風邪でダウン・・・寝てると、色々考えてしまいますねェ

毎年２月か３月に風邪をひいてしまうんですよね。。。

久し振りに昨日と今日、休みを取ったのに寝てばかりの一日でした。

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寝てて思い出したことがあります。
１７,０００円の家賃の住まいに住み、ただ大学院へ行く、行ってやりたかった勉強
をして帰ってくるという日々でした。
アルバイトもせず貯蓄だけで何とかやっていこうとしていました。
彼女と出会うまでは。

彼女と出会ってから、草津市のハローワークへ行き、アルバイトをはじめました。
パート募集で男性が来たので求人募集をした社長は驚いていましたが、面接の３日
後くらいから働きはじめました。

私にとっては融通の効く有難い職場でした。

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あのまま、ただ学校で勉強し、家で寝るだけの人生だったら、つまらなかったと思
います。

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大学院へ通い出してから・・・はじめは、「頑張るんだ！」
と言い聞かせていましたが、バツが悪いのか、段々学校以外で出歩くことが少なく
なっていきました。
銭湯と餃子の王将、近くのローソン、そして学校の４箇所くらいになっていました。

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私の彼女も、派遣で工場で働いたこともあります。
そのとき「○○○（←私）は、こうやって私と会うために働いていたんだね。」
「単純作業がこんなに辛いとは思わなかった。私のために、ありがとう。」
と、ふとそう言われました。

いい子だなぁと思いました。
ホント優しい彼女でした。

私はもくもくとやることも「アルバイトの今だけ」といい聞かせれば何とかやって
いけましたので、亡き彼女が思ったほどの苦労はしていませんけど、彼女は今辛
いんだろうなぁと、思いました。

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彼女に、人生ってなんだと思う？と聞いたことがあります。
亡き彼女から返ってきた言葉は、
「人生、暇つぶし」
でした。

もう、やることがなくなっていたのかも・・・しれません。

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あれしなよ、これしなよと何か手に職をつけるような話をしましたが、そういう話
をすると、だんだんと雰囲気が悪くなるので、出来るだけ言わないようにしていき
ました。
何か目標があったら彼女はきっと彼女のいいところを出せれると思っていたのですが。

「一緒にいてくれたら、それでいいよ。」
というと、亡き彼女は嬉しそうな顔をして近寄ってきました。

亡き彼女は、私がたまにそういいますと、
「おってよ（いてよ）。ずっと、一緒におってよ。」
と言ってくれてました。

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彼女が亡くなる前の一ヶ月間は、仕事以外の時間は、毎日ずっと一緒にいました。
不思議なくらい、ずっと一緒にいたんです。

だから、５月に色々な話を、または同じ話でも久し振りに思い出すかのように、話
をしました。

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人間って、意外と脆いもんです。
極度に緊張すると、吐き気やめまい、そして歩けなくなったこともあります。

面接に行こうと早めに、出かけても、いざ面接の時間が近づくと吐き気がしたこと
など何度もありました。
「なんでだよ。。。」と何度もそう思いました。

今は、笑顔で、時には１日１０組のお客さんに住まいを案内したりもしています。
だれも、本当の私など分からないでしょうね。


しかし、得意先の人と食事に行くときには、出来るだけその日は食事をせずに、
得意先の人と食事を取るときだけ食べるようにしています。

一緒に、食事をとったのち一人になったら、ぐっとお腹が空いてきて、コンビニ
で何か食べるものを買って食べています。

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こうして、風邪をひいて、寝てばかりいますと、
色々なことを思い出してきました。

いつもそばに居てくれた彼女。
しかし、その彼女も、もうこの世にはいないと思うと。。。

逝くべき時には、彼女のそばに行けるように生き抜くしかないのですよね。
いったい、何のために、何に向かって、どうしたらいいんでしょうね。。。

今までは、「こうあるべき」と世間体を気にしすぎていたのかも知れません。
だから、他人（ヒト）は他人（ヒト）、自分は自分、思うように生きてみます。