セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

今年の桜

2014-04-10 13:52:03 | 馬見丘陵公園





今年も、見事に桜が咲きました。

皆さま、お花見はできましたか?

酒盛りまではしなくても、桜の下を通るだけでな気分になりますね。


枝垂れ桜。







4月初旬、満開になった途端に2回もやってきた強い雨嵐……。

そのうえ雪まで降っちゃって……もう。。。



そんな時に思い出したこの詩。



~この杯を受けてくれ

   どうぞなみなみ注がしておくれ

    花に嵐のたとえもあるぞ 

     さよならだけが 人生だ~


  唐の詩人 于武陵(う・ぶりょう)の漢詩『勧酒』
        井伏鱒二 名訳


 別れはあっけなくやってくるものだから。

 今宵は思う存分、酌み交わそうぞ。

そんな言葉を交わす人たちの姿が、目に浮かびます。



喜びと悲しみを優しく包み込むようなこのフレーズを、

どうかまだ散らないでと祈りながら、口ずさみます。

(人生、さよならだけじゃないはずだ)

そんな、反骨精神のようなものを呼び起こす詩でもあるなぁと思います。






そんな祈りが通じたのか、今年の桜は頑張ってくれました

その後もたびたび公園を訪れましたが、桜の枝にはまだお花がギッシリ!

凛と花を開く姿に、いつも抱いていた儚さとは違う『強さ』を初めて感じた春でした。










白い葉桜も輝いていました。







この春は、何度も馬見丘陵公園に足を運びました。

一番の目的は、桜と鳥さんを一緒に撮ること!!


新調した望遠レンズをつけて、レッツゴー!!




桜の木に一番やってくる鳥は、メジロちゃん。








小さい姿でちょこん、と留まっています。






お花にくちばしを突っ込んで、ペロペロ。

おいしい?





あ、気が散るよね ごめんね。





一回りしてきて、またちょっと撮らせてもらう。





メジロちゃんのおかげで、桜と鳥、バッチリ撮れたよ、ありがとう。


他にも、ホオジロちゃんや、




スズメちゃんも!




もちろん、ミツバチさんも負けてませんよ!!





みんなきっと、桜の季節を待ってたよね、咲いたね、嬉しいね!!



薄暗い森へ入ると、濃いピンクの桜に出会いました。






美しいなぁ……





はらり、はらりと散り始めた桜。

散らないでとあんなに願っていたけれど、花びらのシャワーを見ると、桜は散る時も美しいのだったと思い出しました。




池一面に浮かぶ桜の花びら。

すうっと右上から、オフィーリアが流れてきそうな気がする。


散る直前の桜も、赤い部分が多く見えて美しい。







オフィーリアは流れてこなかったけれど、変わりに深紅のボケの花がプカリと浮いていました。




映画のワンシーンのようで、赤色に魅入られ時間が止まったようでした。



雨ニモマケズ 風ニモマケズ

今年の桜はほんとうに踏ん張ってくれました。


ありがとう。

来年もまた、会おうね





それでは最後に、ふにゃふにゃイブちょさん、どうぞ~~~。


ダラ~~ン。





スヤスヤ。




無防備にも程がある。


安心して眠れるっていいね、イブちょ。



旦那:ちょっと……、おヒゲを……。

イブちょ:さわらないでください。





旦那はしょっちゅうちょっかいをかけるのですが、イブちょはなかなか怒らないんですよね。

一番怒った時で、ニャッ!って言うぐらい。

優しい子でいてくれて、ありがとう。




それではまた、次回です~~~