【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

野菜をかじった犯人は……

2018年04月23日 | 鳥獣

 ある畑で大根を抜いてみると…

 

大根が何かに食べられていました……いったい誰の仕業でしょうか

この畑の周辺ではよくモグラが出没しています。現場では、農家さんと話しているとよく「野菜をモグラに食べられた!!」という話を聞きます。

この大根の被害もモグラと思われがちですが、

モグラは100%肉食なので野菜を食べることはありません!

 実は真犯人は……

モグラの穴を利用しているネズミだったのです。(おそらくハタネズミ)

ネズミはモグラが掘った穴を利用して野菜を食べることがあります。モグラが野菜を食べることはありません。

もし、野菜がかじられてしまい、周辺にモグラの穴があるのであればネズミの仕業ではないかということを疑ってみましょう。

 

雲南事務所では、産直の野菜出荷組合の総会等で動物に関する研修会を実施し、動物の被害対策に関する普及啓発に努めています。



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