早いもので、もう3月ですね。
4月から幼稚園に入園するお子さん方、おめでとうございます。
親御さんは、準備でお忙しいでしょうし、新しい生活が始まることに
期待と不安もあることでしょう。
そんなことを考えていたら、
息子が幼稚園に行く前に私がしたことを思い出しました。
スケッチブックに、幼稚園(公立)に行くときのことを
絵を描いて、字のない絵本風に作りました。
「○○くんのいちにち」
1.朝 おきた絵
2.トイレに行く絵
3.ごはんを食べる絵
4.顔を洗う絵
5.はみがきの絵
6.うんちの絵
7.着替えの絵
8.自転車でお母さんと一緒に園に行く絵
9.幼稚園で先生やお友達と遊ぶ絵
10.給食の絵
11.お迎えの絵
・
・
・
夜、「おやすみなさい」の場面まで。
上の絵は、ページの右側に、左側には時計の絵を描きました。
息子は、気に入って、何度も「読んで」と言っていました。
(文章は、その時々で、アドリブで)
実際、幼稚園(公立)に入ってみたら、
初めは、母から離れられなくて、1週間は一緒に園にいました。
そのあとは、息子が泣き叫んでも、
後ろ髪ひかれる思いで帰った覚えがあります。
でも、しばらくのことでしたよ。
2学期に登園拒否もありましたが、
ずっと行かなかったわけではなく、
転園を考えるきっかけになったということです。
息子が後で、言ったこと。
「毎日じゃないと思ってた」
・・・たまに遊びに行く場所だと思っていたらしいです。
この絵本が役に立ったかどうか疑問ですが・・・
気に入ってくれたことは確かです(苦笑)
幼稚園に行くということは、息子にとって未知の世界でしたから、
どういうことかは、一応、わかってもらえたかも。
この絵本の一部を取り出せば、
こんな風に使えます。
この中に、朝、幼稚園に行く前に、
子どもたちが自分でしなければならないことが、
いくつかありますよね?
ごはんを食べる前に着替えしますか?
「はみがき」「着替え」などしないで、
ごはんを食べた後、遊んだりしてしまいませんか?
「はみがきして」「着替えて」など口うるさく言ったり、
手伝ったりしなくても済むようにしたいですよね。
この方法は、あるモンテッソーリの先生に聞きました。
この絵を描いたカードの裏に○を書いて、ボードなどに貼るのです。
わが家は、冷蔵庫に貼ってました。
できたら、裏返しにして貼ると「○」が増えるというわけです。
モンテッソーリ園にも、「あさのごじゅんび」が書いてあった気がします。
1年前のことなのに、悲しいかな、どんどん記憶が薄らいでいきます・・・
子どもも、その紙を見ること自体忘れていたりしますが、
直接、「これはやったの?」「あれはやったの?」
と聞くよりも、「どこまでできたかな?」と
子どもに気づかせるという方法の方が、
子どもが自分で考えるようになっていくかなと思います。
「早くやりなさーい!」と言ってしまったり、
うまく行かないことも多々ありましたけど・・・。
文字が読めるようになったら、絵でなくても大丈夫です。
小学生になっても、息子は、ランドセル置きっぱなしで、
遊んでしまうこともあるので、こういう方法を使ってます。
(そのことは、また次回)
ところで、
この方法というのは、一つの案です。
こうしなければいけないものではわけではありません。
モンテッソーリ園のママの中で、
やることを紙に書いたものを
子どもにチェックさせるというママもいれば、
「早くしなさーい」と毎朝子どもに言うのも
親子なんだからいいと思うというママもいました。
好きなことをし始めたら、
やるべきことを忘れてしまうわが息子・・・
人の話も聞いてません。
よく言えば、集中力があるのかもしれませんが。
私としては、言う方がストレス(馬の耳に念仏?)になってしまうので、
できるだけ言わないで済む方法を考えてしまいます。
後で、自分が大変な思いをして(遅刻しそうになったとか)、
気づかせるという方法を使うときもあります。
2015.11.29追記
IT勉強会「てんしのおうち」田中昌子先生が
子どもが読める「こどもせいかつ百科」を監修されました!
ぜひお手元においてお子さんの援助をしてあげてください。
絶賛発売中「親子で楽しんで、驚くほど身につく! こどもせいかつ百科」
ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
モンテッソーリに関する書籍
モンテッソーリ子どもの家アイアイ クラスのご案内