妻が掘った穴に転落 夫婦死亡
NHK8月28日 5時31分
27日夜、石川県かほく市の海岸で砂浜に掘られた穴に23歳
の夫婦が転落し死亡しました。転落した穴は、妻が夫を驚かそう
と友人と一緒に掘った落とし穴だったということです。
27日午後10時すぎ、石川県かほく市の大崎海岸で、金沢市の
会社員、出村裕樹さん(23)と妻の里沙さん(23)が、砂浜
に掘られた穴に転落し、砂に埋まりました。2人は、近くにいて
悲鳴を聞いた友人からの通報で、駆けつけた消防によっておよそ
2時間後に助け出されましたが、すでに意識はなく、搬送先の
病院で死亡が確認されました。
死因は砂に埋まったことによる窒息死とみられるということです。
警察の調べによりますと、2人が転落した穴は里沙さんが夫の
裕樹さんを驚かそうと友人4、5人と一緒に27日の昼すぎから
掘ったもので、直径が2メートル40センチ、深さが2メートル
50センチほどあり、シートでふたをして、上から砂をかぶせて
いたということです。夜になって里沙さんが裕樹さんを現場に
連れて行ったところ、2人とも転落したということで、警察は
近くいた友人から話を聞くなどして、詳しいいきさつや転落した
状況などを調べています。
・・・
朝起きて、PCを立ち上げて眼にしたこの記事を見て
「あぁ、ちょっとした悪ふざけが、大変なことに・・・」
と思いました。
と、言いますのも、私が25歳くらいの時でしょうか。
当時付き合っていた彼女と海岸を歩いていたときに、
私は、ふと眼にしたコブシ大の石を掴み、思いっきり
空に向かって投げたんです。
別に、全く意味もなく。
ちょっとテンションは高めだったのかな。
ちょうどその時は、当時の彼女とは、歩きながら少し離れて
いていました。8~10mくらい。
空に向かって投げた石が、小さくなり、また戻ってきた
とき、「あっ!」ともの凄く焦りました。
それは、彼女の頭とスレスレで地面に落ちたからです。
当たっていたら、頭蓋骨が割れていたのは
間違いないです。。。そして、命さえも。。。
・・・
「なにするん?(泣)」
泣きそうになっていた姿を見て、
駆け寄って謝りまくったのと同時に、何事も無くてよかった
と安堵した。
あのときだけは、
「一番大切な人を」
「一番楽しく居るときに」
「幸せな二人なのに」
相手を、大怪我・・・それどころか、命を奪って
しまうところでした。
私は、そのこと以来、
「絶対にふざけた気持ちで、分けも無い行動は
しないでおこう」
と決めました。
「悪ふざけ」
たったその冗談めいた、軽い行動1つで
一番大切なものを失うことだってあります。
また、他人を傷つけたり、命を奪ってしまうことだって。
・・・
あと、
「無知の罪」
これは、銀行に勤務していた頃、上司が言っていた
言葉で、なるほどなぁと今でも、そう思っている
ことですが、
「○○の行動をしたら、その結果どうなるか」
について、
①分かってやっている
②分からずにやっている
①例えば、傘を振り回すと、他人の眼に当たったら
失明など取り返しのつかないことになるし、自分自身も
賠償責任などで大変なことになる。
でも面白半分に傘を振り回す。
②例えば、小中学生で、後先のことが分からない
まま、その時の気持ちの高揚で傘を振り回す。
↓その結果
他人に当たって、その人が失明した。
↓
①は、「しまった!どうしよう!」と思うと同時に
反省の念を持つ
②は、なぜ怒られているのか、本人自身あまりピンと
来ていない。(罪の意識がない、あるいは薄い)
この例でいうと、どちらも悪いのですが、
①でやっているのなら、まだ反省したり、罪悪感
を感じたりするので、罪の意識を持つ
が、
②は、悪いことをしたこと自体、分かっていない
ので、「お前は(が)悪い!」
と言っても、怒られていることは分かっても、
どうして、ガミガミ言われるのか、理解できていない
面が多々あり、罪の意識が低い
ので、「物事のことの良し悪しを、知らずに生きている
自体、ましてや社会人になっても分別がつかない自体、
それが一番の罪だ」と、職場で、そう教わりました。
まぁ、極々当たり前のことですが、
意外と、その当たり前のことが分かっていない
社会人も多いですよね。
・・・
「ちょっとしたことが」
「ちょっとふざけてやったことが」
夫婦とも死亡するなんて、誰も想像がつかない
とは思いますが、
そういうときに限って「大惨事が起きる」
ものなんですよね。
・・・
ホント「ちょっとしたこと」で。
私の亡き彼女だって、
コンビニへパン1個買いに行くなんてことを
しなければ、事故をしなかったでしょうに、
その日は、私も早く帰れたのに、ちょっと
残って仕事をして、そして帰ったばっかりに。
しかも、彼女の好きなダイエットペプシ(コーラも)
を途中、お店に立ち寄って買って帰るなんて
ことをしなければ・・・
もう少し早ければ、出て行く前の彼女を捉まえる
ことができて、「パン買って来て」と言われて、
代わりに買いに言ったことと思うし。
「ほんの、ちょっとしたこと」
が、生死の境目にまで至ることって、多々あります
ので。
・・・
お出かけ、キャンプ、旅行、余暇を楽しむ
そして彼氏彼女、夫婦一緒で楽しいひと時、
そんなときに、気分が高揚して、
楽しくてしょうがないときにこそ、
「落ち着いて、二人の時間を楽しむ」
ようにしたほうが良いと思います。
・・・
一緒に奥さんと穴を掘った友人も、まさか
この夫婦が死ぬなんて思ってもなかったでしょう。
仲が良いからこそ、一緒にいるわけですから。
でも、こういうことが起きるんですよね。
・・・
それが、私が彼女を亡くしたときから
よく言うようになった言葉、
「先のことなんて分からない」
にも通じることです。
NHK8月28日 5時31分
27日夜、石川県かほく市の海岸で砂浜に掘られた穴に23歳
の夫婦が転落し死亡しました。転落した穴は、妻が夫を驚かそう
と友人と一緒に掘った落とし穴だったということです。
27日午後10時すぎ、石川県かほく市の大崎海岸で、金沢市の
会社員、出村裕樹さん(23)と妻の里沙さん(23)が、砂浜
に掘られた穴に転落し、砂に埋まりました。2人は、近くにいて
悲鳴を聞いた友人からの通報で、駆けつけた消防によっておよそ
2時間後に助け出されましたが、すでに意識はなく、搬送先の
病院で死亡が確認されました。
死因は砂に埋まったことによる窒息死とみられるということです。
警察の調べによりますと、2人が転落した穴は里沙さんが夫の
裕樹さんを驚かそうと友人4、5人と一緒に27日の昼すぎから
掘ったもので、直径が2メートル40センチ、深さが2メートル
50センチほどあり、シートでふたをして、上から砂をかぶせて
いたということです。夜になって里沙さんが裕樹さんを現場に
連れて行ったところ、2人とも転落したということで、警察は
近くいた友人から話を聞くなどして、詳しいいきさつや転落した
状況などを調べています。
・・・
朝起きて、PCを立ち上げて眼にしたこの記事を見て
「あぁ、ちょっとした悪ふざけが、大変なことに・・・」
と思いました。
と、言いますのも、私が25歳くらいの時でしょうか。
当時付き合っていた彼女と海岸を歩いていたときに、
私は、ふと眼にしたコブシ大の石を掴み、思いっきり
空に向かって投げたんです。
別に、全く意味もなく。
ちょっとテンションは高めだったのかな。
ちょうどその時は、当時の彼女とは、歩きながら少し離れて
いていました。8~10mくらい。
空に向かって投げた石が、小さくなり、また戻ってきた
とき、「あっ!」ともの凄く焦りました。
それは、彼女の頭とスレスレで地面に落ちたからです。
当たっていたら、頭蓋骨が割れていたのは
間違いないです。。。そして、命さえも。。。
・・・
「なにするん?(泣)」
泣きそうになっていた姿を見て、
駆け寄って謝りまくったのと同時に、何事も無くてよかった
と安堵した。
あのときだけは、
「一番大切な人を」
「一番楽しく居るときに」
「幸せな二人なのに」
相手を、大怪我・・・それどころか、命を奪って
しまうところでした。
私は、そのこと以来、
「絶対にふざけた気持ちで、分けも無い行動は
しないでおこう」
と決めました。
「悪ふざけ」
たったその冗談めいた、軽い行動1つで
一番大切なものを失うことだってあります。
また、他人を傷つけたり、命を奪ってしまうことだって。
・・・
あと、
「無知の罪」
これは、銀行に勤務していた頃、上司が言っていた
言葉で、なるほどなぁと今でも、そう思っている
ことですが、
「○○の行動をしたら、その結果どうなるか」
について、
①分かってやっている
②分からずにやっている
①例えば、傘を振り回すと、他人の眼に当たったら
失明など取り返しのつかないことになるし、自分自身も
賠償責任などで大変なことになる。
でも面白半分に傘を振り回す。
②例えば、小中学生で、後先のことが分からない
まま、その時の気持ちの高揚で傘を振り回す。
↓その結果
他人に当たって、その人が失明した。
↓
①は、「しまった!どうしよう!」と思うと同時に
反省の念を持つ
②は、なぜ怒られているのか、本人自身あまりピンと
来ていない。(罪の意識がない、あるいは薄い)
この例でいうと、どちらも悪いのですが、
①でやっているのなら、まだ反省したり、罪悪感
を感じたりするので、罪の意識を持つ
が、
②は、悪いことをしたこと自体、分かっていない
ので、「お前は(が)悪い!」
と言っても、怒られていることは分かっても、
どうして、ガミガミ言われるのか、理解できていない
面が多々あり、罪の意識が低い
ので、「物事のことの良し悪しを、知らずに生きている
自体、ましてや社会人になっても分別がつかない自体、
それが一番の罪だ」と、職場で、そう教わりました。
まぁ、極々当たり前のことですが、
意外と、その当たり前のことが分かっていない
社会人も多いですよね。
・・・
「ちょっとしたことが」
「ちょっとふざけてやったことが」
夫婦とも死亡するなんて、誰も想像がつかない
とは思いますが、
そういうときに限って「大惨事が起きる」
ものなんですよね。
・・・
ホント「ちょっとしたこと」で。
私の亡き彼女だって、
コンビニへパン1個買いに行くなんてことを
しなければ、事故をしなかったでしょうに、
その日は、私も早く帰れたのに、ちょっと
残って仕事をして、そして帰ったばっかりに。
しかも、彼女の好きなダイエットペプシ(コーラも)
を途中、お店に立ち寄って買って帰るなんて
ことをしなければ・・・
もう少し早ければ、出て行く前の彼女を捉まえる
ことができて、「パン買って来て」と言われて、
代わりに買いに言ったことと思うし。
「ほんの、ちょっとしたこと」
が、生死の境目にまで至ることって、多々あります
ので。
・・・
お出かけ、キャンプ、旅行、余暇を楽しむ
そして彼氏彼女、夫婦一緒で楽しいひと時、
そんなときに、気分が高揚して、
楽しくてしょうがないときにこそ、
「落ち着いて、二人の時間を楽しむ」
ようにしたほうが良いと思います。
・・・
一緒に奥さんと穴を掘った友人も、まさか
この夫婦が死ぬなんて思ってもなかったでしょう。
仲が良いからこそ、一緒にいるわけですから。
でも、こういうことが起きるんですよね。
・・・
それが、私が彼女を亡くしたときから
よく言うようになった言葉、
「先のことなんて分からない」
にも通じることです。
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