生活雑貨のロフト、パートの希望者全員を正社員に

生活雑貨のロフト、パートの希望者全員を正社員に
3月2日18時55分配信 読売新聞

生活雑貨専門店を展開するロフト（本部・東京都新宿区）は、パートタイマー、契
約社員、正社員の３区分を撤廃し、パートの希望者全員を１６日から正社員にする。

小売業の人手不足感が強まる中、働き方次第で管理職などへ昇格できる道を開き、
優秀な人材を確保する。パートから正社員への登用を積極的に進める企業は増えて
きたが、パートを一括で正社員化するのは珍しい。

ロフトは現在、正社員約４００人、契約社員約２８０人、半年契約のパート２６５
０人が働いている。パートは店内レジや商品陳列などが主な仕事で、このうち２３
５０人が正社員になることを希望している。

パートから正社員になれば、６０歳定年制が適用される。これまで売り場責任者
（リーダー）には契約社員、本部の幹部には正社員しかなれなかったが、能力や実
績次第で登用される。勤務時間は現在と同じ週２０～４０時間の中から選べるが、
リーダー以上は週３２時間以上働く必要がある。

ロフトによると、職務制度の見直しで総人件費は約１割増えるという。

・・・

正社員希望者に道を開いたロフトの行動は立派だと思います。
やはり、やる気のある者や正社員と同じ仕事をしている者、
安定した身分を求める者へは、それなりの対応をしてあげるべきです。

しかし・・・
しかしですね、正社員が現在：４００名で、+２３５０名もの人が正社員
になるというのに増える人件費は「『たった』１割増し」ですか。。。
正社員は、今よりも５.８７倍になるというのに。

現在の正社員と非正規の者との賃金格差が元々少なかったのか
それとも、現在の正社員の給料がカットされて下げられるのか

それは分かりませんが、

人件費は「『たった』１割増し」

ということを聞きますと、
「注目と話題性」
「カタチだけの『正社員』登用」
にしか、部外者からは見えないですよね。

「（会社の）懐から出す総人件費は決めていて、その中でのデキレース」
のような感じがします。

仮に、人件費が１０割増し（倍）になると言われても、少ないように
思います。

大半の非正規の者が正社員を希望しているので、何か良いこと（良い労働条件）
があるのかも知れませんが、それにしても１割増しって。。。

賃金以外に何かすごく魅力的なものがこの会社にはあるのでしょうね。
でも、それは何なのだろう。
勤務年数が長くなると、昇給率がメチャ高いとかでしょうか。
退職金がけっこう多いとかかな。

気になるところですね。

・・・

ちなみに、私の今の職場は昇給　年１万円ＵＰとなっています。
（本当かどうかは１年後に分かることですが）