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「死者の年金」に群がる人々 「日本人はここまで落ちたか」石原都知事

2010年08月15日 19時56分41秒 | □私の気になる記事
2010年07月30日19時13分 / 提供:J-CASTニュース
戸籍上111歳で東京の男性最高齢とされていた人とみられるミイラ化した遺体が
見つかった。
不思議な事がいくつも重なっている事件だが、キーワードのひとつは
「死者の年金」だ。調べてみると、過去にも家族の死亡を届け出ず年金を家族が
詐取する事件が相次いでいた。

「日本中でこうしたことが起きる可能性があるかも」。情報番組「スッキリ!!」
(日本テレビ系)のコメンテーター、テリー伊藤さんは2010年7月30日の放送で
こうつぶやいた。
番組は、東京の「111歳」ミイラ事件で、死亡男性あてに振り込まれた妻の遺族
共済年金約950万円について、不正受給・詐取の疑いがあるとみて警察が捜査し
ている、と伝えた。

家族の死亡届け出ず年金受け続ける
謎の「111歳」加藤宗現さんと見られるミイラ化した遺体が見つかったのは10年
7月28日だ。足立区職員が自宅を訪れても「(本人が)会いたくないと言っている」
と長女(81)らから追い返される状態が続いていた中、孫娘(53)が警察を訪れ
「祖父は三十数年前に『即身成仏したい』と部屋に引きこもった」などと話した
ため、事態が発覚した。

遺体を司法解剖したが死亡時期ははっきりしない。「死後数十年が経過」
「1978年ごろ死亡したとみられる」などと報じられている。

年金詐欺の疑いが出ているのは、宗現さん名義の口座に宗現さんの妻(2004年に死亡)
の遺族共済年金が10年6月までに累計約950万円(単純計算で月14万円弱)振り
込まれ、すでに600万円ほど引き出されているという点だ。

仮に宗現さんが1978年ごろに79歳ぐらいで死亡していたとすれば、2004年の妻の
死亡時に受け取り手続きをし、600万円を引き出したのは誰なのかという問題が
出てくる。家族に疑いの目が向けられるのはやむを得ない面がある。04年当時、
妻の遺族共済年金の「受け取り遺族」の有資格者は、宗現さんだけだったようだ。
勿論生きていれば、の話だが。

宗現さんが生まれたのは、1899(明治32)年7月。日露戦争が始まる5年前だ。
1930年4月1日以前に生まれた人は、老齢福祉年金(現行、年40万5800円)の
受給対象者だ。原則的に70歳で支給が始まるので、宗現さんは計算上、1969
(昭和44)年7月から、妻の遺族共済年金受給が始まる2004年10月までは老齢
福祉年金を「受け取っていた」可能性がある。
この両方の年金を同時に受けることはできないので、04年以降は額の高い
遺族共済年金の方を選んだようだ。単純計算で遺族共済年金の方が4倍も多い。

宗現さんが1978年ごろに死亡したとすると、79年ごろから2003年まで24年間
程度の老齢福祉年金が詐取された疑いも出てくる。もっとも詐欺の公訴時効は
7年なので、警察が04年以降の妻の遺族共済年金の方に注目しているのは当然だ。
老齢福祉年金の額は以前は毎年のように改定されており、「詐取の可能性」が
ある24年間の累計を出すのは面倒だが、概略で計算すると、「スタート」の
1979年(8 月から年額24万円)から2003年までにざっと計850万円程度を何者かが
受け取っていた可能性がある。

・・・

毎日新聞 2010年8月6日 20時31分
高齢者の所在不明問題について、東京都の石原慎太郎知事は6日の会見で
「行方が知れないんなら楢山節考じゃないけども、うば捨て山行って捜したら
いいんじゃないか」と述べた。
「カラスがたかる白骨がたくさんあったりしたら怪談だよ、現代の。日本人は
ここまで落ちたのか」と独特の表現を交えて嘆いた。

個人情報やプライバシーの保護の観点で自治体側は調査に限界があると説明し
ているが、石原知事は「年金や公的な手当を死者にまでお払いする義理はない。
難しいが、個人情報の建前をどうやって外して真偽を確かめるか」と発言。
「それぞれの地域の行政の責任としてしなくちゃいけない。私も研究します」
と話した。

・・・

世知辛い世の中ですね。。。
確か、はじめの報道のときは、年金は受け取っていないという話だったように
思います。

私は、個人的には「石原都知事はクチの悪い人だなぁ」という印象があったのです
が、この問題に対してはけっこうキツイ発言を聞いても「そうだよなぁ・・・」と
思いました。

いくら金が欲しいからといって、亡くなった人のカネを当てにするという行為は
詐欺事件というだけでななく、人の心の問題ですよね。ホント人間も落ちるところまで
落ちると、ここまで行くのかと考えさせられました。

でも、TV報道で加藤さん宅を見ましたが、かなり大きな住まいじゃないですか。

借家住まいで自分(子供)も高齢で働くところもなく、それでつい亡くなった親の
年金を当てにしたというのなら、「・・・そうか、毎日生活するだけで精一杯だった
のか」と少しは同情の面も出てくるかも知れませんが、
「財産は手放したくない」「カネ(不労所得)は欲しい」
では話が通りませんよね。

この長女(81)は、何を思い、どう考えて生活してきたのか、そこのところを知りたい
ですよねTVで見た限りでは、元気そうだったし。
親(母)の遺族共済年金(公務員だったのでしょうね)を貰うことが当たり前の感覚に
なっていて、父親が亡くなりその年金が入らなくなることが、当たり前に貰っていた
お金が無くなる=損する(生活水準を落とさなくてはいけなくなる)と思い死亡を届け
出なかったのでしょうかね。

警察に話をした孫娘(53)は、まだ良心の呵責というものがあったのでしょうか。

いやどうだろう・・・
孫娘が今の母親と同じ81歳になる頃には、祖父は139歳になるのだから
まず生きていない年齢ですよね。そのときまでには必ず世間にバレる話です。

それに即身成仏したいと自宅の部屋には亡くなった祖父の遺体があるわけですから
いずれはその死体も始末しないといけないときが来るので、この機会におおやけに
出したかったのかも知れないと思いました。
81歳の母親が亡くなったあとに困るのは自分ですから。

・・・

どうもどこか世の中おかしくなってきていますよね。
それは育児放棄の事件のように若い世代だけでなく、社会をよく知っているはずの
高齢者までもが。。。
この年金の問題でも、結局こんなミイラ化した死体を運ばされて解剖までしないと
いけないのは、救急隊だったり、警察官だったり、そして検察庁や医師だったりと
ホント酷い話です。

死者の名義を使うだけ使って年金というおカネをとっておいて、
その親の死体は国に片付けてもらう。。。
せめて、自分の親の死体なんだから、運ぶくらい運ばせてやったらいいのにと
思いました。

「取るだけとって、親の死体片付け放棄」

こういう高齢者は、「今時の若い子は」と
若い人のマナーや育児放棄の親のことなんて言えませんね。

・・・

年金を受け取っていなくて、身元不明の「行旅死亡人」として、行政に埋葬された
方も大勢いるようだと言われていますが、こういった年金泥棒のような家庭はまだまだ
たくさんあるように思います。

また、家庭内の殺人を隠しているということも考えられますし、
これこそ、調査員を増員してでも全てを洗い出したほうが、結局は無駄な年金を支給
せずに済みますし、犯罪も暴けるわけですから、もっと年齢を下げて調査を続けて
いくべきだと思いますよね。





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