職探しをしていますが、なかなか「コレっ!」
という求人募集はありませんね。。。
「長く続かない仕事」「実家から離れては生きていけない賃金」の求人ばかりが
目立ちます。
・・・
毎年、ボーナス時期になると大手企業の支給されるボーナスの平均支給額ばかりが
クローズアップされ、それが「世間の相場」「景気回復の指標」のように取り沙汰
されていますが、現実はどうなんだろう・・・?とよく思います。
そこで、調べましたら厚生労働省では毎月正規雇用5人以上の中小零細企業の賃金
や賞与を加えた調査も行っていることを知りました。
その調査資料を見てみますと・・・
私が目に止まった低賃金の業種は、
-飲食店・宿泊業-
※なぜ飲食店と宿泊業が同じ扱いなのかは知りません。
平成17年5月
現金給与総額:135,965円
きまって支給する給与:135,059円
平成17年6月
現金給与総額:153,365円
きまって支給する給与:134,575円
となっています。
かなり低いですね・・・
この業種だけでは、分かりにくいところがありますので、
-卸売・小売業-
平成17年5月
現金給与総額:230,218円
きまって支給する給与:224,738円
平成17年6月
現金給与総額:320421円
きまって支給する給与:225,914円
-金融・保険業-
平成17年5月
現金給与総額:407,288円
きまって支給する給与:378,454円
平成17年6月
現金給与総額:888,198円
きまって支給する給与:380,525円
-製造業(化学)-
平成17年5月
現金給与総額:390,654円
きまって支給する給与:383,439円
平成17年6月
現金給与総額:755,634円
きまって支給する給与:387,153円
現金給与総額とは、所定の労働時間(就業規則等で決めている時間)のほか、
残業、そして賞与額を足したものです。
きまって支給する給与というのは、各企業が就業規則で定めた所定の労働時間分の
お給料のようです。
5月と6月を見比べると、ほとんどの業界は6月にボーナスを支給しているので、
支払額は増えています。
・・・
そして。。。
大手企業から中小零細企業までの全産業を含めた支払い額の平均というのは・・・
平成17年5月
現金給与総額:276,908円
きまって支給する給与:271,075円
平成17年6月
現金給与総額:469,876円
きまって支給する給与:273,767円
です。
正規雇用5人の会社もあれば、1万人の会社も、そして、
18歳の労働者もいれば、50歳の労働者も、みんな含めての平均が、
「給料の月額27万円程度」
ということです。
今年の夏のボーナスは、トヨタ自動車は128万円、ホンダは127万円、日産自動車は
108万6500円なんて当たり前に貰えているような報道をしているTV局のニュースキ
ャスターは、それは同じくらいまたはそれ以上のボーナスを貰っているから、世間
の相場はそんな感じだと思うでしょうけど。。。
日本の労働者の本当の実態は、
飲食店・宿泊業の給与=中小零細企業の事務職の給与
卸売・小売業の給与=大手を含めた「勝ち組」でない企業の総合職の給与
ではないでしょうか。
そして、
「正規雇用」という用語(言葉?)の形骸化。。。
正規雇用の定義って何なのでしょう?
『正社員募集』という表現の下で、労働条件は、
「日給月給制」
「退職金制度なし」
それが、当たり前となってきています。
ホント世知辛い世の中ですね。
という求人募集はありませんね。。。
「長く続かない仕事」「実家から離れては生きていけない賃金」の求人ばかりが
目立ちます。
・・・
毎年、ボーナス時期になると大手企業の支給されるボーナスの平均支給額ばかりが
クローズアップされ、それが「世間の相場」「景気回復の指標」のように取り沙汰
されていますが、現実はどうなんだろう・・・?とよく思います。
そこで、調べましたら厚生労働省では毎月正規雇用5人以上の中小零細企業の賃金
や賞与を加えた調査も行っていることを知りました。
その調査資料を見てみますと・・・
私が目に止まった低賃金の業種は、
-飲食店・宿泊業-
※なぜ飲食店と宿泊業が同じ扱いなのかは知りません。
平成17年5月
現金給与総額:135,965円
きまって支給する給与:135,059円
平成17年6月
現金給与総額:153,365円
きまって支給する給与:134,575円
となっています。
かなり低いですね・・・
この業種だけでは、分かりにくいところがありますので、
-卸売・小売業-
平成17年5月
現金給与総額:230,218円
きまって支給する給与:224,738円
平成17年6月
現金給与総額:320421円
きまって支給する給与:225,914円
-金融・保険業-
平成17年5月
現金給与総額:407,288円
きまって支給する給与:378,454円
平成17年6月
現金給与総額:888,198円
きまって支給する給与:380,525円
-製造業(化学)-
平成17年5月
現金給与総額:390,654円
きまって支給する給与:383,439円
平成17年6月
現金給与総額:755,634円
きまって支給する給与:387,153円
現金給与総額とは、所定の労働時間(就業規則等で決めている時間)のほか、
残業、そして賞与額を足したものです。
きまって支給する給与というのは、各企業が就業規則で定めた所定の労働時間分の
お給料のようです。
5月と6月を見比べると、ほとんどの業界は6月にボーナスを支給しているので、
支払額は増えています。
・・・
そして。。。
大手企業から中小零細企業までの全産業を含めた支払い額の平均というのは・・・
平成17年5月
現金給与総額:276,908円
きまって支給する給与:271,075円
平成17年6月
現金給与総額:469,876円
きまって支給する給与:273,767円
です。
正規雇用5人の会社もあれば、1万人の会社も、そして、
18歳の労働者もいれば、50歳の労働者も、みんな含めての平均が、
「給料の月額27万円程度」
ということです。
今年の夏のボーナスは、トヨタ自動車は128万円、ホンダは127万円、日産自動車は
108万6500円なんて当たり前に貰えているような報道をしているTV局のニュースキ
ャスターは、それは同じくらいまたはそれ以上のボーナスを貰っているから、世間
の相場はそんな感じだと思うでしょうけど。。。
日本の労働者の本当の実態は、
飲食店・宿泊業の給与=中小零細企業の事務職の給与
卸売・小売業の給与=大手を含めた「勝ち組」でない企業の総合職の給与
ではないでしょうか。
そして、
「正規雇用」という用語(言葉?)の形骸化。。。
正規雇用の定義って何なのでしょう?
『正社員募集』という表現の下で、労働条件は、
「日給月給制」
「退職金制度なし」
それが、当たり前となってきています。
ホント世知辛い世の中ですね。
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