モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

トッポンチーノを使ってみた方の報告

2011年03月11日 | 0歳児の環境・教材

0歳から6歳までの教室
モンテッソーリ子どもの家アイアイです。

先日、会員のお母様が

3人目のお子さんをご出産されました。
おめでとうございます!!

ご出産前に、
トッポンチーノをご自分で作られたそうですが、
生まれたばかりの赤ちゃんを
1年生のお姉ちゃんでも抱っこできて、
寝かしつけもできるそうで、
「とてもよかった!」とメールをくださいました。

今からご出産される方、
ぜひ、トッポンチーノを作ってみてくださいね。
お母さんのにおいをつけておくことも忘れずに^^

子どもの発達を考えた環境づくりにおすすめです。
モビール【0歳からの視覚教材】
ムナリモビール(生後2・3週間~視覚教材)
ムナリモビールを見つめる(生後2か月)
八面体モビール(生後2ヶ月からの視覚教材)
ダンサーモビール・ゴビモビール(生後2・3か月からの視覚教材)
輪とリボン・キッキングボール(生後6か月~の視覚・触覚教材)
モビールやキッキングボールのつるしかた


ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
モンテッソーリに関する書籍

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「子どもは動きながら学ぶ」【書籍の紹介】

2011年03月05日 | モンテッソーリの書籍

以前、モンテッソーリに関する書籍という記事で、
何冊か書籍をご紹介しました。

最近、子どもは動きながら学ぶ 環境による教育のポイント
を読み直してみたら、また気づきがありました。

子どもたちの事例や日常生活のお仕事など、
具体的な例がたくさん載っていますから、
「モンテッソーリってどんな教育?」と思われる方や
「子どものお仕事ってどんなこと?」と思われる方にも
わかりやすい書籍だと思います。
ぜひ、ご一読ください。

今回、この本を読んで、心に残ったこと。

ある公立保育所の園長先生が、
私立のモンテッソーリ幼稚園を見学して、驚き、
自分がいる保育所とは別天地だと感じたという話です。
しかし、「保育所」「公立」という性質上、
あの「私立」の「幼稚園」のように設備を整える
「お金」や「時間」」を自由に使えるわけではありません。
しかし、その幼稚園の子どもたちの生き生きと自発的に
動き、しかも落ち着いた態度であったことから、
この園長先生は、子どもたちがよい方向に変わるために
参考にできるものがあるなら、一つでも取り入れたいと
考えられました。
そして、始めたことは、
 1.朝、あいさつをていねいにすること
 2.朝、靴箱に靴をきちんと入れること
このたった二つから始めたそうです。
すると、だんだん変わってきて、数年後には、
すっかりと変わっていったということです。

モンテッソーリ教育は、取り入れようと思えば、
できないことはないということですよね!!
理想的な環境が完全に整えられなくても、
できることから始めるのが一番なのだと思います。
完璧じゃなくても、一歩ずつ踏み出したいと思います。

それから、もうひとつ。
『子どもの文化人類学』(原ひろ子著 晶文社)
からの引用の部分です。

ヘヤー・インディアン(カナダ北西部狩猟民)の文化には、
「教えてあげる」「教えてもらう」
「だれだれから習う」「だれだれから教わる」
というような概念の体系がなく、各個人の主観からすれば、
「自分で観察し、やってみて、自分で修正する」ことによって、
「○○をおぼえる」のだそうです。
そして、彼らは、大人も子どもも、各々自信にみち、
生き生きとしていたことが忘れられないと
著者は、書かれています。

その後に続いて、相良先生は、
「知性の法則」「運動の法則」について、
述べられています。

「教えてあげる」などと思わなくても、
子どもは、学び取っていきます。
学び取る環境を整えることの方がより大事なのでしょう。

アイアイに来てくださっているお子さんが、
ご家庭で、「アイアイごっこ」をしているそうです。
お子さんが、私役で、お母さんは、別のお子さん役だそうです。
「見ててね」とマネされているそうです。
うれしい反面、「気をつけなければ!!」と思いました(^^)ゞ

 

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コメント (2)
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幼稚園に行く前の準備

2011年03月02日 | 環境を整える

早いもので、もう3月ですね。
4月から幼稚園に入園するお子さん方、おめでとうございます。
親御さんは、準備でお忙しいでしょうし、新しい生活が始まることに
期待と不安もあることでしょう。

そんなことを考えていたら、
息子が幼稚園に行く前に私がしたことを思い出しました。

スケッチブックに、幼稚園(公立)に行くときのことを
絵を描いて、字のない絵本風に作りました。
「○○くんのいちにち」
1.朝 おきた絵
2.トイレに行く絵
3.ごはんを食べる絵
4.顔を洗う絵
5.はみがきの絵
6.うんちの絵
7.着替えの絵
8.自転車でお母さんと一緒に園に行く絵
9.幼稚園で先生やお友達と遊ぶ絵
10.給食の絵
11.お迎えの絵



夜、「おやすみなさい」の場面まで。
上の絵は、ページの右側に、左側には時計の絵を描きました。
息子は、気に入って、何度も「読んで」と言っていました。
(文章は、その時々で、アドリブで)

実際、幼稚園(公立)に入ってみたら、
初めは、母から離れられなくて、1週間は一緒に園にいました。
そのあとは、息子が泣き叫んでも、
後ろ髪ひかれる思いで帰った覚えがあります。
でも、しばらくのことでしたよ。
 2学期に登園拒否もありましたが、
 ずっと行かなかったわけではなく、
 転園を考えるきっかけになったということです。
息子が後で、言ったこと。
「毎日じゃないと思ってた」
・・・たまに遊びに行く場所だと思っていたらしいです。

この絵本が役に立ったかどうか疑問ですが・・・
気に入ってくれたことは確かです(苦笑)
幼稚園に行くということは、息子にとって未知の世界でしたから、
どういうことかは、一応、わかってもらえたかも。

この絵本の一部を取り出せば、
こんな風に使えます。

この中に、朝、幼稚園に行く前に、
子どもたちが自分でしなければならないことが、
いくつかありますよね?

ごはんを食べる前に着替えしますか?
「はみがき」「着替え」などしないで、
ごはんを食べた後、遊んだりしてしまいませんか?

「はみがきして」「着替えて」など口うるさく言ったり、
手伝ったりしなくても済むようにしたいですよね。

この方法は、あるモンテッソーリの先生に聞きました。
この絵を描いたカードの裏に○を書いて、ボードなどに貼るのです。
わが家は、冷蔵庫に貼ってました。
できたら、裏返しにして貼ると「○」が増えるというわけです。

モンテッソーリ園にも、「あさのごじゅんび」が書いてあった気がします。
1年前のことなのに、悲しいかな、どんどん記憶が薄らいでいきます・・・

子どもも、その紙を見ること自体忘れていたりしますが、
直接、「これはやったの?」「あれはやったの?」
と聞くよりも、「どこまでできたかな?」と
子どもに気づかせるという方法の方が、
子どもが自分で考えるようになっていくかなと思います。

「早くやりなさーい!」と言ってしまったり、
うまく行かないことも多々ありましたけど・・・。

文字が読めるようになったら、絵でなくても大丈夫です。
小学生になっても、息子は、ランドセル置きっぱなしで、
遊んでしまうこともあるので、こういう方法を使ってます。
(そのことは、また次回)

ところで、
この方法というのは、一つの案です。
こうしなければいけないものではわけではありません。
モンテッソーリ園のママの中で、
やることを紙に書いたものを
子どもにチェックさせるというママもいれば、
「早くしなさーい」と毎朝子どもに言うのも
親子なんだからいいと思うというママもいました。

好きなことをし始めたら、
やるべきことを忘れてしまうわが息子・・・
人の話も聞いてません。
よく言えば、集中力があるのかもしれませんが。
私としては、言う方がストレス(馬の耳に念仏?)になってしまうので、
できるだけ言わないで済む方法を考えてしまいます。
後で、自分が大変な思いをして(遅刻しそうになったとか)、
気づかせるという方法を使うときもあります。


2015.11.29追記
IT勉強会「てんしのおうち」田中昌子先生が
子どもが読める「こどもせいかつ百科」を監修されました!
ぜひお手元においてお子さんの援助をしてあげてください。
絶賛発売中「親子で楽しんで、驚くほど身につく! こどもせいかつ百科」 


ぜひ、こちらもお読みください。
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