<いじめ自殺>生徒の母が名前、写真公表 都内のシンポで
2月10日21時5分配信 毎日新聞
いじめを苦に我が子が自殺した親らが集うシンポジウム「生まれてきてくれた命た
ちへ」が10日、東京都内で開かれた。各遺族が体験談を語る中、昨年10月に起
きた福岡県筑前町立三輪中のいじめ自殺事件の当事者、森美加さん(36)も登
壇。亡くなった長男啓祐(けいすけ)君(当時13歳、中2)の名前と写真を初め
て公開し、「息子が残したメッセージを多くの人に伝え、笑顔の絶えない社会をつ
くりたい」と涙ながらに語った。
いじめのない社会を目指すNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(川崎
市)などが各遺族らに呼びかけて開いた。
森さんは、啓祐君も気に入っていたという小学校卒業アルバムの写真パネルを横
に、「当初は息子の名前を明らかにすることはためらいがあった」と説明。だが、
中学進学を控えた二男(12)が「啓兄ちゃんは悪いことをしてない。だから僕は
胸を張って中学校に行くよ」と語るのを聞き、夫順二さん(40)と相談し公表を
決めた。
美加さんは啓祐君の小学校卒業文集を紹介し、「啓君は優しい心の持ち主で、みん
なが幸せに暮らせるいじめのない社会をつくってほしいと願っていた。命を絶つと
いうことの意味は何なのか。私たちは大きな課題を与えられた」と話した。
参加者からは「学校は隠ぺいしがち」「真実を知ることがいじめ防止につながる」
などの意見が相次ぎ、同NPO理事の武田さち子さん(48)は「当事者の親の知
る権利を立法化してほしい」と訴えた。
同じく理事で98年に長女をいじめ自殺で亡くした小森美登里さん(50)は、活
動報告で「やられたらやり返せ」と親に教えられている子どもが多いと指摘し、
「大人が学校のいじめを生み出しているのではないか」と問題提起した。
・・・
大人の世界のように、子どもには、子どもの世界がある。
しかし、私はあの世はこの世の映し鏡(この世はあの世の映し鏡)
と同じく、大人の世界が子どもの世界に大きく影響を及ぼしておるのは確かだと思い
ます。
親でも色々います。
仕事柄、色々な親子関係を見てきました。
中には、家族の相談を受ける場合もあります。(お話を聞くくらいしか出来ませんけど)
「この親にして、この子ども」
というのは非常に多いです。
親が、些細なことでゴチャゴチャ言う親でしたら、子どもも親と同じく似たような
性格です。
親が「人を蹴落とせ」「ゴネ得しろ」と言わんばかりの口調や行動を家電量販店な
ど、さまざまな場面でそのような姿をわが子に見せる。
口調は恫喝するかのような口調で、いちいち店員に絡み、ケチをつけたがる。
立場(店員など)の弱い者には、めっぽう強い。
そんな親の姿を横目に見て、
「その姿が当たり前」
のように見て育った子どもが、相手(友人や他人)に優しい心を持てるはずがあり
ません。
「子どもの心が育たない環境」にわが子を置いた親が一番罪が重いと思います。
しかし、その親の心を歪めた元(根源)というものもあると思います。
それは、「格差社会」「競争社会」「成果主義」と言われる今の大人の世界です。
大人の世界は、「実に駆け引きの多い社会」だと思います。
本音を見せられる相手を探すだけでも一苦労。
結局、本音は遠方にいる中学高校大学の頃の友人に聞いてもらうほかないという
こともあります。
ノルマのために・・・
人(同僚)より上にいくために・・・
より多くの給与を貰うために・・・
「ノルマのために、多少は強引にモノを売りつける」
「要領よく立ち回る」
「足の引っ張り合い」
「仲間を蹴落とす」
など
「自分さえよければいい『大人』」が増えているは確かです。
マナーなど関係なし、人を押し退けることばかりの考えも、今の社会が作り出して
います。
そのような環境に浸っている大人(心は幼稚)が、わが子を教育する。
そのような者の子どもと、心優しく育ててきた親御さんの子どもとが出会ってしま
う場所。
それが「今の学校」です。
・・・
高級外車に乗っている親が、子どもの給食費を払わない。
などという問題も一時話題になりました。
高級外車?
では、高級外車に乗っているのが「金持ち」なのか?
高級外車に乗っている「本当」の金持ちの親でも、子どもの給食費をケチる者もい
るでしょう。
しかし、「中古」の高級外車で賃貸生活、ないしは親の残した「ごく普通」の家に
住み、「かっこだけ『金持ち』気取り」の者が実に多いんですよね。
私が見てきた世界では、ですけど。
「不安定な収入しかないのに、かっこだけ高級外車(中古)を乗っている親」
「一時的に、今だけ、成金になれているだけの親」
を見て、「金持ちでも給食費を払わない。」という報道はおかしいです。
笑わせますよ。
本当の金持ち、大金持ちは小中学校を「私学」に行かせますよ。
ただガラの悪い、かっこだけの「金持ち気取りの親」という表面的なものだけを見
て勝手に「高級外車に乗る金持ちでも給食費を払わない」と報道する報道の姿勢に
も疑問があります。
30万円も出せば、外見ピカピカ、低年式のポンコツBMやベンツなどいっぱい売
っています。
そのような報道の姿勢も、結局今の「大人の世界」を映し出した結果なんでしょ
うけどね。
面白おかしく「視聴者の気」を惹ければよいという考えでしょうけど。
幼稚なことです。
・・・
少し話が逸れましたが・・・
では、今の「大人の世界」「大人の社会」が一番悪いのではないか?
そうとも言えますが、やはりそのような世界を作ったのも『大人』という『人間』
です。
「大人の世界」「大人の社会」がそのような世界で、そこで生きる「大人」自身も
思慮の狭い世界に浸ってしまい、その考えを家庭にまで持ち込んでいる。
そして、大人を通して、子どもにまで影響を及ぼしている。
その子どもは、鳥インフルエンザのように学校中に悪影響を撒き散らす。
・・・
今の大人の世界や大人の社会に、大人(親)自身が『心が浸った』『心が負けた』
=「大人が学校のいじめを生み出している」に通ずると思います。
たとえ、世知辛い世の中でも、心まで捨ててしまってはいけません。
他人さんに迷惑を掛けてはいけません。
「世間に負けた芯の弱い親」が息巻いて心が欠如した子どもを作り上げ、どんなに
世間が厳しくとも、それに負けずに愛情を注いで育てた親の子どもを陥れ自殺に追
い込む。
このような構図は、やはり「いじめをした子の親」に最大の罪があると言えるでし
ょう。世間に負けた親が、その親の心が一番悪い。
2月10日21時5分配信 毎日新聞
いじめを苦に我が子が自殺した親らが集うシンポジウム「生まれてきてくれた命た
ちへ」が10日、東京都内で開かれた。各遺族が体験談を語る中、昨年10月に起
きた福岡県筑前町立三輪中のいじめ自殺事件の当事者、森美加さん(36)も登
壇。亡くなった長男啓祐(けいすけ)君(当時13歳、中2)の名前と写真を初め
て公開し、「息子が残したメッセージを多くの人に伝え、笑顔の絶えない社会をつ
くりたい」と涙ながらに語った。
いじめのない社会を目指すNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(川崎
市)などが各遺族らに呼びかけて開いた。
森さんは、啓祐君も気に入っていたという小学校卒業アルバムの写真パネルを横
に、「当初は息子の名前を明らかにすることはためらいがあった」と説明。だが、
中学進学を控えた二男(12)が「啓兄ちゃんは悪いことをしてない。だから僕は
胸を張って中学校に行くよ」と語るのを聞き、夫順二さん(40)と相談し公表を
決めた。
美加さんは啓祐君の小学校卒業文集を紹介し、「啓君は優しい心の持ち主で、みん
なが幸せに暮らせるいじめのない社会をつくってほしいと願っていた。命を絶つと
いうことの意味は何なのか。私たちは大きな課題を与えられた」と話した。
参加者からは「学校は隠ぺいしがち」「真実を知ることがいじめ防止につながる」
などの意見が相次ぎ、同NPO理事の武田さち子さん(48)は「当事者の親の知
る権利を立法化してほしい」と訴えた。
同じく理事で98年に長女をいじめ自殺で亡くした小森美登里さん(50)は、活
動報告で「やられたらやり返せ」と親に教えられている子どもが多いと指摘し、
「大人が学校のいじめを生み出しているのではないか」と問題提起した。
・・・
大人の世界のように、子どもには、子どもの世界がある。
しかし、私はあの世はこの世の映し鏡(この世はあの世の映し鏡)
と同じく、大人の世界が子どもの世界に大きく影響を及ぼしておるのは確かだと思い
ます。
親でも色々います。
仕事柄、色々な親子関係を見てきました。
中には、家族の相談を受ける場合もあります。(お話を聞くくらいしか出来ませんけど)
「この親にして、この子ども」
というのは非常に多いです。
親が、些細なことでゴチャゴチャ言う親でしたら、子どもも親と同じく似たような
性格です。
親が「人を蹴落とせ」「ゴネ得しろ」と言わんばかりの口調や行動を家電量販店な
ど、さまざまな場面でそのような姿をわが子に見せる。
口調は恫喝するかのような口調で、いちいち店員に絡み、ケチをつけたがる。
立場(店員など)の弱い者には、めっぽう強い。
そんな親の姿を横目に見て、
「その姿が当たり前」
のように見て育った子どもが、相手(友人や他人)に優しい心を持てるはずがあり
ません。
「子どもの心が育たない環境」にわが子を置いた親が一番罪が重いと思います。
しかし、その親の心を歪めた元(根源)というものもあると思います。
それは、「格差社会」「競争社会」「成果主義」と言われる今の大人の世界です。
大人の世界は、「実に駆け引きの多い社会」だと思います。
本音を見せられる相手を探すだけでも一苦労。
結局、本音は遠方にいる中学高校大学の頃の友人に聞いてもらうほかないという
こともあります。
ノルマのために・・・
人(同僚)より上にいくために・・・
より多くの給与を貰うために・・・
「ノルマのために、多少は強引にモノを売りつける」
「要領よく立ち回る」
「足の引っ張り合い」
「仲間を蹴落とす」
など
「自分さえよければいい『大人』」が増えているは確かです。
マナーなど関係なし、人を押し退けることばかりの考えも、今の社会が作り出して
います。
そのような環境に浸っている大人(心は幼稚)が、わが子を教育する。
そのような者の子どもと、心優しく育ててきた親御さんの子どもとが出会ってしま
う場所。
それが「今の学校」です。
・・・
高級外車に乗っている親が、子どもの給食費を払わない。
などという問題も一時話題になりました。
高級外車?
では、高級外車に乗っているのが「金持ち」なのか?
高級外車に乗っている「本当」の金持ちの親でも、子どもの給食費をケチる者もい
るでしょう。
しかし、「中古」の高級外車で賃貸生活、ないしは親の残した「ごく普通」の家に
住み、「かっこだけ『金持ち』気取り」の者が実に多いんですよね。
私が見てきた世界では、ですけど。
「不安定な収入しかないのに、かっこだけ高級外車(中古)を乗っている親」
「一時的に、今だけ、成金になれているだけの親」
を見て、「金持ちでも給食費を払わない。」という報道はおかしいです。
笑わせますよ。
本当の金持ち、大金持ちは小中学校を「私学」に行かせますよ。
ただガラの悪い、かっこだけの「金持ち気取りの親」という表面的なものだけを見
て勝手に「高級外車に乗る金持ちでも給食費を払わない」と報道する報道の姿勢に
も疑問があります。
30万円も出せば、外見ピカピカ、低年式のポンコツBMやベンツなどいっぱい売
っています。
そのような報道の姿勢も、結局今の「大人の世界」を映し出した結果なんでしょ
うけどね。
面白おかしく「視聴者の気」を惹ければよいという考えでしょうけど。
幼稚なことです。
・・・
少し話が逸れましたが・・・
では、今の「大人の世界」「大人の社会」が一番悪いのではないか?
そうとも言えますが、やはりそのような世界を作ったのも『大人』という『人間』
です。
「大人の世界」「大人の社会」がそのような世界で、そこで生きる「大人」自身も
思慮の狭い世界に浸ってしまい、その考えを家庭にまで持ち込んでいる。
そして、大人を通して、子どもにまで影響を及ぼしている。
その子どもは、鳥インフルエンザのように学校中に悪影響を撒き散らす。
・・・
今の大人の世界や大人の社会に、大人(親)自身が『心が浸った』『心が負けた』
=「大人が学校のいじめを生み出している」に通ずると思います。
たとえ、世知辛い世の中でも、心まで捨ててしまってはいけません。
他人さんに迷惑を掛けてはいけません。
「世間に負けた芯の弱い親」が息巻いて心が欠如した子どもを作り上げ、どんなに
世間が厳しくとも、それに負けずに愛情を注いで育てた親の子どもを陥れ自殺に追
い込む。
このような構図は、やはり「いじめをした子の親」に最大の罪があると言えるでし
ょう。世間に負けた親が、その親の心が一番悪い。
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