みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

Dance/自己像

2020-06-07 22:59:27 | ぼぉっとしたり

4か月ぶりにスタジオでレッスンを受ける。

自身の身体調整のためお休みをしていたのだけれど再開しようとした矢先にCOVID-19にて

スタジオも劇場も閉鎖を余儀なくされた。そして再びのレッスン。

身体との手つなぎ、あるいは対話、はたまた格闘はすでに日々の中に溶け込んでいるため、別段変化はなかったのだが、音楽・リズムと一体になろうとするタイプの踊りへの衝動が変容していた。ウィルスが変えた環境と現状の身体とに踊りを介在させることは物理的に困難さを増し、身体内部からの踊りへの指向が強くなるほどそれとの軋轢が自分の存在を密やかに疲弊させる。踊らない身体はしかし踊るための素地つくりに現状の環境と親和性を増し、踊りへの指向の強さを身体そのものへの指向に変化させていった。

というようなことだったね、自粛期間(と世間では呼ばれていた時間)

そして今、

6月6日にジョギング先の川面のさざ波をみていたら川面にシンクロして身体が動き出した。

それはわたしは川面になりたいのか?なりたいわけではないだろう。そもそもなりたいってなんだ?川面の動きが身体に作用する。得も言われぬ気持ちよさだ。

音楽のリズムを目指して踊る踊りの方もなだらかな欲望を感じて、そう、そして再びのレッスンの今日だった。音楽リズムとわたしの動きのその動きはわたしの頭の中の自己像に支えられた動き、鏡の自己像と頭の中の自己像とを始終、修正しながら何か既成の像(見本となる他者の像)を目指している。それは気持ち良いのだろうか。自己像にかなりの幻想ななければとても耐えられる作業ではないように思うのだが。


映画『約束』

2020-06-07 20:06:56 | みる

前回の投稿から2,198日経っていました。

映画『約束』を観ました。

古い映画ですね。今から17,602日も前に公開された、1972年の映画です。

長い間、映画も観ておりませんでしたが、

そして普段、花粉症以外にはほとんど薬も服用しないのですが、

この映画が薬の役割を担ってくれた、

そのことが6年もしなかったことを再開する契機になった。

皮膚や筋肉に傷を負うということはありますが、

どこにあるのか定かではないのにこころというのがあって、

こころなのかもしれないし、脳のパーツなのかもしれないけれど

そういうものも傷を負うことがあります。

あぁわたしは傷ついたのだな、と思うことありにこの週末を迎えて案外途方に暮れていました。

まあそんな時もこんな時も何を食べたら良いのかは身体が一番よく教えてくれますし、

何をしたらよいのかあるいはしないとよいのか

やっぱり身体がこころが「映画でも観なさいよ」という風に教えてくれるのです。

「物語」の時間を生きる

思いきり日々の生活とはかけ離れているのは物語の醍醐味、で

そこに日々の生活がとても上手に覆い隠している真実が凶器のような真実がある。

 

この映画は、

子犬のような男の人と自分を被害者にはしない生き方をする女の人の物語です。

 

昭和の名優揃い。

#なぜ映画を観て、どうしてここに記すのか。


バルティス展&会田誠・東浩紀・ヴィヴィアン佐藤座談会

2014-06-01 13:36:26 | きく
「バルティス展&会田誠・東浩紀・ヴィヴィアン佐藤座談会」
主催者の意図も聴衆の期待もまったく置き去りにされたままの進行だったけど、
あまり官能感じないないよね、とか、絵下手だよね、とか、暖炉でなんかしてるあの背中の青年、怪しいよねとかね。
あ、それOKなんだが素敵だったでしょ。

物質プログラミング

2013-11-10 19:32:58 | ぼぉっとしたり

プログラミングが義務教育化されるのされないの・と時の流れが変わり

MITで開発された”Scratch”のおかげでプログラミングという言葉が巷でよくお目にかかるようになったこの頃だけど、

先日のMaker Faire Tokyo 2013 で「物質プログラミング」に出合えたのは衝撃でした。ブロックで遊ぶようにプログラミングが出来るこの物質プログラミングとういうタイル。

ちびっこがこれで遊んでてプログラムしちゃうって光景を想像すると、ほんとわくわくします。


『ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣』

2013-11-10 18:20:16 | きく

わが仕事のブログの検索順位を上げようとトライアル&エラーを繰り返していたところに

ツィッターでトークイベントのつぶやきをみつけたので行ってみました。

『ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣』(2013.11.8 19:00)


共著で書かれたノブ横地さんと徳本昌大さん、

そして本の中で成功例のモデルとなった3人のゲスト

たまな食堂の飯島邦夫さん



ガトーショコラのケンズカフェ・氏家健治さん、



尾道からいらっしゃた甘味処桜茶屋・林田宗久さん


『ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣』

「いきなり」ってとこが素敵です。

お話をうかがえば真摯に地道な・・・の上の”いきなり”というわけですが

そんなところがますます素敵でした。

聞いていてわくわくすること満載の時間でしたが、

GOOGLE+を・・というあたりはもう素直に「はい!すぐにでも」ということで登録したのですが、

これがまたどう使うのかよくわかりませんのでもたもたしておりますわ。





痺れている。

2012-09-23 22:24:04 | ぼぉっとしたり

2時間の講座をするために、10倍から20倍から場合によっては

30倍くらいの時間を準備にかけている。

知識や技能を伝えるのはもちろんラインとして、

わたしが何を伝えたいかって、それは躍動感だよ。

受講後の生徒さんから「楽しかったぁ」とか「なんだか楽しくなってきた」

と図らずも(という感じで)言葉がこぼれる、それが私の講座を支えてくれている。

新しい「知」に出会った時のあの地平が開ける感じ、

あのわくわく感、その先が、1歩進んで、またその先が、

知りたくて、進みたくて時間を忘れてのめり込むようなあの躍動感を、

心意気のある人たちに伝えていける快楽で(か)

準備のためにひきこもりすぎて(か)わたしの脳は痺れている。

 


「9999999ヒラケゴマ」 一原有徳

2012-06-07 18:29:27 | よむ

一原有徳、意味と目的を嫌う。


にこまるクッキー

2012-03-12 23:57:42 | よむ

  にこまるクッキーの美味しさは、それはそれはほんのりとした甘さでぺろり、あっという間です。 現在、会津美里町に暮らす方からのお葉書付きをわたしはいただきました。なかなかお返事が書けなくて、何度も何度も書き直してしまいましたが今日やっと投函できました。届きますように。


無知の功名

2012-02-23 00:10:35 | よむ

『ポル・ポト伝』(デービット・P・チャンドラー著)を、今、読んでいる。

「行く人は必読」なんて紹介されているけど、私の場合は読んでいたら無理だった。

知らなかったから飛び込めた。

人生のモットーは”恐いもの知らずでいたい”


読売交響楽団&オスモ・ヴァンスカ@サントリーホール

2012-02-22 00:19:07 | きく

日本初演というアホという作曲家の「ミネア」という曲を聴 いて来た。

100人程の大編オーケストラにアラ ビアの打楽器、 ダラブッカという太鼓がガンガン主導権取って進んでいく。

そこに西洋 的な管弦のメロディが重なる。

ダブラッカが原初的に鼓動を昂らせ行く。

原始から現代、西洋やら東洋やらめ くるめく坩堝となる。