26年前に我が家を新築した時、嫁さんの実家からお祝に貰った掛け時計が
動かなくなってしまった。
これまで覚えているだけで四回程修理している、一番最悪な壊れ方で、もうだめと思った時が有る
居間と座敷の間の鴨居の上にかけている時計が、嫁さんがヒートンに掛けた
積りが上手くかかっていなくて、2米位の所から落下した。
外側の筺体は割れて、文字盤も十時の方向辺りりから割れてしまったが
幸いガラスは割れなかった。
もうだめ、買い換えようかと思ったが、もったいない、何とかしようと言うのが
脳裏をかすめ、破片を拾い集めて接着剤で繋ぎ合せ
破片の隙間のくだけた所は接着剤を詰めて、文字消しのペイントを塗り
修復した。
次は電池を入れ替えた時は動くが、十数分で又止まるので
この時は腰を据えて色々と調べた、この時は電池ケースから基板本体へ行く
電流の流れが、基板本体を電池のプラス側へ接触させて電気的に繋げている
所が接触不良となっていたので直接半田付けを行った。
次は基板のマイナス側のパターンが切れていたので、これも元と先を線材で
半田付けした。
テスターで測ると確かに切れているが、目視では分からなかった。
後は、秒針が何処かで引っ掛かる様な感じに成り、時々止まるので調べて見た
この時は基板と、歯車側に対して本体の筺体とカバーがビスで留めてあり
これを知らずにビスを緩めて取り外したところ、歯車がバランバランに
はじけて、パニック成ってしまった事が有る。
この時は元に戻すのに半日かかった。
そして今回は電池を変えても動かなく成り、流石にもうだめかと思いましたが
治らなくて元々と言った思いで、原因を調べて行った。
この時計は一般的なパルスに依る、ステッピング駆動方式とは違い、同期モーター式だった
先ずは発信しているかどうかを、シンクロスコープで見た
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7b/70f1c332d3b506a619da705f0d0948e6.jpg)
写真での測定値は4.2MHzと表示しているが、これはアバウトな値で、4MHz台の
発振を分周して使って同期モーターを回している様だ。
詳しくは周波数カウンターで測ってはいないので分からない。
先ず発振はOKだ、なのに歯車が回転しない、モーターに該当する磁石の付いた
歯車も動かない。
あれれれ・・・なんだろうな~
歯車が結構汚れている、先ずは清掃、アルコールを吹きかけて掃除?
まてよ、歯車の材質によっては、溶けたり、へなへなに柔らかく成ったら大変
と、Webで時計の歯車の材質を調べる。
MCナイロン、ジュラコン等が有り、アルコールには耐性が有るとある
で、安心してアルコールを吹きかけ、ブラシで清掃する。
今回は、長、短針の関係する歯車と、モーター駆動部と時間、分関係のギア
と時刻合わせ用の傘ギアに留めた。
前回の様にバランバランにバラケたら、元の状態は既に忘れているので
ばらすのは止めた。
元の通りに組み立てて、居間の時刻の八時まで八時間は動いている
今のところ様子見の状態です。
バラす前
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/93/9b5d2cc685a7a996669375bc7e52f85c.jpg)
左上は同期モーターと減速ギア、中央のギアの束は長短針を動かすギア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f1/d0f8cb3a12120d42e18435036a6c7d9c.jpg)
同期モーターと減速ギア、これはバラさず掃除のみ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/38/e20bd490fda23c9377885fa0a6cdfe87.jpg)
長短針の時刻合わせのギア類を装着したところ。
動かなくなってしまった。
これまで覚えているだけで四回程修理している、一番最悪な壊れ方で、もうだめと思った時が有る
居間と座敷の間の鴨居の上にかけている時計が、嫁さんがヒートンに掛けた
積りが上手くかかっていなくて、2米位の所から落下した。
外側の筺体は割れて、文字盤も十時の方向辺りりから割れてしまったが
幸いガラスは割れなかった。
もうだめ、買い換えようかと思ったが、もったいない、何とかしようと言うのが
脳裏をかすめ、破片を拾い集めて接着剤で繋ぎ合せ
破片の隙間のくだけた所は接着剤を詰めて、文字消しのペイントを塗り
修復した。
次は電池を入れ替えた時は動くが、十数分で又止まるので
この時は腰を据えて色々と調べた、この時は電池ケースから基板本体へ行く
電流の流れが、基板本体を電池のプラス側へ接触させて電気的に繋げている
所が接触不良となっていたので直接半田付けを行った。
次は基板のマイナス側のパターンが切れていたので、これも元と先を線材で
半田付けした。
テスターで測ると確かに切れているが、目視では分からなかった。
後は、秒針が何処かで引っ掛かる様な感じに成り、時々止まるので調べて見た
この時は基板と、歯車側に対して本体の筺体とカバーがビスで留めてあり
これを知らずにビスを緩めて取り外したところ、歯車がバランバランに
はじけて、パニック成ってしまった事が有る。
この時は元に戻すのに半日かかった。
そして今回は電池を変えても動かなく成り、流石にもうだめかと思いましたが
治らなくて元々と言った思いで、原因を調べて行った。
この時計は一般的なパルスに依る、ステッピング駆動方式とは違い、同期モーター式だった
先ずは発信しているかどうかを、シンクロスコープで見た
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7b/70f1c332d3b506a619da705f0d0948e6.jpg)
写真での測定値は4.2MHzと表示しているが、これはアバウトな値で、4MHz台の
発振を分周して使って同期モーターを回している様だ。
詳しくは周波数カウンターで測ってはいないので分からない。
先ず発振はOKだ、なのに歯車が回転しない、モーターに該当する磁石の付いた
歯車も動かない。
あれれれ・・・なんだろうな~
歯車が結構汚れている、先ずは清掃、アルコールを吹きかけて掃除?
まてよ、歯車の材質によっては、溶けたり、へなへなに柔らかく成ったら大変
と、Webで時計の歯車の材質を調べる。
MCナイロン、ジュラコン等が有り、アルコールには耐性が有るとある
で、安心してアルコールを吹きかけ、ブラシで清掃する。
今回は、長、短針の関係する歯車と、モーター駆動部と時間、分関係のギア
と時刻合わせ用の傘ギアに留めた。
前回の様にバランバランにバラケたら、元の状態は既に忘れているので
ばらすのは止めた。
元の通りに組み立てて、居間の時刻の八時まで八時間は動いている
今のところ様子見の状態です。
バラす前
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/93/9b5d2cc685a7a996669375bc7e52f85c.jpg)
左上は同期モーターと減速ギア、中央のギアの束は長短針を動かすギア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f1/d0f8cb3a12120d42e18435036a6c7d9c.jpg)
同期モーターと減速ギア、これはバラさず掃除のみ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/38/e20bd490fda23c9377885fa0a6cdfe87.jpg)
長短針の時刻合わせのギア類を装着したところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/29/8f6f23e650a8379fce09f25021a0ffd6.jpg)