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12月2日(火)に仁多郡奥出雲町で、横田中学校2年生66名参加による「子ども版オロチの深山(みやま)きこりプロジェクト」が開催されました。
「オロチの深山きこりプロジェクト」とは、出荷登録した森林所有者が、間伐材等をトラックで集積場へ搬入すると、間伐材1トン当たり6,000円分の商品券が交付される仕組みです。
また搬入された間伐材は森林組合でチップ化され、町内の2つの温浴施設に燃料として供給されます。
将来を担う子どもたちに間伐などの体験を通して森林整備、間伐の必要性を理解してもらうため、「子ども版オロチの深山きこりプロジェクト」として企画されました。
作業は間伐、造材、集材、をそれぞれ班に分かれて交代で行いました。
このプロジェクトの実行委員会メンバーで中心となって取り組んでいる仁多郡林業研究グループに指導を受けながら、間伐や玉切り、枝払いを行ったり
玉切りを行った後はロープで安全に材を引っぱることができるポータブルウィンチという機械で集材を行いました。
集まった材はトラックに積み込み、集積所へ運搬しました。
【11月のオロチの深山きこりプロジェクト活動状況】
◇技術研修会の実施
11月15日(土) 出荷登録者等を対象としたポータブルウィンチの技術研修会を開催しました。
ポータブルウィンチの設置方法から使用方法までを仁多林研グループが指導し、出荷者が自分の山で間伐材を搬出できるようにしていくものです。
◇子供版オロチの深山きこりプロジェクトの実施
11月4日(火)奥出雲町立八川小の4・5年生で子供版きこりプロジェクトを実施しました。
林内で間伐後、集積場でチップ状に加工されるところを見学しました。
今回の横田中は八川小に続いて今年2回目の取組です。