自転車に追突され、男性歩行者が意識不明の
重体 栃木
産経新聞 12月6日(金)23時35分配信
6日午後5時ごろ、栃木県茂木町鮎田の県道沿いの歩道
を歩いていた警備員の男性(59)が、後ろから来た
自転車に追突された。男性は転倒して頭を打ち、病院に
搬送されたが意識不明の重体。自転車を運転していた県
東部に住む男子中学生(13)も腹部打撲の軽傷を負った。
栃木県警茂木署によると、現場は直線で急な下り坂。
男子中学生は下校途中、男性は仕事を終えて近くに駐車
していた車に戻る途中だった。男子中学生は自転車の
ライトを点灯していたという。
同署は、男子中学生の前方不注意などが原因の可能性も
あるとみて、重過失傷害の疑いで任意で事情を聴いている。
産経デジタル
2013.7.13
母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」
の“明細”は…
当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と
歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は、
少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を
命じた。5年近く前に被害に遭った女性(67)は、
事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いて
いるだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価する。
ただ、子を持つ親にとって、1億円近い賠償を命じた今回
の判決は、驚愕でもあり注目を集める。9500万円の
内訳はどうなっているのか。一方で、保険加入義務がない
自転車の事故をめぐっては、高額な賠償命令が出される
ケースも多く、自己破産に至る例も少なくないという。
こうした中、自転車の保険制度拡充を目指した動きも
出始めている。
「監督義務果たしていない」
事故は平成20年9月22日午後6時50分ごろ、神戸市
北区の住宅街の坂道で起きた。当時11歳だった少年は帰宅
途中、ライトを点灯しマウンテンバイクで坂を下っていたが、
知人と散歩していた女性に気づかず、正面衝突。女性は突き
飛ばされる形で転倒し、頭を強打。女性は一命は取り留めた
ものの意識は戻らず、4年以上が過ぎた今も寝たきりの状態
が続いている。
裁判で女性側は、自転車の少年は高速で坂を下るなど
交通ルールに反した危険な運転行為で、母親は日常的に監督
義務を負っていたと主張し、計約1億590万円の損害賠償
を求めた。
一方、母親側は少年が適切にハンドル操作し、母親もライト
の点灯やヘルメットの着用を指導していたとして過失の相殺
を主張していた。
しかし、判決で田中智子裁判官は、少年が時速20~30キロ
で走行し、少年の前方不注視が事故の原因と認定。事故時は
ヘルメット未着用だったことなどを挙げ、「指導や注意が
功を奏しておらず、監督義務を果たしていない」として、
母親に計約9500万円の賠償を命じた。
なぜ9500万円?
高額な賠償となった9500万円の内訳はどうなっているのか。
(1)将来の介護費約3940万円
(2)事故で得ることのできなかった逸失利益約2190万円
(3)けがの後遺症に対する慰謝料2800万円
などとされている。
田中裁判官は、(1)について、女性の介護費を1日あたり
8千円とし、女性の平均余命年数を掛け合わせるなどして算出。
(2)は、専業主婦の女性が入院中に家事をできなったとして
月額約23万円の基礎収入を平均余命の半分の期間、得られ
なかったなどとして計算した。
これらに治療費などを加え、母親に対し、女性側へ約3500万円、
女性に保険金を払った保険会社へ約6千万円の支払いを命じた。
特に女性が意識が戻らぬままとなっていることで、慰謝料などが
高額となり、賠償額が跳ね上がった。
交通事故弁護士全国ネットワークの代表を務める古田兼裕弁護士
(第2東京弁護士会)は、今回の判決について「高額な賠償額だが、
寝たきりで意識が戻っていない状況などを考えると妥当」と評価。
ただ、「自転車だから責任が軽くなるとはいえないが、11歳の
子供の事故で親がどれほど責任を負うかはもっと議論していく
必要がある」と話す。
自転車事故の賠償で自己破産のケースも
自転車事故で高額の賠償が求められたケースは少なくない。
横浜市金沢区で携帯電話を操作しながら、無灯火で自転車を運転
していた女子高校生が女性に追突した事故では、女性は歩行困難
になり、看護師の職を失った。横浜地裁は17年11月、女子
高校生の過失を認め、5千万円の支払いを命じた。
また、大阪地裁が8年10月、夜間に無灯火で自転車を運転して
いた男性が、短大非常勤講師をはねた事故で、男性に損害賠償
2500万円の支払いを命じるなど、自転車事故による高額
賠償命令は以前から出されている。
古田弁護士は「自転車でも過失があれば、しっかり賠償しない
といけないが、自転車利用者の多くは保険に未加入で、自己破産
する例も少なくない」と指摘する。
自転車の普及推進や啓発活動をしている財団法人
「日本サイクリング協会」(JCA)によると、全国の自転車
の保有台数は7千万~8千万台で、うち約3千万台が日常的に
利用されているとみられる。しかし、自転車の保険加入率に
ついて、JCAは「統計がないため把握し切れていないが、
10%に満たないのではないか」との見解を示す。
自動車の場合、自賠責保険の加入が義務付けられている。
「損害保険料率算出機構」の統計では、任意保険の加入率に
ついても、対人賠償保険、対物賠償保険いずれも73・3%と
高水準となっている。
一方で、自転車の保険は加入義務がなく、JCAは「自賠責保険の
ように保険加入を義務付けるなど、制度を整備しないと不幸は
繰り返される」と警鐘を鳴らす。
求められる対策と「自転車は危険」との認識
警察庁の統計によると、交通事故発生件数は16年の約95万件
をピークに年々減少し、24年は約66万件まで減少した。
同じ期間中で、自転車側に過失がある事故は、年間約18万件
から約13万件に減った。ただ、自転車と歩行者の事故は
年間約2500~約3千件で推移。交通事故全体に占める割合は
増加傾向にある。
こうした状況について、JCAは「自転車はエコで手軽という
いいイメージが先行しすぎて、教育が行き届いていないことが
原因」と分析する。
JCAは、会員に対して特典という形で、事故による賠償命令
が出た場合に5千万円を補助している。しかし、自転車事故に
よる高額賠償命令が後を絶たないため、保険活動を主体と
する別組織の創設を検討し始めている。JCAは
「保険の拡充を検討しているが、ルールやマナー無視をなくす
ことが最も必要。『自転車は危険なんだ』と認識しないと
いけない」と訴えている。
・・・
私の中で一番リスクが高いと思っているのが、この記事のような
「自転車」や歩行中に他人をケガや死亡させてしまった
場合です。
自転車による事故、他人を死傷させてしまった場合、
記事にあるような「賠償責任」が重く圧し掛かってきます。
自転車事故で!?という感覚の方が多いようですが、
私は、以前に働いてきた職場で、同様の事故の話を聞き、
賠償責任保障の付いた保険に加入しました。
自動車の運転だけでなく、ちょっとしたことで相手を
大怪我させたり、死亡させてしまったりすることがあります。
「何で・・・」「たったあれだけのことで・・・」
「自動車を運転しててではないのに・・・」
など、こちらは自動車を運転していたのではく、自転車や
歩行中に他人とぶつかっただけなのに・・・
という感覚に捉われるのも分かりますが、
「他人に対して、身体的、物的に損害を与えた」場合、
こちらが何を用いて、相手をケガや死亡させたというもの
は一切関係無く、ただ補償問題が残るだけです。
当時は、あいおい損保から賠償責任保険1億円、3年一括
掛けで安い保険(確か7千円~9千円)がありましたので
加入していましたが募集停止となり、
今は、アメリカンホームの
に入っています。
「普通傷害保険」
賠償責任保険金は免責0円で保険金額3000万円です。
・自転車に乗っている時や歩行中に他人とぶつかりケガ
(死亡)させた。
・ペット(例えば犬)が他人を噛んだ。
・他人の持ち物やお店の商品を壊した。
など、
いわゆる、損害賠償を請求された場合に備えての保険です。
自動車での事故は、自賠責だけでなく任意保険からの補償
でカバーできますが、普段の日常生活の中では、自動車を
運転しているときだけではないので、ある程度はあらゆる
対策が必要だと思っています。
「ちょっとしたこと」で、大事故や相手を死傷させてしまう
場合もあります。
その代表例が「自転車での事故」
自己破産という記事の内容もありますが、財産が無い
ような人はともかく、ある程度の貯蓄やマイホームなど
を持っている人が、本人や家族がこのような事故を起こす
と全てを失ってしまいます。
私自身、上記の記事を読んで、3000万円の補償で足り
るのかな・・・不足してるな、と思ったほどです。
病気にしても、ケガにしても、また他人を傷つける
ことも踏まえて、
「いつも、リスクの中で生きている」ということですね。
=ここがポイント=
例えば、ワンコイン保険ですが、
私(記名補償対象者)だけでなく、配偶者や「生計を共に
する同居の家族」、「生計を共にする別居の未婚の子」も
補償対象者に含まれます。
親と同居している場合は、その親が起こした事故も
補償されるということです。
また、未婚の子供とは、例えば、遠く離れた子供(親は仕送り
をしている=生計を共にしている)が、その遠方で起こした
事故も補償されるということです。
保険金額3000万円=月額500円
補償が十分なのか不十分なのか、保険料が高いのか安いのか
は別としまして、
私の場合は、携帯のアプリやほとんど利用していない利用料
などを切って、月500円を浮かして加入しました。
ちなみに、
500円で、賠償責任保険金3000万円のほか、
小さな補償ですが、
本人自身の死亡95万円~285万円
入院保険金日額3千円
レンタル品の賠償責任(支払限度額)20万円 も付いています。
加入当時、色々調べましたら、このアメリカンホーム保険
が一番安くて、補償内容も保険料に見合ったものでした
ので選びました。
・・・
「たかが保険」「されど保険」ですね。
保険に関心があり、ここに辿り着きました。
自転車の賠償保険は、自動車や火災保険に個人賠償保険とゆう特約があり、年間二千円くらいで掛けられるようです。
私の自動車保険には、この特約が無く、仕方が無いのでセブンイレブンの自転車保険に加入してます。
保険料は4160円で1億の保障で、自分への保障も有ります。
ESWL
私も腎臓結石持ちで、ここ6年で3度手術をしてます。
1回は、膀胱から管を入れる手術、残りの2回はESWLです。
60日に1回の給付金が降りる保険です。
なるほど、セブンイレブンの自転車保険というのがあるのですね。自分への保障があるというのが良いですね。
「個人賠償責任保険」
これに入ることで、自転車と人との接触(ケガ・死亡)や飼い犬が歩行者を噛んだ、室内での水漏れで下の階の人に迷惑をかけたetc火災以外のリスクは回避できるのですが、なかなかお得な保険商品が無く、私はワンコイン(実は、ワンコインはワンコインではなくなりました。通知が来て、一度も使っていないのに数十円保険料が上がりました。加入者全員・・・)
私が知っていた中で一番良かったのが、あいおい損保で個人賠償保険:1億円:3年一括払:7000円でしたが、募集停止となりました。この保険があったときは、そちらに加入していました。
やはり、保険料は定額で、カバーできる範囲、保険金額が大きなものがよいですよね。
石持ち(結石)は、辛いですよね。
三大疾病だけでなく、普通?の病気でも一時金が多い保険への加入内容に変えました。2年間は、腎臓、尿管、膀胱の部位への結石は欠格ですが、それももう少しで2年経ち外れますので、あとは病気での死亡保障をどう手厚くするかを考えています。
コメントありがとうございました。
当方、ノーリードの犬に襲われ転倒し頚髄損傷になりました。元から障害者で車椅子ですが、
損害賠償は訴訟して2億はいきそうです。
障害者でも仕事して収入があること立証すれば逸失利益を請求できます。
加害者が個人賠償責任特約に加入していたので入院治療費(健保使用で約半年で300万円超)はなんとかなってます。福祉用品や介護については保険屋はかなり払い渋ります。
重症なら弁護士雇ったほうがよいです。
頚髄損傷とは、とんでもない被害ですね。お体には気をつけて・・・と言いましても、どう気をつければよいのか・・・ですよね。
当然、障害を持たれていても仕事をして収入がある(ケガの前にはあった)が証明されると、損害賠償額も随分と違ってきます。
先週、賠償責任保険(団体扱い)をもう一つ加入しました。
損害賠償額は1億円。
月額500円で、自分自身のケガには入院日額5,500円(手術一時金55,000円)の補償もついていたので追加加入しました。
しかし、2億円・・・となると、私は払えません・・・
いつ加害者となるか分からないですので、通りすがりさまのコメントを読んで、(被害者の方にはおカネでの解決で失礼な話かも知れませんが)やはり個人賠償責任保険は、名称の通り「個人責任」として加入すべきだと、改めてそう感じました。
コメントありがとうございました。