転職を考えると・・・気になる企業の「離職率」について

近年は、「転職四季報」「就職四季報」という便利なものがありますね。

手に取った皆さんが一番に見るところ・・・
それは、「離職率」と「勤続年数」のようです。

そうですよね。
みんな考えることは同じってことですね。

悪い会社＝離職率が高い会社を挙げると切が無いでしょうけどね。
データを公開しない会社も多いようです。
そういう会社は、かなり高離職率の会社のようです。


ちょっと聞いたことのある会社で優良な企業をピックアップしてみますと・・・
さすがは新卒者に人気の「資生堂」
採用数２００人で、３年後・・・なんと３年後でも離職率は０％なんだそうです。

すごいですね。住みやすく（働きやすく）、居心地もいいのでしょうかね。

いやいや、
資生堂さんだけでなく、優秀な企業もたくさんあります。

㈱リクルートコスモス（コスモスイシニア）
などは、新築分譲マンションや戸建・土地仕入れなどのバリバリの不動産会社で
ありながら、採用数３６人で、３年後の離職率は０％なんだそうです。
不動産会社って離職率が１０％台もあるところだってあるのに。。。

三菱地所㈱も採用数２６人、３年後の離職率０％
三井不動産㈱も採用数２３人、３年後の離職率０％

素晴らしい、というのもありますが、激務だけど社名にしがみついている人も・・・
いるのかもしれませんがね。

建築機械の最大手、日立建機も採用人数４０人で、３年後の離職率は０％なんだそ
うです。

サントリーフーズ㈱も、採用数３７人で、３年後の離職率は０％

あと、キリンビバレッジやＮＴＴドコモ関西とか、住友大阪セメント、各地域の電
力会社、ガラス製品のニチアス、自動車関連部品のモリタなど色々な業種業界で、
「入社して、３年経っても離職率０％」の優良企業が結構たくさんあります。

中堅企業にもこういった低離職率の企業があります。
このデータは２００７年度版かな。

詳しくは、本書を購入されてご確認ください。
特にブラック企業は、本書で。


しかし、こう見てましたら、共通点のようなものが見えてきますね。
それは「その業界においては、大きく国内シェアを占めている企業」
や「市場を独占している企業」のようですね。

そして、無理をしてまで売りつけるのではなく、買われる商品（製品）を作ってい
る（扱っている）企業ですね。