時事評論家・増田俊男氏、16億集め破たん…投資家告訴へ
1月24日3時12分配信 読売新聞
「時事評論家」の肩書で多数の著書がある増田俊男氏が、パラオ共和国に設立した
銀行で高利で運用するとうたって日本人投資家から約16億円の資金を集め、その
大半が償還期限後も返済できない状態になっていることがわかった。
パラオの銀行は3年前に営業許可を取り消されていたが、増田氏は事実を公表せず
に資金集めを続けていた。増田氏は、コーヒー園への投資名目などでも100億円
を超える資金を募集。返金を求める計数十人の投資家とトラブルになっていた。う
ち数人が24日にも出資法違反容疑で増田氏を警視庁に告訴する。
投資家の代理人によると、増田氏は2000年5月、パラオ国内に自らを会長とす
る「サンラ国際信託銀行」を設立。知人女性が社長を務める投資顧問会社「サン
ラ・ワールド」(東京都中央区)を事務局とする会員制投資クラブ(約800人)
の会員に対し、金利10%以上をうたった定期預金をするよう勧誘したほか、銀行
への出資も募り、金利や配当を支払っていた。
しかし、サンラ国際信託銀行は05年1月に現地政府から許可を取り消されてい
た。また、同銀行からハワイの霊園管理会社に貸し付けられた約16億円が、回収
困難になっていた。
増田氏は、こうした経緯を明かしてこなかったが、インターネットなどで知った投
資家たちが満期を控えた06年末に返金を請求。増田氏は資金が不足していること
を認め、返済を先延ばしにしている。増田氏はパラオのゴルフ場開発への出資も勧
めていたが、計画は頓挫。ハワイのコーヒー園所有を名目とした投資も配当が止ま
っている。
投資家の代理人の弁護士は「増田氏は日本での銀行営業を認められておらず、不特
定多数からの預かり金を禁じた出資法に違反する。不透明な資金集めを中止させる
ためにも警察に捜査してほしい」と告訴の理由を説明。増田氏の代理人弁護士は
「銀行の件については事実確認をしないと答えられない」としている。
増田氏は、「バブル再来」など20冊以上の著書がある。
・・・
「パラオの銀行は3年前に営業許可を取り消されていたが、
増田氏は事実を公表せずに資金集めを続けていた」
って、完全な詐欺事件じゃないですか。
出資法違反は別件逮捕なのでしょうけど。
「金利10%以上をうたった定期預金をするよう勧誘」
というのは・・・まぁ、政情が不安定な国の金融機関(投信・銀行)では、
6~8%、なかにはこのくらいの金利を謳うところもありますけど。
プロフィールを見ますと、
四十七士・早水藤左衛門の末裔。
幼児のときから腕白で弱い者いじめが許せない性質。
慶応義塾大学商学部卒業後、東急エージェンシーを経て1974年アメリカンドリーム
を求め渡米。全米で事業展開、1986年からハワイに渡り、先住ハワイアンの土地奪
還請求運動支援、法廷闘争で返還成功。1994年パラオ共和国が米国より独立後、
同国国会アドバイザーに任命される。1995年帰国。
著書に『日本はこれから良くなる。』(徳間書店)、『目からウロコ おカネがお
金を産む時代』(太陽企画出版)、『沈むアメリカ・浮上する日本』(風雲舎)、
『負けながら勝ってしまう日本』(PHP研究所)、『2002年日本経済 バブル再
来』(アスキー)、『ブッシュよ。お前もか・・・』(風雲舎)、『土地神話復
活』(アスキー)など多数。月刊『力の意志』(旧資本の意思)〔サンラ出版〕編
集主幹。2000年講演最多回数を記録
だそうです。
赤穂浪士の早水藤左衛門も草葉の陰で泣いているのではないでしょうか。
ご自身のホームページで、
「弱い者いじめが許せない性質」
とまでおっしゃっているのですから、きちんと投資した人を泣かさずに返済して
ほしいものです。
事業が頓挫→負のスパイラルに陥った感じがしますが、
アメリカンドリーム云々とか、かなりおカネに執着していますね。
人って追い詰められると本性が出るものです。
増田俊男も切羽詰れば「人を騙す」という手段に出るところを見ると、人の本性
って、ホント分からないものです。(もちろん私も同様ですが)
しかし、パラオに銀行を作って、投資機関のように「マネーゲーム」で
お金をあっちへ転がし、こっちへ転がしして儲けようなんて、個人がこんな大胆
不敵な発想で本当に一次は銀行まで作ってやってたとは。。。
よほど、自分自身の頭脳に自信がお有りだったのでしょうね。
・・・
「唯我独尊」
自惚れやひとりよがりには、私自身も気をつけていきたいと思います。
・・・
しかし、増田俊男の著書には。。。
バブル再来って。
崩壊も再来しているじゃありませんか。
しかも、これだけ日本そして世界経済(米国)を熟知しているかの如く
多数の著書を出している人物なのに。
だから、てんぷら評論家なんて造語も出てくるのでしょうね。
せっかく、評論家として築きあげてきたものも失ってしまって。。。
「身の丈を知る」「自分自身を謙虚に見つめ直す」
ということがいかに大切なことかということを、この新聞記事を見て
改めて考えさせられました。
1月24日3時12分配信 読売新聞
「時事評論家」の肩書で多数の著書がある増田俊男氏が、パラオ共和国に設立した
銀行で高利で運用するとうたって日本人投資家から約16億円の資金を集め、その
大半が償還期限後も返済できない状態になっていることがわかった。
パラオの銀行は3年前に営業許可を取り消されていたが、増田氏は事実を公表せず
に資金集めを続けていた。増田氏は、コーヒー園への投資名目などでも100億円
を超える資金を募集。返金を求める計数十人の投資家とトラブルになっていた。う
ち数人が24日にも出資法違反容疑で増田氏を警視庁に告訴する。
投資家の代理人によると、増田氏は2000年5月、パラオ国内に自らを会長とす
る「サンラ国際信託銀行」を設立。知人女性が社長を務める投資顧問会社「サン
ラ・ワールド」(東京都中央区)を事務局とする会員制投資クラブ(約800人)
の会員に対し、金利10%以上をうたった定期預金をするよう勧誘したほか、銀行
への出資も募り、金利や配当を支払っていた。
しかし、サンラ国際信託銀行は05年1月に現地政府から許可を取り消されてい
た。また、同銀行からハワイの霊園管理会社に貸し付けられた約16億円が、回収
困難になっていた。
増田氏は、こうした経緯を明かしてこなかったが、インターネットなどで知った投
資家たちが満期を控えた06年末に返金を請求。増田氏は資金が不足していること
を認め、返済を先延ばしにしている。増田氏はパラオのゴルフ場開発への出資も勧
めていたが、計画は頓挫。ハワイのコーヒー園所有を名目とした投資も配当が止ま
っている。
投資家の代理人の弁護士は「増田氏は日本での銀行営業を認められておらず、不特
定多数からの預かり金を禁じた出資法に違反する。不透明な資金集めを中止させる
ためにも警察に捜査してほしい」と告訴の理由を説明。増田氏の代理人弁護士は
「銀行の件については事実確認をしないと答えられない」としている。
増田氏は、「バブル再来」など20冊以上の著書がある。
・・・
「パラオの銀行は3年前に営業許可を取り消されていたが、
増田氏は事実を公表せずに資金集めを続けていた」
って、完全な詐欺事件じゃないですか。
出資法違反は別件逮捕なのでしょうけど。
「金利10%以上をうたった定期預金をするよう勧誘」
というのは・・・まぁ、政情が不安定な国の金融機関(投信・銀行)では、
6~8%、なかにはこのくらいの金利を謳うところもありますけど。
プロフィールを見ますと、
四十七士・早水藤左衛門の末裔。
幼児のときから腕白で弱い者いじめが許せない性質。
慶応義塾大学商学部卒業後、東急エージェンシーを経て1974年アメリカンドリーム
を求め渡米。全米で事業展開、1986年からハワイに渡り、先住ハワイアンの土地奪
還請求運動支援、法廷闘争で返還成功。1994年パラオ共和国が米国より独立後、
同国国会アドバイザーに任命される。1995年帰国。
著書に『日本はこれから良くなる。』(徳間書店)、『目からウロコ おカネがお
金を産む時代』(太陽企画出版)、『沈むアメリカ・浮上する日本』(風雲舎)、
『負けながら勝ってしまう日本』(PHP研究所)、『2002年日本経済 バブル再
来』(アスキー)、『ブッシュよ。お前もか・・・』(風雲舎)、『土地神話復
活』(アスキー)など多数。月刊『力の意志』(旧資本の意思)〔サンラ出版〕編
集主幹。2000年講演最多回数を記録
だそうです。
赤穂浪士の早水藤左衛門も草葉の陰で泣いているのではないでしょうか。
ご自身のホームページで、
「弱い者いじめが許せない性質」
とまでおっしゃっているのですから、きちんと投資した人を泣かさずに返済して
ほしいものです。
事業が頓挫→負のスパイラルに陥った感じがしますが、
アメリカンドリーム云々とか、かなりおカネに執着していますね。
人って追い詰められると本性が出るものです。
増田俊男も切羽詰れば「人を騙す」という手段に出るところを見ると、人の本性
って、ホント分からないものです。(もちろん私も同様ですが)
しかし、パラオに銀行を作って、投資機関のように「マネーゲーム」で
お金をあっちへ転がし、こっちへ転がしして儲けようなんて、個人がこんな大胆
不敵な発想で本当に一次は銀行まで作ってやってたとは。。。
よほど、自分自身の頭脳に自信がお有りだったのでしょうね。
・・・
「唯我独尊」
自惚れやひとりよがりには、私自身も気をつけていきたいと思います。
・・・
しかし、増田俊男の著書には。。。
バブル再来って。
崩壊も再来しているじゃありませんか。
しかも、これだけ日本そして世界経済(米国)を熟知しているかの如く
多数の著書を出している人物なのに。
だから、てんぷら評論家なんて造語も出てくるのでしょうね。
せっかく、評論家として築きあげてきたものも失ってしまって。。。
「身の丈を知る」「自分自身を謙虚に見つめ直す」
ということがいかに大切なことかということを、この新聞記事を見て
改めて考えさせられました。
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