みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

なんだか、すごいぞ!

2006-01-30 00:57:20 | きく


ブラームスピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15

クリスティアン・ツィマーマン
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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こうてきたばかり、ちらっと聞いただけですが、
なんだか、すごいです。

下野竜也*東京フィルハーモニー

2006-01-28 02:47:21 | きく
2006.1 .27(金) 19:00開演

文京シビック大ホール

下野竜也 指揮
東京フィルハーモニー交響楽団

河村尚子 ピアノ

モーツァルト:歌劇『ドン・ジョバンニ』序曲

ショパン:ピアノ協奏曲第1番

ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68『田園』

アンコール



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人事を超えた手腕を神業というけど、
指揮台に立つ下野竜也氏は多くの人々に愛されるパーソナリティと、
非常に人間の生理に適った動きを見せるという点で、生き生きとした人間らしい
あくまでも「人間業」でありながら、その音楽は崇高美の高みへ高みへと昇っていく。

東京フィルハーモニーの演奏は、
先日のbunkamuraオーチャードホールのカリンニコフを聴いたばかりですが、
シビックホールもオーチャードも1F後ろから数列目中央と
似たような位置で鑑賞。カリンニコフの時は、席位置のせいか、
とても綺麗な音だけど、膜を一枚隔てたようななんとももどかしい音が遠い印象を受けたのですが、今日は音の美しさがくっきりと立ち上がってくるようでした。

コンビニでついでの思いつきで取ったチケットでしたが、
この1月一番の好印象の演奏会となりました。
というか
ベートーヴェン6番 2楽章後半から、アンコールのグリーグまで、
ただもう涙が引き出される音。

ショパンのピアノ協奏曲第1番は、
随所に好きな旋律があるけど、なぜか惹かれない曲で、
この日も前日の睡眠不足が災いして、不覚にも・・・でした。
曲が終わると場内が喝采で湧き、ブラボーの声も、
あー。まじ不覚。

文京シビックセンター25Fは展望室になっていて、
(珍しく)少し早めに到着できたので、夜景も楽しめました♪













フェドセーエフ*東京フィル*カリンニコフ*チャイコフスキー

2006-01-23 01:34:08 | きく
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1月22日(日)午後3時開演

bunkamuraオーチャードホール

ウラディーミル・フェドセーエフ指揮
東京フィルハーモニー

■カリンニコフ/交響曲第1番

■チャイコフスキー/ロココ風主題による変奏曲作品33

を演奏後
独奏チェロのクリストファー・ミロシニコフによる
アンコール



そして最後の演目が

■チャイコフスキー/幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」作品32

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連日満員御礼と誉れ高い映画『歓びを歌にのせて』をどうしても観たくて、
でも、
日曜の最終回(・・割引上映回・・汗)に観たくて、
この映画、早めのチケット購入が必須らしく



仕方ないので早目のチケット購入を果たしても、
しかし、
”渋谷”です。
チケット購入から上映までの時間を
若者でもなく、都会ツウでもないわたしが
”渋谷”でどのように過ごしたらよいのか
途方にくれてしまいます。美術館はあいにくポーラ巡回展です。
すでに幾度かポーラは箱根でお世話になってしまっているし・・。

というわけで、bunkamuraホール日曜公演
間際でチケットを取り、
上記の演奏を聴く事が出来ました。

フェドセーエフ氏がぐぅわっと両手を広げる
あのインパクトの強いちょーかっこいいパンフを
見たときから、
聴いてみたいな♪と思っていた演奏会でしたが、
チケット取るまでしてなかった。
『歓びを歌にのせて』を観なかったら、
こちらもきっと聴きそびれていたことでしょう。

演奏会に行くまでの経緯を語りたくて
ちっとも本日ブログタイトルに本文が追いつかないままに、
こんな時間。明日もきっと、新聞が読めないでしょう。
この演奏会も映画も語りたいことがたくさんあるのに。

まつげパーマ

2006-01-21 01:41:16 | ぼぉっとしたり
をかけたのがほぼ一月前。日々のビューラー手間が省けて楽ちん快適♪
ついでに眉も、とアートメイクをしたのが二日前。
左右が違う長年の悩みも、すんなり解消されて、
さすがに仕事の時は別だけど、お化粧しないで出歩けて楽ちん快適♪
お化粧するときも、メイクの手間が天地ほど違う。
びっくりだなにゃ~。

どうにも朝が

2006-01-21 01:19:53 | ぼぉっとしたり
起きにくい。この時間にブログ投稿してたら当たり前かも。もさて置き、体調のせいかと思っていたら、あなたもあなたも布団から出れないよ~!という声を聞き、寒さのせいかと安心した。朝、一時間ほど新聞を読む時間をとりたい。これが今の理想とする生活。TVはまず見ないのは、もう長期に渡る習慣だから仕方ないにしても、新聞も平気で読まずに過ごしてしまう。でも昨日、仕事中に久しぶりに新聞を読んだらこれがまた面白い事この上ない。精神鑑定は必要である。でも、無力である。

おら学校さ行きて~愛の亡霊~

2006-01-14 03:22:30 | みる
『愛のコリーダ』に引き続きGYAOで『愛の亡霊』を観た。

『愛のコリーダ-2000-』を観ながら、薄ぼんやりと”教育、特に学校教育が(特に)女にもたらす、或いはもたらしたもの”って・・とこの映画、ここに描かれている阿部定を観ていて思い浮かんでしまった。というか、阿部定が学校教育を受けていたらどんな定になっんだろう、と思ってしまう。瀬戸内寂聴氏が阿部定を非常に頭の良い女性、とどこかで記されていたのが印象強いもので。続いて、『愛の亡霊』を観ると、奉公に出された娘が「おら、学校さ行きて・・」と父親に言うてるじゃないか。ありゃりゃ。女が教育受けると碌なごどね、という常識が色濃い時代のお話は興味深い。

イツァーク・パールマン

2006-01-14 02:24:17 | きく
2006.1.11(水)

19:00開演

サントリーホール

モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第40番

フォーレ:ヴァイオリンソナタ第1番

ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのソナチネ

そして、ステージ上で選曲しながらの演奏↓6曲(すべてクライスラー編曲or作曲)




この演奏会のわたしにとっての白眉はフォーレのヴァイオリンソナタ1でした。
といっても、この日まで曲名を知らなかった。
”Paris La Belle Epoque”がYO-YO MAのCDの中でもかなり好きなので繰り返し聴いていたけど、何しろ曲名もちゃんんとチェックしていなくて、旋律だけが染みこんでいた。
この日の演奏もそう、ブルブルッと直接、身体に響く音。
ピアノもわたしの好きな音でした。
あの美輪明宏氏が「女性のピアニストはきらい、がさつに叩きつけるような音を出すから。それに比して、男性のピアノの繊細なこと」というような発言をどこかでされていましたが、その点からすると、この日のピアニスト(パンフレットが売り切れで入手できずお名前がわからない)はとても男性的です。


牡蠣は牡だけなの?

2006-01-10 01:09:41 | たべる


殻むきをしましたが、面白いけど数をこなすのはなかなかたいへん。



そこに牡蠣ナイフを差し入れると貝が開き易いという
殻むきポイントがあるのですが、そのポイント見極めが、
難しい。経験と勘なのでしょうか。それとも、ほんとは目印があるのかしら。


ところで、
牡蠣は動かないから牡牝必要なくて「牡」だけ、
だから”牡”蠣と名付けられるそうですが、ホンマでしょうか。

レイフ・セゲルスタム

2006-01-08 03:35:45 | きく
1月7日(土) 18:00開演


東京芸術劇場

読売日本交響楽団

ムソルグスキー(ラベル編曲)
展覧会の絵

ドヴォルザーク
交響曲第9番ホ短調〈新世界から〉

アンコール曲
スラブ舞曲10

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9番が大好きです。
お気に入りのCDはノイマン指揮のチェコ・フィルハーモニー演奏のもので
1000円です。聴いてびっくりのお買い得♪だと思います。
展覧会の絵は特に好きでもないです。
両曲ともライブで聴くのは初めてですが、
9番へのわたしの期待は、年明けと共に前のめり急傾斜で高まる一方でした。
でも、不思議です。今日の演奏会では、展覧会の絵はエキサイティングで、
とても良い感じ。9番の方は、わたしの期待が先走りすぎてしまったみたい。
どんなにポピュラーなものでも新しい発見がある、
ライブの魅力。

で、指揮者のセゲルスタム氏は大きな大きなお腹をした
大きなサンタクロース(季節はずれ!ですが)
のようで、まず、その容姿・容貌でわたしは虜♪になりました。
後ろの席からも年配男性の声で「どうして?あんなにかっこいいんだ?!」と聞こえます。指揮のことはわたしにはわかりませんがただならぬ気配を感じます。非常に細やかな音とところどころ白髭パパのタクト一振りでオーケストラからうねるような渦巻くような音が出ることがあり、その振幅も、良い。


この一週間

『風と共に去りぬ』(テアトル銀座)
『ニュ・ーシネマパラダイス』(シネスイッチ)
『シルヴィ・ギエム-美と神秘のプリマ-』(DVD)
『愛のコリーダ2000』(GYAO)