
お外に出てもきゅって警戒しなくてもいい気温なんて、すごく久しぶりだったし。
嬉しかったなぁ……。
夜に雨が降って。
風が吹いて。
今は風に体温をみんな持って行かれそう……寒い!
うう、春が待ち遠しい……。
さて、27回にも渡って続いてきた猫旅ですが、ついに今回、最終回です!
鞆の浦最後の数時間、もう少しだけお付き合いくださいね
宮崎監督が滞在されていたといううわさのお家へは、この子が案内役を買って出てくれました。

私たちを追い抜いたり、立ち止まって葉っぱの匂いをかいだり、気ままに動きながらも一緒に行ってくれました。
ありがとね、ほんと可愛い顔してるね~三毛トラちゃん

お家はすぐに見つかりました。
普通の民家だし、あんまり覗き込んだりもなぁ……。
ちょっとだけ背伸びすると、眺めが良さそうな場所に古い日本家屋が見えました。
お庭が綺麗に剪定されていて、素敵だなぁって思っていると。
頭の上を、猫がぴょ~~~~ん!!!
うわぁ、入っちゃった!!!
茶トラちゃんがいつの間にかついてきていたようで、低い塀などひとっ飛びだったようです。
お家の横で、ちょこん。

監督も、猫たちと戯れたりされていたのかなぁ……。
しばしそんな光景を想像してみたりして。
帰り道、三毛トラちゃんが木の根っこでパリパリ爪研ぎしています。

あれ、いつの間にキミもついてきてたの!?

仔猫ちゃん、ほんとかわゆいなぁ……
みんなのところに戻ってきました。
ずうっとここにいるのもなんだし、下りて行ける階段があったので、一度下りてみることにしました。
このあたりで、私のカメラのカードは残数0
消せるものを消しながら歩く、また撮って0、また消して。
ここからはずっとそんな調子でした。
ずっとついてきてくれている三毛トラちゃん。

細い路地へ下りて少し歩くと、すぐに港でした。
空を、大きな白い鳥が飛んでいました。

旦那渾身のナイスショット!!!
アオサギですね。
あ、とまりました。

絵になる姿ですね~。

アオサギは、養殖しているお魚や、漁師さんが穫ってきたお魚を食べてしまうそうで。
漁師さんにとっては天敵かもしれません。
高いところから、何を狙っているのかな~。

まあ、よく飛んでいるトンビもそうですよね~~。

これは私撮影。
鳥と人と、猫が共存している港町。
素敵なところに来れて良かったなぁって、しばらく浸っていました。
まるで海から上がってきたかのように、一匹の猫ちゃんが姿を現しました。

白っぽい三毛猫ちゃん。
こんな色は初めて見ました。
可愛いなぁってついていくと。
ついてこないでよ、と、こちらを振り返られてしまいます。

ごっ、ごめんごめん、距離とるね。
三毛ちゃんは、海のすぐ傍をのんびり歩いた後、私たちが歩いてきたほうへ行くようです。
私たちも戻ることにしました。
あれ、こんな階段あったんだ?

さっきは気がつかなかった。
バケツがポツンと置いてあって、まるで『崖の上のポニョ』で宗介が住んでいるお家から海に下りる階段みたい!
いつの間にか下りてきていたサビ猫ちゃんが、バケツの横にちょこん。

宗介とポニョが駆け下りてくるのを、待ってるのかな??
私たちが下りてきた階段のところで、三毛トラちゃんと薄い三毛ちゃんがご挨拶してた。

あ、こらこら、お社に登っちゃだめだよ~~~。

白っぽい猫が乗っていると、なんだかお使いのようで似合いますね……。
ここで、写真は撮れなかったのですが、ものすごくおっきな黒猫ちゃんに遭遇しました。
この辺りの野良猫ちゃんとは一線を画すサイズです。
どこかのおうちでごはんをもらっているのかな?
その黒猫を怖がってか、塀に登って様子をうかがう薄い三毛ちゃん。

猫の横顔は、とっても美しい……
この子の色はほんとうに変わっていて、写真だと黒が目立っているのですが、実際はもっと薄い色なんです。
ふわぁっと白い粉をまぶしたような、綺麗な毛並みでした。
もう一度階段を上がり、猫たちといっぱい戯れて。
たくさん蚊にかまれながら、とても長い時間をそこで過ごしました。
旦那が素敵な一枚を撮ってくれたので。
余白になにか文字を入れたくなって。
一句、詠んでみました。

へたくそですみません。
猫は恋の季節『春』の季語だそうなので。
この場合、ニャア
が季語になるのかな??
ならないか。。。
門外漢が遊びで作った歌ですので、辛口の批評はどうかご勘弁くださいませ(笑)。
とっても可愛く甘えてくれて、組体操まで見せてくれた鞆の浦野良猫団の猫ちゃんたちのこと。
ずっと忘れることは、ないでしょう……。
バイバイ、猫ちゃんたち。
優しく迎えてくれて、ほんとうにありがとね。
見るべきところはだいたい回ったし、そろそろ帰途につきたいと思います。
お宿に荷物を取りに行って。
バスを待つ間、最後にもう一度海を見ておきたくなりました。

太陽はだいぶ傾いて、この旅行中ずっとどこかへ行っていた雲がやってきていました。
あ、海に空が映ってる!!
最後まで、綺麗なものを見せてもらえたなぁ……。
そういえば……。
昨日の今頃、海上タクシーに乗って、この港に着いたんだよなぁ……。
そうすると、この鞆の浦に24時間以上滞在していたんだな、って気がつきました。
心が穏やかになる、とっても素敵な町でした。
何日でも滞在できちゃいそう。
宮崎監督が長く滞在されたのもすごくよく分かる気がしました。
せかせかしたところがなく、心が休まる町、鞆の浦。
素敵な旅を、ありがとうございました。
やってきたバスに乗り込んで。
一番後ろの席に座り。
ずっと後ろを見ながら、鞆の浦を後にしました。
あっという間に、見覚えのある町並みは遠くなって。
完全に見えなくなってから、ふうう~~とため息をつきました。
福山駅を目指して、バスは快調に走って行きます。
ふと窓の外を見ると、暮れかけの空がいい色でした。
パシャ。

雲が、とってもいい味を出してくれていました。
カメラに残っていた最後の1枚。
これで、全て使い切りました。
はあぁぁぁ、たくさん撮ったなぁ……。
目を閉じるとそのまま寝入ってしまって、気がつくと福山駅に到着するところでした。
駅弁とお土産を駆け足で買って、新幹線に乗り込めばもう、新大阪まで一直線!
美味しい駅弁を楽しんだら、撮りためた写真を見せ合いっこして。
こんな時間もまた、楽しいものですね。
家に帰って。
まずしたことは、荷物を持ったまま洗面所に直行して、手をしっかり洗って服を全て脱ぎ。
シャワーして。
荷物は洗えるものは全て洗濯、無理なものはシュッシュしてしっかり殺菌!!することでした。
お外で暮らす猫ちゃんたちにいっぱい触れてきたし。
私と旦那のカバンは、猫たちに頬をこすりつけられてかじられて登られてケリケリされていたので。
何か菌を持ってきていたらと心配だったんです。
神経質になり過ぎかなとも思ったのですが。
賢くお留守番していたイブちょとしろちゅに、なにか移してしまったら申し訳ないし。
それを全部終えると、やっと、帰ってきた~~って感じがしました。
イブちょとしろちゅの反応は。
よく旅行から帰ってくると、「あれだれ?」「いや~知らん」なんてよそよそしい態度を取られるのが常なのですが。
今回は、にゃぁ~~~って近づいてきてくれました。
ごめんね~~~っていっぱいなでなでして抱き上げて抱きしめて。
ごはんを入れて、サッシを開けて。
そして。
また日常に、戻っていったのでした。
こうして、猫旅は終わりました。
たったの2泊2日、こんな短い期間で、こんなにもたくさんの感動する出来事に出会えたのは初めてです。
ちゃんと伝えたいって思ったら、ものすごく長くなってしまって。
27回もの長い期間、読んで下さった皆様に大感謝です。
皆さんが毎回下さったあったかいコメントのおかげで、背中を押してもらって、最後までちゃんと到達できたんだと思います。
どれもとっても嬉しく、読ませていただきました。
ほんとうに、ありがとうございました
実は次回、この猫旅の番外編が一話ありまして。
どうしてもこう、1つのジャンルにまとめたい写真が集まってきて。
もう一話、どうか気軽にお付き合い下さいね。
最後に、新しく買った猫ベッドでの、うちの2匹のラブラブ
写真おば。

ホームセンターで見つけた、天国のようにフワフワ柔らかいベッド。
すぐにぎうぎうになりました。

あ、この頃のしろちゅの目は、まだ腫れているときでした。
ここで寝ているイブちょの横に、いそいそともぐり込んで行くしろちゅの姿を、何度も見かけられるようになりました。

この時はもう、ほとんど治っていますね。
嬉しいね、しろちゅ。
電気を消すね。

おやすみなさ~~い。
私も猫になって一緒にぎゅぎゅぎゅと混ざりたい~~~
それでは、また次回です~~~
お外に出てもきゅって警戒しなくてもいい気温なんて、すごく久しぶりだったし。
嬉しかったなぁ……。
夜に雨が降って。
風が吹いて。
今は風に体温をみんな持って行かれそう……寒い!
うう、春が待ち遠しい……。
さて、27回にも渡って続いてきた猫旅ですが、ついに今回、最終回です!
鞆の浦最後の数時間、もう少しだけお付き合いくださいね

宮崎監督が滞在されていたといううわさのお家へは、この子が案内役を買って出てくれました。

私たちを追い抜いたり、立ち止まって葉っぱの匂いをかいだり、気ままに動きながらも一緒に行ってくれました。
ありがとね、ほんと可愛い顔してるね~三毛トラちゃん


お家はすぐに見つかりました。
普通の民家だし、あんまり覗き込んだりもなぁ……。
ちょっとだけ背伸びすると、眺めが良さそうな場所に古い日本家屋が見えました。
お庭が綺麗に剪定されていて、素敵だなぁって思っていると。
頭の上を、猫がぴょ~~~~ん!!!
うわぁ、入っちゃった!!!
茶トラちゃんがいつの間にかついてきていたようで、低い塀などひとっ飛びだったようです。
お家の横で、ちょこん。

監督も、猫たちと戯れたりされていたのかなぁ……。
しばしそんな光景を想像してみたりして。
帰り道、三毛トラちゃんが木の根っこでパリパリ爪研ぎしています。

あれ、いつの間にキミもついてきてたの!?

仔猫ちゃん、ほんとかわゆいなぁ……

みんなのところに戻ってきました。
ずうっとここにいるのもなんだし、下りて行ける階段があったので、一度下りてみることにしました。
このあたりで、私のカメラのカードは残数0

消せるものを消しながら歩く、また撮って0、また消して。
ここからはずっとそんな調子でした。
ずっとついてきてくれている三毛トラちゃん。

細い路地へ下りて少し歩くと、すぐに港でした。
空を、大きな白い鳥が飛んでいました。

旦那渾身のナイスショット!!!
アオサギですね。
あ、とまりました。

絵になる姿ですね~。

アオサギは、養殖しているお魚や、漁師さんが穫ってきたお魚を食べてしまうそうで。
漁師さんにとっては天敵かもしれません。
高いところから、何を狙っているのかな~。

まあ、よく飛んでいるトンビもそうですよね~~。

これは私撮影。
鳥と人と、猫が共存している港町。
素敵なところに来れて良かったなぁって、しばらく浸っていました。
まるで海から上がってきたかのように、一匹の猫ちゃんが姿を現しました。

白っぽい三毛猫ちゃん。
こんな色は初めて見ました。
可愛いなぁってついていくと。
ついてこないでよ、と、こちらを振り返られてしまいます。

ごっ、ごめんごめん、距離とるね。
三毛ちゃんは、海のすぐ傍をのんびり歩いた後、私たちが歩いてきたほうへ行くようです。
私たちも戻ることにしました。
あれ、こんな階段あったんだ?

さっきは気がつかなかった。
バケツがポツンと置いてあって、まるで『崖の上のポニョ』で宗介が住んでいるお家から海に下りる階段みたい!
いつの間にか下りてきていたサビ猫ちゃんが、バケツの横にちょこん。

宗介とポニョが駆け下りてくるのを、待ってるのかな??
私たちが下りてきた階段のところで、三毛トラちゃんと薄い三毛ちゃんがご挨拶してた。

あ、こらこら、お社に登っちゃだめだよ~~~。

白っぽい猫が乗っていると、なんだかお使いのようで似合いますね……。
ここで、写真は撮れなかったのですが、ものすごくおっきな黒猫ちゃんに遭遇しました。
この辺りの野良猫ちゃんとは一線を画すサイズです。
どこかのおうちでごはんをもらっているのかな?
その黒猫を怖がってか、塀に登って様子をうかがう薄い三毛ちゃん。

猫の横顔は、とっても美しい……

この子の色はほんとうに変わっていて、写真だと黒が目立っているのですが、実際はもっと薄い色なんです。
ふわぁっと白い粉をまぶしたような、綺麗な毛並みでした。
もう一度階段を上がり、猫たちといっぱい戯れて。
たくさん蚊にかまれながら、とても長い時間をそこで過ごしました。
旦那が素敵な一枚を撮ってくれたので。
余白になにか文字を入れたくなって。
一句、詠んでみました。

へたくそですみません。
猫は恋の季節『春』の季語だそうなので。
この場合、ニャア

ならないか。。。

門外漢が遊びで作った歌ですので、辛口の批評はどうかご勘弁くださいませ(笑)。
とっても可愛く甘えてくれて、組体操まで見せてくれた鞆の浦野良猫団の猫ちゃんたちのこと。
ずっと忘れることは、ないでしょう……。
バイバイ、猫ちゃんたち。
優しく迎えてくれて、ほんとうにありがとね。
見るべきところはだいたい回ったし、そろそろ帰途につきたいと思います。
お宿に荷物を取りに行って。
バスを待つ間、最後にもう一度海を見ておきたくなりました。

太陽はだいぶ傾いて、この旅行中ずっとどこかへ行っていた雲がやってきていました。
あ、海に空が映ってる!!
最後まで、綺麗なものを見せてもらえたなぁ……。
そういえば……。
昨日の今頃、海上タクシーに乗って、この港に着いたんだよなぁ……。
そうすると、この鞆の浦に24時間以上滞在していたんだな、って気がつきました。
心が穏やかになる、とっても素敵な町でした。
何日でも滞在できちゃいそう。
宮崎監督が長く滞在されたのもすごくよく分かる気がしました。
せかせかしたところがなく、心が休まる町、鞆の浦。
素敵な旅を、ありがとうございました。
やってきたバスに乗り込んで。
一番後ろの席に座り。
ずっと後ろを見ながら、鞆の浦を後にしました。
あっという間に、見覚えのある町並みは遠くなって。
完全に見えなくなってから、ふうう~~とため息をつきました。
福山駅を目指して、バスは快調に走って行きます。
ふと窓の外を見ると、暮れかけの空がいい色でした。
パシャ。

雲が、とってもいい味を出してくれていました。
カメラに残っていた最後の1枚。
これで、全て使い切りました。
はあぁぁぁ、たくさん撮ったなぁ……。
目を閉じるとそのまま寝入ってしまって、気がつくと福山駅に到着するところでした。
駅弁とお土産を駆け足で買って、新幹線に乗り込めばもう、新大阪まで一直線!
美味しい駅弁を楽しんだら、撮りためた写真を見せ合いっこして。
こんな時間もまた、楽しいものですね。
家に帰って。
まずしたことは、荷物を持ったまま洗面所に直行して、手をしっかり洗って服を全て脱ぎ。
シャワーして。
荷物は洗えるものは全て洗濯、無理なものはシュッシュしてしっかり殺菌!!することでした。
お外で暮らす猫ちゃんたちにいっぱい触れてきたし。
私と旦那のカバンは、猫たちに頬をこすりつけられてかじられて登られてケリケリされていたので。
何か菌を持ってきていたらと心配だったんです。
神経質になり過ぎかなとも思ったのですが。
賢くお留守番していたイブちょとしろちゅに、なにか移してしまったら申し訳ないし。
それを全部終えると、やっと、帰ってきた~~って感じがしました。
イブちょとしろちゅの反応は。
よく旅行から帰ってくると、「あれだれ?」「いや~知らん」なんてよそよそしい態度を取られるのが常なのですが。
今回は、にゃぁ~~~って近づいてきてくれました。
ごめんね~~~っていっぱいなでなでして抱き上げて抱きしめて。
ごはんを入れて、サッシを開けて。
そして。
また日常に、戻っていったのでした。
こうして、猫旅は終わりました。
たったの2泊2日、こんな短い期間で、こんなにもたくさんの感動する出来事に出会えたのは初めてです。
ちゃんと伝えたいって思ったら、ものすごく長くなってしまって。
27回もの長い期間、読んで下さった皆様に大感謝です。
皆さんが毎回下さったあったかいコメントのおかげで、背中を押してもらって、最後までちゃんと到達できたんだと思います。
どれもとっても嬉しく、読ませていただきました。
ほんとうに、ありがとうございました

実は次回、この猫旅の番外編が一話ありまして。
どうしてもこう、1つのジャンルにまとめたい写真が集まってきて。
もう一話、どうか気軽にお付き合い下さいね。
最後に、新しく買った猫ベッドでの、うちの2匹のラブラブ


ホームセンターで見つけた、天国のようにフワフワ柔らかいベッド。
すぐにぎうぎうになりました。

あ、この頃のしろちゅの目は、まだ腫れているときでした。
ここで寝ているイブちょの横に、いそいそともぐり込んで行くしろちゅの姿を、何度も見かけられるようになりました。

この時はもう、ほとんど治っていますね。
嬉しいね、しろちゅ。
電気を消すね。

おやすみなさ~~い。
私も猫になって一緒にぎゅぎゅぎゅと混ざりたい~~~

それでは、また次回です~~~
