格差社会。。。
その影響が「親の所得の高低」⇒「子供の学力の高低」に大きく影響している
と言われていますね。
良い教材は本屋さんにもいっぱい売っています。
1,000円~3,000円位出せば買えるものです。
しかし、子供が自ら進んで参考書を本屋さんに買いに行くということは、まず
ないでしょう。
親が教育(親自身が教えたり、塾に行かせたり)して⇒特定の教科の勉強が
好きになり⇒本屋さんへ買いに行くということはあると思いますが、ほとんど
は、地元では有名な塾へ行かせたり、家庭教師をつけたりと、子供の意思云々
よりも、親が子供にどんどんカネをかけて、「勉強好きな子供」或いは「勉強
するような子供」に育て上げていくのが大半の流れですよね。
私も今の歳くらいになってから「塾なんか行かなくても、本屋さんにいっぱい
いい参考書売ってたのに」とは思いますが。
やはり「学習する・勉強する・学ぶ」という癖づけのためには、始めは子供の
手を引いてその方向へ持っていってやらないと、子供まかせではほとんどの子
は、自ら一人進んで勉強なんてしないでしょうね。
しかし、学校での勉強だけでは足りないもんなんでしょうか。
振り返って見ると・・・
私の場合、中学と高一のときに英語と数学の塾へ行かされてましたが、高校2
年生になる頃には塾へ行かなくなっていました。
当然そうなると、当時大学受験も特別な講座など受けていません。
「勉強させてあげる」とカネを掛けようとしてくれた環境の中でも勉強しません
でしたので、私の場合は「親の所得が子供の学力に左右する」というのは下記の
ようなことではないかと思っています。
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大学院へ行って「はは~ん、なるほど」と感じたことがあります。
親の所得=子供の学力の繋がりが分かりますよ。
まず、現役で大学院へ上がって来た学生の親は、はっきり言って「金持ち」
か「中の上、または上流」の家庭ですね。
何が違うかと言いますと、
①持っているものが違う。
男性例)ブルガリの腕時計、車は親が買ってくれた高級車マジェスタ,セルシオ
クラスで、中古じゃなく新車下ろし。
女性例)シャネルの腕時計、車ももちろん持ってます。(親からのプレゼント)
②親の職業が違う。上場企業の役員、海外勤務の多い家庭、欧米人が頻繁に
家に来る様な環境、公務員、中小企業だがとにかく親は社長、公認会計士など
③育った教育環境が違う。
地元では有名な進学校出身、悪い道に引き込むような子供がいない学校へ親は
カネを掛けて行かせている、小さい頃から家庭教師付、人より上を行った教育
だけでなく何故か「ビジネス的な感覚」「社交性」も教え込んでいる、など
④いろんなことを教えている。
寿司にしても肉にしても「本物」を食べさせている、海外旅行へ幼い頃から
よく連れて行ってもらっている、マナーや作法も教えられている、など
⑤習い事を途中で止めさせていない。
ピアノ、バイオリン、サックスなどの音楽的なセンスも最近はやっていないと
言いつつも、訊いてみるとけっこうできる、英語=出来て当たり前 TOEIC960
点&フランス語もペラペラなのにこれくらい普通だと思っている(マジで)
⑥スポ-ツもバッチリ。
とにかく驚いたのがサッカー、野球、バスケ、バレーも人並み以上出来て、
スノボーやサーフィンなども好んでやっている。
⑦世間に出ていないのに、世間を知っている。
幼い時からいわゆる「立派な大人(何が立派かの定義は出来ませんが、外交官
や弁護士、会計士、会社社長とか地位のある人)」と会い、子供ながらにその
人たちと会話して世の中のことを「へ~っ、そうなんだ」と聞きかじって自分
なりに理解して生きてきている、具体的な人生の目標を周りの人を見て持って
いるなど
ですから「頭デッカチ君」では無いんですよ。
勉強ばかりかと思えば、男子学生は飲みや女遊びも好きで結構色々やっていて、
尚且つ人の話をよく聞き、協調性もバツグン。
そんな育ち方をした人と会ったのも、立命館大学大学院へ行ったからこそ
会えたのだと思っています。良い勉強になりました。
だって、私の昔からの友人の中にはそのような人種はいなかったんですもの。
私はこのような学生を見て思ったことは、
・両親の仲が良く、自分も両親と仲が良い
・親の働き方や人間関係を見てきている
・親が不在が多くても、子供になぜそうなのか教えている
・食べ物、着る物全て本物を与えている
・やはり家庭がある程度裕福
・家がデカイ
・親は子供が駄目になる環境を知っていて、うまく子供に避けさせて
通らせている
・少ない貯金からナケナシのカネを出し「ハイやりなさい!」の教育ではなく、
とにかく優雅・雄大な教育の中で育てている
・出来る子供にしようと意識して教え込むという姿が見え見えになっておらず、
無理をしていない感じで教育している
など
高い確率で良い子供に育て上げるには、「2つのポイント+1」があることが
分かりました。
<親の努力>
「家庭環境が悪いところで育った子供との接触を避けさせて来た」
「家庭内が大らかで、何かにつけてどこか優雅・雄大」の2点です。
そして、
<子供の努力?!これも育て方かな>
「良いものを与えられる環境の中でも、喜びや快楽だけに溺れたり
しなかった。」
まぁ、このような環境の中で子供を育てるためには、やはり経済力ですかね。
だから「親の所得格差=子供の学力格差」にも大きく影響するんでしょう。
家庭の経済力によって「子供の学力の格差が広がっている」との指摘について、
「そう思う」が「どちらかといえば」を含め75%で、「そうは思わない」
計21%を大きく上回った。読売新聞
勉強嫌いの子供はこれらの環境が何個か欠けていたり、詰めが不十分なのか
もしれません。
意外と多いのが親はビンボーなのに、「小手先の褒美」を与えそれが返って
アダになっていることです。
・1万~5万円のおもちゃ(ゲーム機)を与える。
・何故か、お年玉が多い。
・親の休みに合わせて、学校を休ませる。
・学校の教育なんてたかが知れていると見下している。が、子供の教育の
詰めが甘いor経済力のある親のようには出来ない。など
当然、経済力のある親も同じようなことを子供にやっていますけど、「経済力
がある親」がやっていることを「ビンボーな親」がやると、やり方や詰めが違
うのではないかと思います。経済力のある親は多角的に全ての角度から高水準
の本物を均一に教え込みますが、ビンボーな親はそこまで手が回らないとかが
挙げられるでしょう。友達が携帯を持っている⇒だから、うちの子供にも負け
じと与える。そして、同水準だと親自身が思っている。など
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「子供を駄目にするのは簡単。子供の欲するものを全て与えよ。」ルソー
浅井宏純・森本和子『自分の子どもをニートにさせない方法』より
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その影響が「親の所得の高低」⇒「子供の学力の高低」に大きく影響している
と言われていますね。
良い教材は本屋さんにもいっぱい売っています。
1,000円~3,000円位出せば買えるものです。
しかし、子供が自ら進んで参考書を本屋さんに買いに行くということは、まず
ないでしょう。
親が教育(親自身が教えたり、塾に行かせたり)して⇒特定の教科の勉強が
好きになり⇒本屋さんへ買いに行くということはあると思いますが、ほとんど
は、地元では有名な塾へ行かせたり、家庭教師をつけたりと、子供の意思云々
よりも、親が子供にどんどんカネをかけて、「勉強好きな子供」或いは「勉強
するような子供」に育て上げていくのが大半の流れですよね。
私も今の歳くらいになってから「塾なんか行かなくても、本屋さんにいっぱい
いい参考書売ってたのに」とは思いますが。
やはり「学習する・勉強する・学ぶ」という癖づけのためには、始めは子供の
手を引いてその方向へ持っていってやらないと、子供まかせではほとんどの子
は、自ら一人進んで勉強なんてしないでしょうね。
しかし、学校での勉強だけでは足りないもんなんでしょうか。
振り返って見ると・・・
私の場合、中学と高一のときに英語と数学の塾へ行かされてましたが、高校2
年生になる頃には塾へ行かなくなっていました。
当然そうなると、当時大学受験も特別な講座など受けていません。
「勉強させてあげる」とカネを掛けようとしてくれた環境の中でも勉強しません
でしたので、私の場合は「親の所得が子供の学力に左右する」というのは下記の
ようなことではないかと思っています。

大学院へ行って「はは~ん、なるほど」と感じたことがあります。
親の所得=子供の学力の繋がりが分かりますよ。
まず、現役で大学院へ上がって来た学生の親は、はっきり言って「金持ち」
か「中の上、または上流」の家庭ですね。
何が違うかと言いますと、
①持っているものが違う。
男性例)ブルガリの腕時計、車は親が買ってくれた高級車マジェスタ,セルシオ
クラスで、中古じゃなく新車下ろし。
女性例)シャネルの腕時計、車ももちろん持ってます。(親からのプレゼント)
②親の職業が違う。上場企業の役員、海外勤務の多い家庭、欧米人が頻繁に
家に来る様な環境、公務員、中小企業だがとにかく親は社長、公認会計士など
③育った教育環境が違う。
地元では有名な進学校出身、悪い道に引き込むような子供がいない学校へ親は
カネを掛けて行かせている、小さい頃から家庭教師付、人より上を行った教育
だけでなく何故か「ビジネス的な感覚」「社交性」も教え込んでいる、など
④いろんなことを教えている。
寿司にしても肉にしても「本物」を食べさせている、海外旅行へ幼い頃から
よく連れて行ってもらっている、マナーや作法も教えられている、など
⑤習い事を途中で止めさせていない。
ピアノ、バイオリン、サックスなどの音楽的なセンスも最近はやっていないと
言いつつも、訊いてみるとけっこうできる、英語=出来て当たり前 TOEIC960
点&フランス語もペラペラなのにこれくらい普通だと思っている(マジで)
⑥スポ-ツもバッチリ。
とにかく驚いたのがサッカー、野球、バスケ、バレーも人並み以上出来て、
スノボーやサーフィンなども好んでやっている。
⑦世間に出ていないのに、世間を知っている。
幼い時からいわゆる「立派な大人(何が立派かの定義は出来ませんが、外交官
や弁護士、会計士、会社社長とか地位のある人)」と会い、子供ながらにその
人たちと会話して世の中のことを「へ~っ、そうなんだ」と聞きかじって自分
なりに理解して生きてきている、具体的な人生の目標を周りの人を見て持って
いるなど
ですから「頭デッカチ君」では無いんですよ。
勉強ばかりかと思えば、男子学生は飲みや女遊びも好きで結構色々やっていて、
尚且つ人の話をよく聞き、協調性もバツグン。
そんな育ち方をした人と会ったのも、立命館大学大学院へ行ったからこそ
会えたのだと思っています。良い勉強になりました。
だって、私の昔からの友人の中にはそのような人種はいなかったんですもの。
私はこのような学生を見て思ったことは、
・両親の仲が良く、自分も両親と仲が良い
・親の働き方や人間関係を見てきている
・親が不在が多くても、子供になぜそうなのか教えている
・食べ物、着る物全て本物を与えている
・やはり家庭がある程度裕福
・家がデカイ
・親は子供が駄目になる環境を知っていて、うまく子供に避けさせて
通らせている
・少ない貯金からナケナシのカネを出し「ハイやりなさい!」の教育ではなく、
とにかく優雅・雄大な教育の中で育てている
・出来る子供にしようと意識して教え込むという姿が見え見えになっておらず、
無理をしていない感じで教育している
など
高い確率で良い子供に育て上げるには、「2つのポイント+1」があることが
分かりました。
<親の努力>
「家庭環境が悪いところで育った子供との接触を避けさせて来た」
「家庭内が大らかで、何かにつけてどこか優雅・雄大」の2点です。
そして、
<子供の努力?!これも育て方かな>
「良いものを与えられる環境の中でも、喜びや快楽だけに溺れたり
しなかった。」
まぁ、このような環境の中で子供を育てるためには、やはり経済力ですかね。
だから「親の所得格差=子供の学力格差」にも大きく影響するんでしょう。
家庭の経済力によって「子供の学力の格差が広がっている」との指摘について、
「そう思う」が「どちらかといえば」を含め75%で、「そうは思わない」
計21%を大きく上回った。読売新聞
勉強嫌いの子供はこれらの環境が何個か欠けていたり、詰めが不十分なのか
もしれません。
意外と多いのが親はビンボーなのに、「小手先の褒美」を与えそれが返って
アダになっていることです。
・1万~5万円のおもちゃ(ゲーム機)を与える。
・何故か、お年玉が多い。
・親の休みに合わせて、学校を休ませる。
・学校の教育なんてたかが知れていると見下している。が、子供の教育の
詰めが甘いor経済力のある親のようには出来ない。など
当然、経済力のある親も同じようなことを子供にやっていますけど、「経済力
がある親」がやっていることを「ビンボーな親」がやると、やり方や詰めが違
うのではないかと思います。経済力のある親は多角的に全ての角度から高水準
の本物を均一に教え込みますが、ビンボーな親はそこまで手が回らないとかが
挙げられるでしょう。友達が携帯を持っている⇒だから、うちの子供にも負け
じと与える。そして、同水準だと親自身が思っている。など
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「子供を駄目にするのは簡単。子供の欲するものを全て与えよ。」ルソー
浅井宏純・森本和子『自分の子どもをニートにさせない方法』より
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