マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

東武東上線ときわ台駅で女性救助の警察官・・・亡くなられました。。。

2007年02月13日 07時05分56秒 | □私の気になる記事
<線路内の女性救助、重体の警察官が死亡>
2月12日21時36分配信 読売新聞

東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で今月6日夜、線路内に入り込んだ女性(3
9)を助け出そうとして電車にはねられ、意識不明の重体になっていた警視庁板橋
署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)が12日、治療を受けていた同区内の病
院で死亡した。

事故現場や同交番では、回復を願い続けてきた近隣住民らの弔問が引きも切らず、
悲報に触れた安倍首相や溝手国家公安委員長らも相次いで同署に駆け付けた。

同署によると、宮本巡査部長は頭の骨を折って重体となっていたが、同日午後2時
25分、意識が戻らないまま、妻や長男らに見取られながら息を引き取った。

事故後、同交番には、近隣住民や地元小学校の児童らが、回復を祈って作った千羽
鶴や花束が続々と届けられ、同署にも連日、激励の電話や手紙が寄せられてい
た。

・・・

まさに「警察官の鏡」のような方です。実に惜しい方を亡くしたと思います。
TV報道を見ましたが、あれだけ多くの方の印象に残っているような方(警察官)
はそうめったにはいません。

自殺しようとしたこの女性も辛いことでしょう。宮本邦彦さんの分まで命を大切に
してこの世をまっとうしていただきたいです。

しかし・・・
私が気になったこと。

<踏切事故>非常通報装置、誰も押さなかった
2月8日3時6分配信 毎日新聞


東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で6日夜、自殺を図ろうとした無職女性(3
9)と、救おうとした警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)が急行
電車にひかれた事故で、ホームにあった非常通報装置を誰も押さないまま、2人は
1分間ももみ合いを続けていたことが分かった。重体の宮本巡査部長は「正義感の
強いお巡りさん」と評判。一夜明けた7日、回復を祈る人が交番を訪れ、小学校か
ら折り鶴が届いた。

宮本巡査部長は、踏切内にいた女性をいったん交番まで連れてきたが、女性は飛び
出し、遮断機が下りていた踏切に再び入って、「死んでもいい」と叫びながら線路
を走った。宮本巡査部長は、線路にとどまろうとする女性を、ホーム下の避難スペ
ースに押し込もうとしていた。女性は巡査部長の腕を振りほどき、線路から離れよ
うとしなかった。電車にひかれるまで、もみ合いは1分も続いていた。

急行電車の接近に気づいた巡査部長は、電車に向かって大きく手を振り、「止まっ
てくれ」と何度も叫んだ。しかし、ときわ台駅は急行の通過駅。電車はスピードを
落としていなかった。「2人に気付いてブレーキをかけたが、間に合わなかった」
と運転士は話しているという。

宮本巡査部長は意識不明の重体、女性は腰を打って重傷を負った。東武鉄道による
と、女性が線路に入り込んだ踏切には、人や車を自動感知するセンサーが設置され
ている。遮断機が下りた後でも6秒以上立ち止まっている人や車に、センサーが反
応し、40メートル手前の信号機が運転士に異常を知らせる。しかし、女性と、そ
の後を追う巡査部長が踏切にとどまった時間は短かった。そのためセンサーは作動
しなかった。

またホームには、4カ所にボタン式非常通報装置があった。誰かがボタンを押せ
ば、1キロ以内にいる電車に警報を伝えることができた。しかしラッシュ時が過ぎ
たホームには、たまたま駅員がおらず、もみ合いを見ていた多くの利用客たちも、
とっさの判断でボタンを押すこともなかった。
   
宮本巡査部長は、熱心な仕事ぶりで、近所の人たちからも信頼されている。近くで
うなぎ店を経営する男性(51)は、宮本巡査部長が進入禁止の道に入った車を追
いながら、「止まりなさい」と大声をあげて走る姿を記憶している。「正義感が強
いが、ふだんは気さくにあいさつする人で、親しまれている」という。

近くの主婦(45)は、不審者に追われて交番に駆け込んだとき、宮本巡査部長の
対応を受けた。「『何かあったらすぐに相談してくださいね』と優しく声をかけて
くれた」という。

交番には、近くの小学校から届けられた折り鶴が飾られた。同僚の警察官は「早く
回復して。それがみんなの願いです」と一言だけ残し、寒風のなかパトロールに出
かけた。

・・・

それは、上記の記事のように、この自殺未遂の女性を、宮本邦彦さんが線路上から
出そうとしていた姿を駅のホーム等で見ていた人が大勢いたということ。

駅のホームにある非常ボタンは押されていなかったということ。

一緒に助けようと思っても、足がすくむということもあります。
しかし、一部始終を見ていた人は、本当にびっくりして何も出来なかったのでしょ
うか。ただ呆然と見ているだけしか出来なかったのでしょうか。
「おいおい、なにかやっているよ」程度にしか見ていなかったのでは。


使命感に強い警察官と他人を助けるという気持ちに希薄な人々

事故直前・・・
今の世の中の映し鏡のような光景ではなかったのか。
誰かが、宮本邦彦さんと共にこの女性を助け出そうとしていたら。。。

私はそう思ってしまいます。

・・・

年に数度、ホームに落ちた人を助けた人、また助けようとしているのを見て、同じ
く助けに入った人の報道も目にすることがあります。

時間はありました。

そのような気持ちの人が周りにいなかったというのが寂しいです。
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