茨城県稲敷市の大杉神社に行ってきました。

稲敷辺りに「派手な神社がある」と聞いていました。

そこがパワースポットでもあると聞き、今年は大病（またブログに書きますね）
を患って入院したり、また別の病気が見つかって手術したりといった
病の年になってしまったので少し前になりますが行ってきました。

茨城県稲敷市阿波（あば）にあります大杉神社です。




「あんばさま」の愛称で親しまれているそうで大杉神社のHPを見ましても
「あんばさま総本宮」と紹介されています。

関東や東北地方に分布する約670社を数える大杉神社の総本社なのだそうです。

そして、確かに実際に神社を見て「これは派手だなぁ」と思いましたら
「茨城の日光東照宮」の異名もあると知りました。
なるほど！と思いましたね。



そして、何より
日本で唯一の「夢むずび大明神」なのだそうです。

夢叶え

なかなか叶わぬ願いを
お持ちの方
これから何かを
始めようとお考えの方

吉運に恵まれない方
「ねがい天狗」
「かない天狗」が
大杉大明神に届けます。

とのことです。これほどはっきりと強く「叶えます」と謳っている神社は
そうはないと思います。

鼻高天狗は「ねがい天狗」、烏天狗は「かない天狗」と役割が決まっている
そうです。

ちなみに、
主祭神：倭大物主櫛甕玉命（やまとおおものぬしくしみかたまのみこと）
配祀：大己貴命、少彦名命

です。



そして、
「疫病除け」でも有名でした。




神護景雲元年（７６７）現在の奈良県桜井市に鎮座する大神神社を出立した
勝道上人が日光山（二荒山）を開山に向かう途上、病苦に喘ぐ多くの人々を
救済するために一心に祈念、古来あんばさまの名で信仰されてきた巨杉に
三輪明神が来臨したのだそうです。

二荒山に招来された三輪明神に先立ち鎮座したことから「元日光」とも
呼ばれるようになったのだそうです。
また大杉神社の鎮座地「あんば」から「あんば日光」と称されてきたそうで、
かつての社殿群は現在の社殿群にも増して絢爛豪華であったことから
「あんば参れば、日光見るに及ばず」と称されたほどでだったのだそうです。

日光を見るに及ばずですか。
規模に違いはありますが派手さは日光に負けませんね。

さらに、詳しくは・・・
奈良時代の後期に、この一帯に疫病が流行したことがあったそうです。
そして勝道上人が、都のある大和国から下野国二荒山（栃木県日光）へ向かう
途中大杉神社に立ち寄り、この付近の惨状を目にしました。

勝道上人が民衆を救うべくあんばさま（巨杉）に祈念すると、杉の梢に大和国
（奈良県三輪）にある大神神社の三輪明神が飛び移り、病魔を退散せしめた
のだそうです。

なるほど、三輪明神は大神神社の神様だったのですね。

やがてこの神は大杉大明神と呼ばれるようになり、あんばさまのもとに
大杉大明神を祀る大杉神社が建立されたそうです。

そういうことでしたか。
大神神社の三輪明神が飛び移り病魔を退散させた明神様＝大杉大明神と呼ばれる
ようになったのですね。

以来、病気平癒、厄除けの神としても信仰を集めるのは、こうした過去の奇跡
に由来しているのだそうです。



大杉神社に来まして、強いパワーを感じたのが
「厄除け」「悪縁切り」です。



人の思いがとても籠っているように感じました。

厄除けや縁切りをお考えの方にもお薦めのスポットですね。

夢を叶えるということで、
家内安全、交通安全、進学・就職、子宝、安産、
縁結び、金運・財運など
全ての「願い」に応じているためか、

御守は半端ないくらいの種類があって圧倒されました。

豪華絢爛、華やか＆派手やかなものを目にするのも元気が出て良いですよ。



病は気からとも言いますので、気晴らしに大杉神社のようなスポットに
出掛けるのも良いと思いますよ。


敷地内には大国さまも祭っていて、大国神社もあります。










色々なお願いが出来る神社ですね。