平成30年3月11日(日)、島根県猟友会の主催により、仁多郡奥出雲町の妙楽寺において関係者28名が参列し「島根県東部地区鳥獣慰霊祭」が開催されました。
野生鳥獣は、自然環境を構成する重要な一員であると共に、学術、文化の両面からも人間にとって必要不可欠な存在です。
狩猟は、野生鳥獣を捕獲する行為ですが、生物の営みに対する深い敬意と感謝の念があってこそ成り立つものです。
有害鳥獣の捕獲では、心ならずも多くの野生動物を犠牲にしていますが、農林水産物被害の軽減と種の保存を実現するため、やむを得ない手段の一つです。
この日の慰霊祭では、狩猟や農作物被害対策で捕獲された鳥獣の御霊の供養と、今後の狩猟と有害鳥獣捕獲活動の安全を参列者全員で祈願しました。