マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

高橋佳子氏 -希望の原理より-宿命について考える

2007年03月08日 22時43分11秒 | ★書籍で探訪|高橋佳子氏
高橋佳子氏の「希望の原理」三宝出版を読んでいましたら、分かり易く、なるほど
なぁと思う言葉がありましたのでご紹介いたします。

なかなか難しいんですよね。高橋さんの書籍は。
分かるのは・・・分かるんですけど、具体的に取り上げておっしゃっている内容の
一つ一つの意味(高橋さんが言いたいこと)はわかるのですが、まぁ、ようするに

江原啓之氏のように
「あの世は存在しますよ。」
「具体的には、幽現界があって、幽界があって、そして霊界、神界へと・・・」
「あなたは今、こういうことを悩んでいますね。霊界はこういう世界ですから、
 このように生きたらいいですよ。」
「これがその証拠ですよ。」

など、知りたいことをズバッと言い切って、こちらも「なるほどっ!」
という流れとは違い、

かなり一つ一つのことを、いろいろな例(ナイチンゲールやガンジー、ヘレン・
ケラー、聖徳太子、プラトン、今のイラクなどの宗教間での争いなど)をもって
細かく説明され、その中で「本書を読んでいる我々が気づき、感じとる」ような
書籍の内容です。(私はそのように感じました。)

では、飯田史彦教授の「生きがいの創造」PHPもそうではないかと思われるかも
しれません。
もちろん、飯田先生の書籍も生きがいの創造などは、色々な事例をこと細かく取り
上げ、多くの学者さんの研究成果や意見が載せられています。

しかし、またこれが、どこか違うんですよね。

はっきり言いまして、「飯田先生の書籍は、難しいこと、細かいことを書かいてい
るけど、読みやすい」「江原啓之氏のズバッという言葉と同じで、理論的で長文で
もガツンと自分の中に入ってくる」んです。

人それぞれでしょうけど。

・・・

高橋佳子氏のお話の中で、「なるほどなぁ」と思ったところですが。。。

高橋佳子氏は、
「貧しさを背負った人は、その貧しさゆえに味わった寂しさを知る光を、束縛を
余儀なくされた人は、その不自由さを味わったがゆえの自由の光を放つことが可能
になるのです。」

「宿命を背負う魂だからこそ、放つことができる唯一絶対のかけがえのない光がある。」

「闇の中で、光は一層研ぎ澄まされ、まばゆい力をもつものとなる。」
「重圧を知る者にしか開けない世界があり、その人にしか聴こえない呼び声がある。」

と、おっしゃっています。

高橋佳子氏は、3つの「ち」を人間の宿命とおっしゃっています。
それは、
血 血統・・・両親や家系から流れ込む遺産
地 土地・・・場所や環境からの遺産
知 知識・・・時代からの遺産

です。

高橋佳子氏は、
「私たち人間がこの世に生を享けるということは、私たち以前からそこに存在して
いた目に見えない遺産を引き受けるということに他なりません。」と言われます。

「両親を始めとする家族、家系から、生まれた地域から、そして時代から、赤子と
しての私たち一人ひとりめがけて怒涛のような流れが流れ込むのです。」とも、お
っしゃっています。

確かに、どの時代、どの親、どの場所に生まれるというのは変えることのできない
宿命であると江原啓之氏をはじめ色々な方が言われています。

それは、高橋佳子氏の言われるように、生まれてくるところのすべてを「引き受け
る」ということでもあるでしょう。

環境が悪い家庭に生まれたのも宿命。やさしい両親の元に生まれたのも宿命です。

高橋佳子氏は、何をいいたいのか。
それは、
「しかし、人生は宿命に縛られたまま終わるわけではありません。」
「その呪縛を解き放ち、自由に生きる道があるのです。」
ということをいいたいのです。

宿命に縛られたまま終わるわけではないとは・・・
高橋佳子氏は「自らの『宿命』の中に隠されていた『使命』に目覚め、果たすべ
き人生の仕事に生きる道-宿命から使命への道が、誰の人生においても用意されて
いるのです。」という言葉を伝えたいために、このような宿命と使命の話をされて
います。

使命に目覚めたら・・・
「愛を育む『奉仕者』として生きてゆくことができます。」とおっしゃっています。

なるほど。。。

・・・

話を戻しまして、
本書を手にしている読者に、高橋佳子氏は、「もし未だ人生の法則に、あなたの心
が馴染んでいないのでしたら、ぜひそれを心の深くに刻んでいただきたいのです。」
とまで言っています。

それは、
「なぜなら、人間一人ひとりがみな異なる宿命を抱いているということは、生み出
す光もまた様々であるということ。」
「それは宇宙広しと言えども、その人にしか放つことのできない、かけがえのない
光だからです。」と。

なるほど・・・おっしゃるとおりですよね。

そして、「宿命を抱く一人ひとりから発せられる光は、ただ自らを宿命の呪縛から
自由にすることを意味するだけでなく、時代や社会が抱く痛みや問題を解決する-
「鍵穴」に対する「鍵」を見出すことにつながっているからです。」と、高橋佳子
氏はおっしゃっています。

・・・

一人ひとりの宿命はそれぞれ違う。
それを、一人ひとりが乗りこえ、色々な「光」を放つ。
そのことが、すべてに対する「光」にも通ずる。
ということでしょうか。

・・・
私は23歳のとき、某大学の学長が卒業生の前で語った言葉を、知り合いから聞い
て、今でも私の頭の中に残っています。

「おかれたところで、咲きなさい。」

いろんなことがあるでしょうけど、今居るところで精一杯のことをやってみなさい
ということですよね。。。私自身、振り返ってみると、不平不満を言っているのほ
うが多かったです。今もそう。

それじゃぁ、いけませんよね。なかなか大人になれないなぁ。。。

宿命の中でも使命を見出せば、宿命さえも変えられる(実際の「宿命」は変わらな
いけど、その呪縛から自由になる)ということでしょう。

本書を読んでいて、この学長の残された言葉と、高橋佳子氏の言葉が重なって、私
の心に聞こえたように感じました。
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2 コメント

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あなたの言葉に感動 (七条大宮)
2007-03-09 22:27:48
私は高橋佳子先生の本をいつも読んでいます。

あなたの言葉で高橋先生の言葉の深さを再認識しました。
本当に、そうだったんだという感じです。

なんかとてもうれしくなってかきこんでいます。

今日は3月9日 サンキュウです。
返信する
Unknown (管理人)
2007-03-09 23:37:18

七条大宮様、コメントありがとうございます。

嬉しく思っていただけたとお聞きまして、こちらも嬉しく思います☆
素晴らしい、素敵な教えは、色々な皆さんに知ってもらいたい
ものですよね。

もうサンキュウの3月9日ですか。月日が経つのは早いですね。

・・・

七条大宮様の言われるように、高橋佳子先生の書籍で語ら
れている言葉の意味が「深い」んですよね。

私は、まだまだ読み始めたばかりですので、まだその深きとこ
ろで語られている言葉を、完全には受け止められていません。
読み込めてないということでしょうね。。。

ですが、どうも書店へ行くと気になりまして、まだ前書が読み
終わってもいないのに購入しようと手が本棚へ伸びるんです。

書籍の出会いにも偶然はないと言われます。

今後も私なりに理解した高橋佳子先生の言葉をご紹介してい
きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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