モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

子どものやる気はいつ出るかわからない(小1息子)

2010年12月28日 | 子育て記録

年の暮れも迫ってきましたが、大掃除、進んでますか?
寒い年末にやらない方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は、少しずつやってますが・・・

昨日は、息子が、朝ごはん食べた後、突然、
「今日、大掃除する!」と言い出し、
「リビングと2階と廊下のぞうきんがけするね!」
と言って、突然、息子の大掃除が始まりました。

床掃除は、他の場所が終わってからでいいかなと思っていたのですが、
息子は、言ったとたん、いきなり始めて、
家具とかマットとか移動させないで、あいているところだけ
やっているので、あわてて退かせました(汗)
「後でね」と言っていると、やる気なくすので。
やる気になっているときに、やってもらわないと。
やる気はいつ出るかわかりませんから。

やり方が気になるときは、初めに言って、
あとは、がまん・・・
何度も言いたくなりますけど・・・
がまんできずに、つい言ってしまったりすると、
不機嫌になります。
あ、まずいなと思ったら、それ以上言わず、
最後は、やっぱり、
「ありがとね~」ですね。

やるときは、やる。
やらないときは、まったくやらない。
息子は、ホント、はっきりしてます。

先日は、冬休みの宿題、まったくやらないので、
任せようと思いつつ、やっぱり気になって、
「いつやるの?」って聞いてみました。
「明日、やる。今日は、休み~」

うーん。もし、「明日やる」が毎日だったら・・・
とちょっと不安になりながらも、その日は様子を見ました。
ずーっと、絵を書いたり、アイロンビーズをしたり、
工作したり、・・・思う存分一人遊びをしていました。

次の日、「今日は、宿題やる日なんだ~」と、
朝から、ずーっと宿題をやり続け、
日誌1冊ほぼ完了(日記などは残して)。
その集中力に、ちょっとびっくり!!
さすがに疲れたと言ってましたが。

あとは、計算プリントが残ってますが、
今日も、ずーっと遊び続け、明日やるそうです。

一応、息子の中には、何日までにやると
計画があるそうで。
自分でやると言ったら、やれるんですね~


「○○をやりなさい」と言うと、
「はーい」と返事だけして、やらない。
「じゃあ、いついつまでにやりなさいよ」と言うと、
「はーい」と返事だけして、結局やらない。
「やるっていったでしょ!」と叱っても、
実は、
これは、人が決めたことで、自分で決めたことではないのですよね。

「自分で決める」ということは、
内面から湧き上がってくるものなんでしょうね。

ふと、こんなことを思いました。


でも・・・
やっぱり机の上に物が散乱していると、言ってしまいます~
だって、よく物がなくなりますから(涙)
でも、最近は、少しマシになってきたかな。


さて。
友人を中心に、サークルを始めてから、
息子が卒園した園で勉強させていただいたり、
ブログを始めたり、研修に行き始めたり、
新しく入会してくださった方もいたり・・・
今年は、本当に、たくさんのステキな出会いがありました。
私にとって、今まで歩んできた人生とは、まったく違う道で、
不慣れなことも多々あり、ご迷惑をおかけしたこともあると思います。

それでも、
来てくださる方々、
アドバイスしてくださる方、
応援してくださる皆様のおかげで、がんばることができました。
どうもありがとうございました。

つたないブログですが、楽しみに読んでくださる方、
応援クリックしてくださる方、
少しでも、子育ての参考にしていただけたら、幸いです。
皆さんのコメントやメッセージも、がんばる力になっています。
どうもありがとうございました。

まだまだ未熟者ですが、
来年も、お付き合いの程、よろしくお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

 

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子どもに「ありがとう」(小1息子)

2010年12月22日 | 子育て記録

夕方、片づけをしていたら、
ビーズの入ったケースを上から落としてしまい、
床の上に、散乱してしまいました。
細かいビーズだったので、かなりショック~~(T_T)
だったのですが、見ていた息子は、
「大丈夫?手伝ってあげる」といってくれました。

さらに、
「お母さん、夕飯の準備してきていいよ。
色分けもしておいてあげるから」と(感涙)
細かいビーズをピンセットで色分けしてくれました。
多少、間違っていたけれど、そこは目をつむって、
「ありがと~~~!!助かったよ~!」と
何度もお礼をいいました。

いつもはのんびりマイペースな息子は、
人が困っているときは、なぜか行動が速いんですが、
助けてあげられるようになったのね~と、うれしく思いました。

一仕事終えた後の息子は、
モンテッソーリのお仕事を終えたのと同じような満足そうな顔をしていました。
「ビーズの色分けのお仕事」として用意しても、
今の息子では、絶対やらないと思いますが、
満足感を得るのは、教具だけではないのですよね。

年齢が低いと、行為(お仕事)そのものに興味があるのですが、
年齢が上がってくるに従って、人の役に立つことに喜びを見出すとのこと。

学校での係の仕事で、先生のお手伝いを
一生懸命がんばっていたそうで、役に立ちたいって思ったのでしょうし、
やっぱり「ありがとう」って言われたらうれしいですよね。

これから、子どもたちにとってはうれしい冬休みですね。
きっとお手伝いしてもらうこともあるでしょうから、
「ありがとう」って言ってあげたいですね。

 

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「父親らしい者は少なく、母親らしい者はいない」

2010年12月08日 | その他

最近、読んだ本に書いてありました。

~~~~~

「父親らしい者は少なく、母親らしい者はいない」

これは、アイルランドのことわざだそうです。

父も母も、子どもとともに成長するもの。
母親密着型でも父親力絶対の家庭でも問題がある。
ともに家庭を愛し、育てる気持ちを強くもつことが一番。

~~~~~

出典ですか?こちら(↓)です(^^)ゞ

足を速くするにはコツがある―わが子の運動能力が育つ本

得手不得手があるのは仕方ないんですけどね。
息子、クラスで一番遅いんだそうです。
私自身得意じゃなかったので、遅いのは仕方ないんですけど、
モチベーションがさがっていて、教えようにも教え方もわからないので、
なんとかならないかな~と、図書館で見つけました。

なるほど~と思うようなコラムがチョコチョコ書いてあって、
そんな中のひとつでした。

もうひとつ。

~~~~~

ほめられると脳下垂体から甲状腺刺激ホルモンが
分泌されます。この「やる気ホルモン」が
脳を目覚めさせ、全身の活動を活発化させるのです。
やる気ホルモンを投与したマウスとそうでないマウスを
鉄棒にぶらさげると、その持久力の違いは明らか。
投与したマウスは鉄棒からなかなか落ちませんが、
投与していないマウスはすぐに落ちてしまうのです。

~~~~~~

ほめて、やる気ホルモンを分泌させるといいんですね~
まず、「できていることをほめてあげる」
わかっているのに、自分の子となると、どうしても、
できていないことをつついてしまう。
気を付けたいものです。
母も子とともに成長させてもらってます。


速く走る方法ですか?
読んだ通りにやれればいいでしょうけど・・・
息子の場合は、まずは、「やる気」にならないと(苦笑)。

お断りしておきますが、
モンテッソーリ教育を受けた子どもが、
全員運動が苦手なわけではありません。
同じ園の子どもたちの中で、運動がとても得意だという子も
いましたし、「提示を見てその通りにする」ことをしてきた
子どもたちは、運動面でも習得しやすいとも言われています。
ただ、子どもの個性もあるのだと思います。

 

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数を体感する

2010年12月04日 | 算数教育

以前の記事で、数を体感するという内容を書きましたが、
我が家でやっていたことを思い出しながら書いてみますね。

1.お風呂で、数を数える。
  よくやりますよね。初めのころは、数えるだけで、歌と一緒です。

2.お菓子などの数を数える。
  実物と合わせて、数えるので、体感できる。

3.お菓子を割ってから、数える。
  クッキーを小さく割って、数えていました。
  粉々になっても、数が増えると喜んでいた時期があります。
  ただ、この場合、遊んでいるとみるか、数を数えているとみるか、
  で、親の対応も変わってきますよね。
  息子は、そのあと、しっかり食べていたので、
  割ること自体は黙認してました。

4.お菓子の数の多い少ないがわかるようになる。
  多い方を選んでました。
  食いしん坊ですから^^

5.たくさんのものを家族で分けるときに、子どもに分けてもらう。
  最初に「○個あるね。△人で分けたら、ひとりいくつになるだろうね?」
  と言って、分けてもらいました。
  「ひとり○個になった~!」と喜んでいました。
  反対に、一人ずつ配ってあったら、全部合わせたら何個だったのかな?
  とか。
  
  話は、それますが・・・
  少し前に、テレビで、一人目の子、真ん中、末っ子、一人っ子の特徴と
  その対応の仕方のようなことをやっていて、
  一人っ子は、いつも独り占めできるので、物を分けることが苦手だから、
  おかずなどを分けることをやってもらうとよいというような話をしていました。
  息子には、小さいころから、分けることはしてもらっていたけど、
  そういえば、多めのものを取るんですよね・・・
  お友達のおうちで、大丈夫かしら(汗)

6.100までを体感する。
  モンテッソーリ幼稚園に行く前のことですが、
  どんぐりをたくさん拾ったときが、ありました。
  100くらいまで数えることができるようになっていた頃で、
  どんぐりを並べながら、数え始めたので、
  10個まで横に並べたら、横に続けていかないで、
  11からはその下に並べて、
  また21からその下に・・・と10個ずつ並べていきました。
  そのときは、80個くらいだったのですが、
  息子は、「すごーい!」と感動してましたよ。
  これが、100個あったら、どんな形になるでしょう?
  子どもが、目で見て、感じられるますよね。
  これは、金ビーズの100のビーズと同じです。

7.果物やケーキなどを切るときは、一緒に。
  まだ、切れないときは、見ているだけでしたが、
  切りたがるようになったら、できるところはやらせたりしました。
  包丁を使うことは、日常生活のお仕事ですけど、
  人数で割り切れる数にするということを意識してました。
  4人だったら、3人だったら、数が変わりますよね。
  果物とかケーキなどは、立体になってくるので、
  断面図とかも、自然に体感できますね。
  ケーキは、いろいろな形があって、
  円、四角、円柱(ロールケーキ)など、楽しめますね。


息子は、数に興味を持ち始めた頃から、
こんな感じで、数に親しんでいきました。

そして、↓の絵本たちも、大好きでした。
かわいいてんとうむし (あなあきしかけえほん)
ちいさなおたまじゃくし (あなあきしかけえほん)

てんとうむしやおたまじゃくしが、立体になっているのですが、
始めは、10匹いたのに、ページをめくるごとに、1匹ずついなくなり・・・
だんだん、みんないなくなってしまいます。
でも、最後には、みんないるんですけどね。
おたまじゃくしの方は、さいごは、しかけ絵本になっていて、
10匹のカエルが飛び出して、ゲコゲコ言います。
小さいお子さんでも楽しめるのではないかなと思います。

教具を使うことを知りたかった方もいらっしゃったかもしれませんが、
まずは、日常生活の中で実体験することの方がとても大事です。

私は、てんしのおうちで勉強してましたが、
モンテッソーリ園に行き始めてからは、うちで「お仕事」をすることはありませんでした。
教具についてお知りになりたい方は、てんしのおうち
などで、勉強されることをご検討ください。
今回は、教具がなくても、ご家庭でできることを書いてみました。
モンテッソーリ園に行く予定のある方は、教具を用意されることはお控えください。
お子さんが園で楽しめなくなりますし、ご家庭でしかできないことをおすすめします。

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