「ビジョンメガネ」民事再生法の適用を申請

眼鏡、コンタクトレンズ販売の「ビジョンメガネ」
民事再生法の適用を申請

帝国データバンク 11月25日(月)15時54分配信

（株）ビジョン・ホールディングス資本金7800万円
および子会社の（株）ビジョンメガネ　資本金1000万円
同所、同代表）の2社は、11月25日に東京地裁へ
民事再生法の適用を申請し、同日、保全命令を受けた。

（株）ビジョン・ホールディングスは、1976年（昭和51年）
10月創業、79年（昭和54年）11月に法人改組したメガネ、
コンタクトレンズの販売業者。同業者より店舗を継承する
などして業容を拡大、2000年4月には店頭公開し、2002年
3月期には年売上高約172億1700万円を計上していた。
　
しかし、2005年頃からのロープライスショップの台頭による
販売の落ち込みから、2008年3月期（単体）の年売上高は
約126億6800万円に減少。5億円を超える経常赤字を余儀なく
され、不採算店舗29店舗の閉鎖に伴う特別損失などもあって
約21億円の当期損失を計上。翌2009年3月期も、さらに不採算
店舗の閉鎖、販管費の圧縮などのリストラを進めたものの、
減収分の影響を補えず2期連続の経常赤字となった。この間、
2009年3月期中間決算における監査意見不表明の影響が重大で
あるとして、2009年3月にジャスダック証券取引所より上場
廃止となっていた。

その後は、2009年8月には会社分割により（株）ビジョンメガネ
を設立し店舗運営を移管、当社は持ち株会社となり、同年10月
に現商号へ変更していた。2010年後半の大株主変更から創業
家色を薄め、2012年2月には外資系企業の傘下に入り、再建を
進めていた。金融機関との返済条件見直しなどを進めていたが、
2012年3月期連結決算は年売上高約84億7642万円、当期損失
約2億2575万円、翌2012年12月期連結決算（決算期変更）も
年売上高約60億9240万円、当期損失約2億8050万円と赤字経営
の解消には至らず、今回の措置となった。

負債は2社合計で約77億円。

なお今後は、スポンサー候補の（株）経営戦略合同事務所
（東京都港区）の支援を受けながら営業を継続し、再建を図る。

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ビジョンメガネ、けっこうＣＭも流していたのに。。。

今や安いものでは、メガネ１本レンズ付３,０００円（３本
セット購入で）で売っている時代。メガネアイズなどがそう
ですが、Made in China　のものは、やはり安さが勝負になると
思います。

Masaki Matsushimaなどのデザイン良し,日本製なら１本３万円
出しても惜しくないですね。

あとはブランドもののメガネでしたら数万円するのは分かり
ますが、そうで無いなら、よく出しても５,０００円でしょうね。

昔は良いデザインのメガネが無い割りに、レンズを入れて４万～
５万はしましたよね。

以前、このメガネは？デザインもイイし、と思い問い合わせ先
を調べましたら、メガネの街：鯖江市だったということも
ありました。

ホント、メガネ業界は大変だと思います。